Hitachi

概要

Intelligent Provisioning (IP) 3.60 (またはそれ以前)を使用してMicrosoft Windows Server 2019をGen10/Gen10 Plusサーバにインストールする場合U.3 NVMe SSDが接続され、バックプレーンがマザーボードに直接接続されていると、インストール時間が長くなります。

発生頻度

現象および影響範囲

  • NVMe SSDが8台の場合、WinPEでの準備を完了してOSのインストールを続行するのに10分掛かります。
  • 16台のNVMe SSDが搭載されている場合、40分掛かります。
  • 24台のNVMe SSDが搭載されている場合、85分掛かります。

回避策

インストールに関係のないNVMe SSDを取り外してMicrosoft Windows Server 2019をインストールしてください。

対策方法

IPを3.62(またはそれ以降)にアップグレードしてください。

対象製品

対象装置 HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10
HA8000V/DL20 Gen10 Plus
HA8000V/DL360 Gen10 Plus
HA8000V/DL380 Gen10 Plus

発生条件

IP 3.60 (またはそれ以前)とU.3 NVMe SSDとMicrosoft Windows Server 2019の組み合わせで発生します。

対象バージョン

IP 3.60 (またはそれ以前)

対象OS

Microsoft Windows Server 2019

更新情報

2022年7月29日 (更新) 対象装置にDL20 Gen10 Plusを追加
2021年9月3日 (公開)

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文書番号

ADV-2021-0078