Hitachi

概要

HA8000V Gen10/Gen10 Plusサーバー、RV3000A1サーバーでは、PCIサービスAER/DPCがシステムファームウェアによって制御されるため、Linuxカーネルブートパラメーター「pcie_ports」を設定すると、予期しないシステム動作が発生する場合があります。

発生頻度

現象および影響範囲

HA8000V Gen10/Gen10 Plusサーバー、RV3000A1サーバーのLinux環境にてカーネルブートパラメーター「pcie_ports」を設定すると、予期しないシステム動作が発生する場合があります。例えば、「pcie_ports=native」が設定されている場合、予期しないPCIeエラー処理が発生する場合があります。また、修正不可能なPCIeエラーがIntegrated Management Log (IML) ログに記録されない場合もあります。

回避策

Linuxカーネルブートパラメーター「pcie_ports」は設定しないでください。

対策方法

対策方法はありません。

対象製品

対象装置 HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10 Plus
HA8000V/DL380 Gen10 Plus
RV3000 A1

発生条件

Linux環境にてカーネルブートパラメーター「pcie_ports」を設定した場合、本現象が発生します。

対象バージョン

バージョン依存はありません。

対象OS

Red Hat Enterprise Linux Server 7 (64-bit x86_64)
Red Hat Enterprise Linux Server 8 (64-bit x86_64)

更新情報

2022年5月27日(公開)

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文書番号

ADV-2022-0067