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[アドバイザリ]
BIOS 2.76を実行しているサーバーでインテルTXTを有効にするとPOST停止することがある事象について

概要

BIOS 2.76を実行しているサーバーでインテルTXTを有効にすると起動中にブラックスクリーンでPOSTが停止し、システムが再起動を繰り返すことがあります。

発生頻度

低

現象および影響範囲

BIOS 2.76を実行しているサーバーでインテルTXTを有効にすると起動中にブラックスクリーンでPOSTが停止し、システムが再起動を繰り返すことがあります。

回避策

回避策はありません。

対策方法

BIOSをバージョン2.78以降にアップデートしてください。
最新のBIOSは次の日立Webページよりダウンロードしてください。

  • HA8000Vダウンロードサイト

アップデートは、オンライン(Windows/Linuxの場合)もしくはオフラインで可能です。
なお、オンラインでアップデートした場合、サーバーの再起動が必要となります。
作業時間は1台あたりオンライン:約10分 オフライン:約20分となります。(当該ファームウェアのみ更新された場合)

対象製品

対象装置 HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

発生条件

インテルTXT機能を有効に設定した場合(出荷時デフォルトは無効です)

対象バージョン

BIOS 2.76

対象OS

OS依存なし

更新情報

2023年4月27日(公開)

*
本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2023-0017