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概要

RHEL8環境でInboxドライバを使用している場合に、未サポートのSPHを適用するとQLogic製ファイバーチャネルホストバスアダプター(SN1610Q)が認識不能になります。

重要度

重要

発生頻度

現象および影響範囲

QLogic製ファイバーチャネルホストバスアダプター(SN1610Q)について、RHEL8環境でInboxドライバを使用している場合に、未サポートのSPHを適用するとファイバーチャネルホストバスアダプターが認識不能になります。もし未サポートのSPHを適用してファイバーチャネルホストバスアダプターが認識不能になった場合は、アダプター交換(有償)となります。

例としてQLogic製ファイバーチャネルホストバスアダプター(SN1610Q)のRHEL8.1はSPH6.30以降でサポートしていますが、未サポートのSPH6.10を適用した場合、ファイバーチャネルホストバスアダプターが認識不能になります。SPH6.10は適用しないでください。

回避策

回避策はありません。
SPHのReadmeに記載しているサポートOSとサポートデバイス(SPH収録コンテンツ)を確認のうえ適用してください。

対策方法

対策方法はありません。
アダプター交換(有償)が必要になります。

対象製品

対象製品名 SN1610Q 32Gb 1port ファイバーチャネルホストバスアダプター(TQ-xxx-R2E08A)
SN1610Q 32Gb 2port ファイバーチャネルホストバスアダプター(TQ-xxx-R2E09A)
※「xxx」はお客さまのご購入製品により相違します。
対象装置 HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

発生条件

RHEL8環境でInboxドライバを使用している場合に、未サポートのSPHを適用すると発生します。

対象バージョン

Service Pack for HA8000V (SPH) Ver. 6.10以降

対象OS

Red Hat Enterprise Linux 8

更新情報

2021年1月29日(公開)

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文書番号

CRI-2021-0001