インテルプラットフォームの情報漏えい等に関する脆弱性が公表されました。この脆弱性の対策方法を以下に示します。
重要
これらの脆弱性により情報漏えい等を受ける可能性があります。詳細は下記CVEおよびIntel-SAを参照してください。
●対象装置
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10 for Nutanix
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10 for Nutanix
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10
CVE | Intel-SA | 影響を受けるFirmware | 対策版Firmware |
---|---|---|---|
CVE-2020-0548 CVE-2020-0549 |
Intel-SA-00329 | BIOSバージョン2.22以前 | BIOSバージョン2.30以降 |
●対象装置
HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/ML30 Gen10
CVE | Intel-SA | 影響を受けるFirmware | 対策版Firmware |
---|---|---|---|
CVE-2020-0548 CVE-2020-0549 |
Intel-SA-00329 | BIOSバージョン2.14以前 | BIOSバージョン2.16以降 |
NOTE: 上記のリンクのいずれかをクリックすると、Hitachi, Ltd.以外のWebサイトが表示されます。Hitachiは、Hitachi外部のWebサイトの情報を管理しておらず、また、それらに関する責任も負いません。
上記CVEおよびIntel-SAを参照してください。
対象のFirmwareを対策版Firmware以降のバージョンにアップデートしてください。対策版Firmwareは次の日立Webページよりダウンロードしてください。
アップデートは、オンライン(Windows/Linuxの場合)もしくはオフラインで可能です。なお、オンラインでアップデートした場合、サーバの再起動が必要となります。
作業時間は1台あたりオンライン:約10分 オフライン:約20分となります。(当該ファームウェアのみ更新された場合)
現象および影響範囲を参照してください。
CVEおよびIntel-SAを参照してください。
現象および影響範囲を参照ください。
OS依存はありません。
2021年2月17日(更新) :対象装置の追加
2020年7月31日(公開)
CRI-2020-0010