Hitachi

概要

RHEL8/7環境においてi40eドライババージョン2.13.10を使用している場合ネットワーク高負荷時にカーネルが不安定になる場合があります。

発生頻度

現象および影響範囲

RHEL8/7環境において、i40eドライバのバージョン2.13.10を使用している場合、ネットワーク高負荷時にカーネルが不安定になる場合があります。

詳細については、次のインテル社サイトの資料を参照してください。

NOTE: 上記のリンクをクリックすると、Hitachi, Ltd.以外のWebサイトが表示されます。Hitachiは、Hitachi外部のWebサイトの情報を管理しておらず、また、それらに関する責任も負いません。

回避策

回避策はありません。

対策方法

対策版ドライバ以降のバージョンにアップデートしてください。
次の日立Webページから対策版ドライバを収録したSPH/SPRをダウンロードしてください。
対策版ドライバを収録したSPH/SPRをダウンロードの上、SPH/SPRのReadmeを参照し対策版ドライバを適用してください。

i40eドライババージョン : 2.14.13 (SPH6.50/SPR3.50収録バージョン) 以降

対象製品

対象製品名 Ethernet 10Gb 2-port FLR-SFP+ X710-DA2 Adapter (TQ-xxx-727054-B21 / TJxxxx-727054-B21)
※旧品名 Ethernet 10Gb 2ポート 562FLR-SFP+ ネットワークアダプター
Ethernet 10Gb 2-port SFP+ X710-DA2 Adapter (TQ-xxx-727055-B21 / TJxxxx-727055-B21)
※旧品名 Ethernet 10Gb 2ポート 562SFP+ ネットワークアダプター
HA8000V/ML350 Gen10 オンボードLAN (Ethernet 1Gb 4ポート 369i ネットワークアダプター)
INT X710 10Gb 2p SFP+ Adptr (TQ-xxx-P28787-B21)
INT X710 10GbE 2p SFP+ OCP3 Adptr (TQ-xxx-P28778-B21)

iLO Webインターフェイス画面で表示されるネットワークアダプターの名称が上記と異なる場合があります。詳細はADV-2022-0112を参照ください。
※「xxx」はお客さまのご購入製品により相違します。
対象装置 RV3000 A1
HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML30 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10 Plus
HA8000V/DL380 Gen10 Plus

発生条件

ネットワークに高負荷がかかった際に、本現象が発生します。

対象バージョン

i40eドライババージョン:2.13.10 (SPH6.40/SPR3.40収録バージョン)

対象OS

Red Hat Enterprise Linux Server 8.2(64-bit x86_64)
Red Hat Enterprise Linux Server 7.9(64-bit x86_64)
Red Hat Enterprise Linux Server 7.8(64-bit x86_64)

関連するアドバイザリ

ADV-2022-0112:iLOやシステムユーティリティにおいて表示されるネットワークアダプターの名称が異なる現象について

更新情報

2022年3月4日(更新):対象装置にRV3000 A1を追加
2021年9月3日(更新):対象製品にINT X710 Adptrを追加、対象装置にDL360/DL380 Gen10 Plusを追加
2021年7月30日 (公開)

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本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2021-0072