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概要

iLO5のアップデート時にMCTPの設定がデフォルトに戻ることがあります。この現象の対策方法を以下に示します。

発生頻度

現象および影響範囲

iLO5のアップデート時に下記のiLO Web UI システム情報-デバイスインベントリ-検出設定のMCTPの設定がデフォルトに戻ることがあります。この現象はiLO5のアップデート時にのみ発生します。

  • MCTP検出の設定
  • 各PCI-E SlotのMCTP設定

回避策

回避策はありません。

対策方法

iLO5のアップデート前に設定を確認していただき、アップデート後に必要に応じて再設定を実施してください。
関連するアドバイザリの項目もご参照願います。

対象製品

対象装置 HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML30 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

発生条件

iLO5バージョン2.30未満から2.30〜2.33へのアップデート時

対象バージョン

iLO5バージョン2.30(アップデート時)
iLO5バージョン2.31(アップデート時)
iLO5バージョン2.33(アップデート時)

対象OS

OS依存はありません

関連するアドバイザリ

ADV-2020-0046:QLogic製ファイバーチャネルホストバスアダプターとiLO間の継続的な通信異常により、PSoDやOSハングアップが発生する現象について

更新情報

2021年1月29日(更新): 対象バージョンに2.33を追加
2020年12月11日(更新): 対象バージョンに2.31を追加
2020年11月27日(公開)

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本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2020-0082