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日立のクラウド Hitachi Cloud

 

新たな社会環境「ニューノーマル」の訪れ クラウドサービスが支える未来

ただ密を避けて、新型コロナウイルスのパンデミックを防いでいるだけでは、企業は成長を望めません。訪れるニューノーマルの時代を企業にとって、そして社会にとってよりよいものにするためには、今、何に取り組むべきなのでしょうか。

第3回 見えてきた、ニューノーマルへ向けてやるべきこと

1.前倒しで実現されつつあるデジタルトランスフォーメーション(DX)

コロナ禍の現在、ビジネスを在宅で滞りなく行えるよう多くの企業が取り組んでいるのが、オンライン・ファーストへのパラダイムシフトです。すなわちオンライン営業やオンライン会議、オンライン申請などクラウドサービスを活用して、業務の対面型から非対面型へのアップデートを進めています。

場所と時間の制約からの業務の解放は、生産性の向上をもたらします。日立の従業員に対して行った調査でも、在宅勤務で業務効率が上がったと答える従業員が多数を占めました。

考えてみれば、これはめざすデジタルトランスフォーメーション(DX)を前倒しで実現しつつあると言えるのではないでしょうか。オンライン・ファーストの歩みはDXにつながり、企業にニューノーマルにおける成長をもたらすと考えられます。

2.DXがもたらす豊かなニューノーマル

オンライン・ファーストの進展は、システム間のデータ連携による付加価値の高いサービスの実現に向かいます。それはまさにDXと言えるでしょう。

例えば、製造機器の障害予兆を管理者に知らせる、顧客への次の打ち手を営業担当者にアドバイスする。あるいは、患者に対して病気の早期発見を行う、災害時の社会インフラのリスクを診断する、など、製造、流通、金融、医療、公共などの各分野でDXが進むことによって企業の成長はもちろん、さまざまな社会課題が解決され、私たちのQoL* の向上につながっていくでしょう。ニューノーマルを豊かにするのは、DXの進展かもしれません。

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Quality of Life (生活の質)

3.進むハイブリッドクラウド環境の構築

今、DXをめざす企業において、既存の業務システムをクラウドへ移行し、柔軟なデータ連携を実現しようという動きが顕著です。その時ITインフラは、クラウドとオンプレミスが混在するハイブリッドクラウドになりますが、その構築は簡単ではないようです。

DXを支える確かなハイブリッドクラウドを実現するポイントは大きく2つあると考えています。まず、既存システムのスムーズなクラウド移行と、そして、複雑なハイブリッドクラウドの効率的な運用管理です。

ポイント1:既存システムのスムーズなクラウド移行

イメージ:ポイント1

オンライン・ファーストがある程度進んだ企業にとって次のステップは、既存の業務システムのクラウド移行です。クラウド化により既存のデータ資産を場所の制約なく活用できるようになり、テレワークでこなせる業務の幅がさらに広がります。

その実現に向けて大切なのが、移行前の綿密なグランドデザインの策定です。クラウドサービスの俊敏性を生かしながら可用性やセキュリティ要件を満たすようにグランドデザインを描くことによって、移行はスムーズに進みます。日立ではクラウドの豊富な実装・運用経験に基づいて、運用まで見据えたきめ細かなアセスメントを実施し、既存システムの円滑なクラウド移行をサポートしています。ミッションクリティカルな要件に応える日立のパブリッククラウドサービスも適用しながら、短期間での確かな移行をお手伝いしています。

ポイント2:複雑なハイブリッドクラウドの効率的な運用管理

イメージ:ポイント2

もうひとつのポイントは、既存システムと先進のデジタルソリューションとのデータ連携による新サービスの創出です。

その時、管理者は、複数のパブリッククラウドやオンプレミスからなる複雑なハイブリッドクラウド環境において複数システムを同時に運用することを求められ、管理の難しさが格段に上がります。

日立では、ハイブリッドクラウド環境を、あたかもひとつのクラウドのように一元監視、操作できるサービスを提供しています。また、Amazon Web ServicesやMicrosoft® Azure® など各パブリッククラウドサービスと強力なパートナーシップを結び、その確かな知見を生かし、お客さまのハイブリッドクラウド環境の高品質な運用も行っています。

4.新サービスの創出へ

日立はお客さまのDXを加速させるために、移行から構築・運用まで一貫したサポートでクラウド環境を支えるのはもちろん、デジタルイノベーションを加速するLumadaにより、クラウド環境に実装するデジタルソリューションの実現もお手伝いします。

お客さまの課題を分析し、それに基づきLumadaが持つ豊富なユースケースやノウハウを活用して新しい価値を生み出すデジタルソリューションを迅速に実現します。

日立は、先進のデジタルソリューションと確かなクラウド技術で、お客さまに寄り添ってクラウド化を継続的に支援していくためにクラウドジャーニーを描き、お客さまの成長を、そしてニューノーマルの時代の豊かな社会を支えてまいります。

本コラムは今回で最終回となります。最後までお読みくださいまして、誠にありがとうございました。 また、「HITACHI Social Innovation Forum 2020 TOKYO ONLINE」では、「クラウドジャーニーを攻略!3つのカギで導くDXの成功」と題しましたオンラインセミナーを開催したします。ぜひ、ご参加いただけますよう、お願い申し上げます。

2020年10月現在

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