QLogic製ファイバーチャネルホストバスアダプターとLTOライブラリを直結接続する場合はファイバーチャネルホストバスアダプターの設定変更を推奨します。
低
QLogic製ファイバーチャネルホストバスアダプターとLTOライブラリ間の直結接続時にLTOライブラリとのリンクが切れ、リセットが発生することによりバックアップが失敗する事例が報告されています。
事例はRHEL環境で発生しており、その他のOSでは発生事例は報告されていません。
現象が発生した場合、以下のようなログメッセージが表示されます。(例:RHEL環境)
[4775.475941] st x:x:x:x: [stX] Error e0000 (driver bt 0x0, host bt 0xe).
:
[4775.484736] st x:x:x:x: [stX] Add. Sense: Power on, reset, or bus device reset occurred
ファイバーチャネルホストバスアダプターの設定を変更することにより、本現象が発生しなくなることを確認しています。
回避策はありません。
System Utility画面から、LTOライブラリと接続するQLogic製ファイバーチャネルホストバスアダプターの該当ポートの設定を以下の通り変更してください。
対象製品名 |
SN1100Q 16Gb 1port ファイバーチャネル ホスト バスアダプタ(TQ-xxx-P9D93A) SN1100Q 16Gb 2port ファイバーチャネル ホスト バスアダプタ(TQ-xxx-P9D94A) ※「xxx」はお客さまのご購入製品により相違します。 |
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対象装置 |
HA8000V/DL20 Gen10 HA8000V/DL360 Gen10 HA8000V/DL380 Gen10 HA8000V/DL580 Gen10 HA8000V/ML350 Gen10 HA8000V/DL20 Gen10 Plus HA8000V/DL360 Gen10 Plus HA8000V/DL380 Gen10 Plus |
下記を全て満たす場合に、現象が発生する場合があります。
バージョン依存はありません。
OS依存はありません。
2022年7月29日(更新):対象装置にDL20 Gen10 Plusを追加
2022年1月28日(更新):対象装置にDL360/DL380 Gen10 Plusを追加
2021年1月29日(公開):
ADV-2021-0003