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概要

Windows Server 2019/2016環境において、QL41401-A2G Adapterのドライババージョン8.58.20.0を使用していると、パフォーマンスモニター(PerfMon)のユーザー定義のデータコレクターセットで統計情報が収集されません。

発生頻度

現象および影響範囲

Windows Server 2019/2016環境において、QL41401-A2G Adapterのドライババージョン8.58.20.0を使用していると、パフォーマンスモニター(PerfMon)のユーザー定義のデータコレクターセットで統計情報が収集されず、表示できません。

この問題は、統計データの収集を処理するドライバのコードエラーが原因で発生します。

回避策

回避策はありません。

対策方法

対策版ドライバにアップデートしてください。
次の日立Webページから対策版ドライバを収録したSPHをダウンロードしてください。
対策版ドライバを収録したSPHをダウンロードの上、SPHのReadmeを参照し対策版ドライバを適用してください。

Windows Server - qendaドライババージョン
 Windows Server 2019:8.70.9.0 (SPH6.70収録バージョン) 以降
 Windows Server 2016:対策版ドライバの提供予定はありません。

注意事項:
・対策版ドライバにアップデートする場合は、ファームウェアも併せてアップデートしてご使用ください。
ファームウェアバージョン:8.59.05 (SPH6.70収録バージョン) 以降

対象製品

対象製品名 Ethernet 10Gb 2-port BASE-T QL41401-A2G Adapter (TQ-xxx-867707-B21)
※旧品名 Ethernet 10Gb 2ポート 521T ネットワークアダプター
「xxx」はお客さまのご購入製品により相違します。
対象装置 HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML30 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

発生条件

対象バージョンのドライバを使用している場合に、本現象が発生します。

対象バージョン

Windows Server - qendaドライババージョン
 Windows Server 2019:8.58.20.0 (SPH6.60収録バージョン)
 Windows Server 2016:8.58.20.0 (SPH6.60収録バージョン)

対象OS

Microsoft® Windows Server® 2019
Microsoft® Windows Server® 2016

更新情報

2022年12月23日(公開)

*
本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2022-0147