Hitachi

概要

iLO 5 1.40以前でLinuxまたはVMwareのカーネルパニックが発生することがあります。この現象の対策方法を以下に示します。

現象および影響範囲

iLO 5 1.40以前でLinuxまたはVMwareのカーネルパニックが発生することがあります。iLO用チャネルインターフェイス (CHIF) ドライバーを使用している場合、オペレーティングシステムへの応答中にCHIFチャンネルが閉じられることがあります。 そのため、解放されたオペレーティングシステムメモリが上書きされて、ごくまれにカーネルパニックが発生することがあります。

回避策

回避策はありません。

対策方法

iLO 5ファームウェアバージョン1.43以降にアップデートしてください。最新のiLO 5ファームウェアは次の日立Webページよりダウンロードしてください。

アップデートは、オンラインもしくはオフラインで可能です。
作業時間は1台あたり約10分となります。(当該ファームウェアのみ更新された場合)

対象製品

対象装置 RV3000 A1
HA8000V/DL20 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10
HA8000V/DL360 Gen10 for Nutanix
HA8000V/DL380 Gen10
HA8000V/DL380 Gen10 for Nutanix
HA8000V/DL580 Gen10
HA8000V/ML30 Gen10
HA8000V/ML350 Gen10

発生条件

iLO 5 1.40以前でCHIFドライバーを使用するLinuxまたはVMwareを実行している場合

対象バージョン

iLO 5 1.40以前

対象OS

  • Red Hat Enterprise Linux Server(OS側のバージョン依存なし)
  • VMware ESXi(OS側のバージョン依存なし)

更新情報

2020年3月27日(公開)

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本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

文書番号

ADV-2020-0023