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概要

Windows Server 上で稼働しているAgentless Management Service(AMS)のバージョンによって、チップセットドライバやネットワークアダプタードライバがiLO Webで表示されない場合があります。

発生頻度

現象および影響範囲

Windows Server 上で稼働しているAgentless Management Service (AMS)のバージョンによって、「ファームウェア&OSソフトウェア」−「ソフトウェア」のWeb画面からチップセットドライバ/ネットワークアダプタードライバがiLO Webで表示されない場合があります。
また、HA8000Vハードウェア安定稼働支援サービスで使用する構成情報ログツールは、iLOから表示される情報を収集しドライババージョンチェックを行っているため、本事象により推奨バージョンの表示ができない場合があります。

  1. Agentless Management Service バージョン 2.50.x
    対象ソフトウェア名:
    1. Identifiers for Intel Xeon Scalable Processors (xxxxxx Generation) for Windows
      注:xxxxxxは、First / Second /Thirdが表示されます。
    2. Matrox G200eH3 Video Controller driver
  2. Agentless Management Service バージョン 2.51.0
    対象ソフトウェア名:
    1. Mellanox CX5 and CX6DX Driver for Microsoft Windows Server 2022
    2. HPE Mellanox CX4LX and CX5 Driver for Microsoft Windows Server 2022
    3. Matrox G200eH3 Video Controller driver

      画像イメージ

回避策

OS上からドライババージョンを確認してください。

対策方法

対策方法はありません。

対象製品

対象装置 HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML30 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10
HA8000V/DL20 Gen10 Plus
HA8000V/DL360 Gen10 Plus
HA8000V/DL380 Gen10 Plus
HA8000V/ML30 Gen10 Plus

発生条件

対象バージョンのAgentless Management Serviceを使用している場合に発生する場合があります。

対象バージョン

Agentless Management Service バージョン :2.50.0
Agentless Management Service バージョン :2.51.0

対象OS

Microsoft® Windows Server® 2022
Microsoft® Windows Server® 2019
Microsoft® Windows Server® 2016

更新情報

2022年7月29日(更新):対象装置にDL20/ML30 Gen10 Plusを追加。
2022年7月1日(公開)

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本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2022-0078