概要
HA8000V Gen10サーバ(BIOS Ver.2.50以降)において、Persistent Memoryを搭載時にBIOS POST時に「Upgrade the firmware to version 1.2.0.5446 or later」のメッセージが記録されます。この現象の対策方法を以下に示します。
発生頻度
高
現象および影響範囲
HA8000V Gen10サーバ(BIOS Ver.2.50以降)において、Persistent MemoryファームウェアVer 1.2.0.5435 以前を使用時にBIOS POST時に「Upgrade the firmware to version 1.2.0.5446 or later」のメッセージが記録されます。この現象の対策方法を以下に示します。
【BIOS POST時に表示されるメッセージ例】
回避策
回避策はありません。
対策方法
Persistent MemoryのファームウェアをVer. 1.2.0.5446以降にアップデートしてください。
日立Webページに上記対策版のPersistent Memoryのファームウェアを掲載しています。ダウンロードの上、適用してください。
アップデートは、オンラインで可能です。
なお、オンラインでアップデートした場合、サーバの再起動が必要となります。作業時間は1台あたりオンライン：約10分となります。
対象製品
| 対象製品名 |
Persistent Memory Intel Optane 128GB PMem 100 for HPE (TQ-MN*-835804-B21) Intel Optane 256GB PMem 100 for HPE (TQ-MN*-835807-B21) Intel Optane 512GB PMem 100 for HPE (TQ-MN*-835810-B21) ※ 「***」はお客さまのご購入製品により相違します。 |
|---|---|
| 対象装置 |
HA8000V/DL360 Gen10 HA8000V/DL380 Gen10 HA8000V/DL580 Gen10 |
発生条件
特定の条件はありません。
対象バージョン
BIOSバージョン 2.50以降
Persistent Memory ファームウェアバージョン 1.2.0.5435以前
対象OS
OS依存はありません。
更新情報
2021年9月3日 (公開)
- *
- 本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。
文書番号
ADV-2021-0077