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概要

VMware ESXiにAMSバージョン11.5.0をインストールしている環境において顕著なI/Oスパイクが5分ごとに観測されることがあります。この現象の対策方法を以下に示します。

発生頻度

現象および影響範囲

VMware ESXiにAMSバージョン11.5.0をインストールしている環境において顕著なI/Oスパイクが5分ごとに観測されることがあります。これは論理ディスク使用状況をログするため、AMSがデータストアにアクセスするために発生します。

回避策

回避策はありません。

対策方法

Agentless Management Serviceを下記の対策バージョン以降にアップデートしてください。Agentless Management ServiceはHPE ESXiオフラインバンドルfor VMware vSphereまたはSPHに収録されています。

OS 対策Agentless Management Service
バージョン
収録HPE ESXiオフラインバンドル
for VMware vSphereバージョン
収録SPHバージョン
VMware ESXi 6.5 11.7.1 3.7.1 SPH 6.40 31
VMware ESXi 6.7 11.7.2 3.7.2
11.7.1
(SPHから適用をお願いします)
SPH 6.40 31
VMware ESXi 7.0 11.7.1
(SPHから適用をお願いします)
SPH 6.40 31

最新のHPE ESXiオフラインバンドルfor VMware vSphereまたはSPHは次の日立Webページよりダウンロードしてください。

アップデート後は、ESXiホストの再起動が必要となります。
作業時間は1台あたり:約10分となります。

対象製品

対象装置 HA8000V/DL360 Gen10 for Nutanix
HA8000V/DL380 Gen10 for Nutanix

発生条件

特定の発生条件はありません。

対象バージョン

Agentless Management Serviceバージョン11.5.0

対象OS

VMware ESXi 6.5
VMware ESXi 6.7
VMware ESXi 7.0

更新情報

2021年11月26日(公開)

*
本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2020-0086b