Hitachi

概要

HA8000V/DL360, DL380 Gen10において、Trusted Platform Module(TPM)を搭載している場合、起動時のPower-On Self-Test(POST)中に停止することがあります。

発生頻度

現象および影響範囲

システムBIOSバージョン 2.56 / 2.58を使用するHA8000V/DL360, DL380 Gen10において、Trusted Platform Module(TPM)を搭載している場合、起動時のPower-On Self-Test(POST)中に停止することがあります。
本事象は、ファームウェアバージョン X4/1.1605.0 のEthernet 1Gb 4-port 331FLR Adapter を搭載している場合のみ発生することがあります。

回避策

回避策はありません。

対策方法

システムBIOSをバージョン2.60以降にアップデートしてください。
最新のBIOSは、次のHA8000Vダウンロードサイトのドライバ・ファームウェア・ユーティリティよりダウンロードしてください。

BIOSのアップデートは、オンライン(Windows/Linuxの場合)もしくはオフラインで可能です。オンラインでアップデートした場合、サーバの再起動が必要となります。
作業時間は、1台あたり、オンライン 約10分、オフライン 約20分となります。(当該ファームウェアのみ更新した場合)

対象製品

対象装置 HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10

発生条件

Trusted Platform Module(TPM)、および、ファームウェアバージョン X4/1.1605.0 のEthernet 1Gb 4-port 331FLR Adapter を搭載している場合

対象バージョン

システムBIOSバージョン 2.56 / 2.58

対象OS

OS依存はありません。

更新情報

2022年7月29日(公開)

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文書番号

ADV-2022-0096