システム装置の起動時に行われる初期診断(POST)中に、ごく稀に、リアルタイムクロックへ誤った値が設定されることがあります。この現象の対策方法を以下に示します。
低
「対象バージョン」欄に記載のBIOSを使用するシステム装置において、起動時に行われる初期診断(POST)中に、ごく稀に、リアルタイムクロックへ誤った日時が設定されることがあります。この事象の多くは、「年」のフィールドで発生します。
回避策はありません。
最新のSystem ROM(BIOS)は次の日立Webページよりダウンロードしてください。
アップデートは、オンライン(Windows/Linuxの場合)もしくはオフラインで可能です。
なお、オンラインでアップデートした場合、サーバの再起動が必要となります。
作業時間は1台あたりオンライン:約10分 オフライン:約20分となります。(当該ファームウェアのみ更新された場合)
対象装置 |
HA8000V/DL20 Gen10 HA8000V/DL360 Gen10 HA8000V/DL360 Gen10 for Nutanix HA8000V/DL380 Gen10 HA8000V/DL380 Gen10 for Nutanix HA8000V/DL580 Gen10 HA8000V/ML30 Gen10 HA8000V/ML350 Gen10 |
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POST時
DL360/DL380/DL580/ML350の場合
System ROM(BIOS)バージョン 2.42未満
DL20/ML30の場合System ROM(BIOS)バージョン 2.30未満
OS依存はありません
2022年1月28日(更新):対象バージョンを追加しました。
2021年12月24日(更新):DL20/ML30の対策バージョンを追加しました。
2021年11月26日(更新):対象製品にNutanixモデルを追加しました。
2021年3月26日(公開)
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