Hitachi

概要

iSUT (Integrated Smart Update Tool)を自動モードに設定していると、システム再起動後にSUM (Smart Update Manager)を使用したファームウェアとソフトウェアの更新が正常に完了しなくなる場合があります。

発生頻度

現象および影響範囲

iSUTを自動モードに設定していると、システム再起動後にiSUTが使用するVMware ESXi CLI OSコマンドが失敗し、その結果SUMを使用したファームウェアとソフトウェアの更新が正常に完了しなくなる場合があります。

なお、更新作業時以外はiSUTサービスの稼働は不要ですので、作業終了後はOnDemandモードに設定することを推奨します。

回避策

ESXi CLIで「sut -set mode=OnDemand」を実行し一旦OnDemandモードに変更したのちに、再度自動モードに設定してください。これにより、iSUTサービスを再起動できます。

対策方法

対策方法はありません。
追加情報が提供可能になった場合に更新いたします。

対象製品

対象製品名 Integrated Smart Update Tools 2.7.0 for ESXi
対象装置 HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML30 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

発生条件

iSUTを自動モード(AutoStage/AutoDeploy/AutoDeployReboot)に設定し、システムを再起動すると発生します。

対象バージョン

iSUT バージョン 2.7.0

対象OS

VMware ESXi 6.5
VMware ESXi 6.5 Update 1
VMware ESXi 6.5 Update 2
VMware ESXi 6.5 Update 3
VMware ESXi 6.7
VMware ESXi 6.7 Update 1
VMware ESXi 6.7 Update 2
VMware ESXi 6.7 Update 3
VMware ESXi 7.0
VMware ESXi 7.0 Update 1

更新情報

2021年2月26日(公開)

*
本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2021-0013