Hitachi

概要

Intel製ネットワークアダプターのリンク速度の設定をRBSUから変更しても再起動後にデフォルトに戻ります。

発生頻度

現象および影響範囲

Intel製ネットワークアダプターについて、BIOS/プラットフォーム構成(RBSU)からリンク速度の設定を変更しても、再起動を行うとデフォルトのオート・ネゴシエーション設定に戻り、ネットワークアダプターのファームウェアに設定が保持されることはありません。これはネットワークアダプターの仕様です。
RBSUからリンク速度の設定を変更した場合、OSが起動するまでの間だけ設定したリンク速度で動作します。OS起動後の動作には反映されません。

回避策

ネットワークアダプターのリンク速度を変更する場合は、OS上で設定変更を行ってください。

対策方法

対策方法はありません。

対象製品

対象製品名 Ethernet 10Gb 2-port FLR-T X550-AT2 Adapter (TQ-xxx-817745-B21 / TJxxxx-817745-B21)
※旧品名 Ethernet 10Gb 2ポート 562FLR-T ネットワークアダプター
Ethernet 10Gb 2-port BASE-T X550-AT2 Adapter (TQ-xxx-817738-B21 / TJxxxx-817738-B21 / TDxxxx-817738-B21)
※旧品名 Ethernet 10Gb 2ポート 562Tネットワークアダプター
※「xxx」はお客さまのご購入製品により相違します。
対象装置 RV3000 A1
RV3000 A2
HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10 for Nutanix
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10 for Nutanix
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML30 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

発生条件

再起動を行った際に本現象が発生します。

対象バージョン

バージョン依存はありません。

対象OS

OS依存はありません。

更新情報

2021年5月28日(更新):対象装置にRV3000 A2, Nutanixを追加
2021年4月23日(公開)

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文書番号

ADV-2021-0032