近年、さまざまな業種において、Webシステムを複数のOS、Webブラウザ、デバイスなどで利用できるようになり、利用環境の整備が急速に進んでいます。この変化に対応するために、複数環境でWebシステムを利用可能にすることが早急に求められています。
この課題を解決するには、複数環境に対応したWebシステムを、より短期間で効率よく開発する必要があります。
しかし、各環境による差異を考慮したシステム開発は、環境別の作業やソース管理などが複雑になりがちで、コストや作業期間の増大が懸念されます。
nexacro beyondソリューションは、Webシステムで利用される各OS、Webブラウザ、デバイスで動作するアプリケーションの開発基盤を統一し、システム開発コストの削減に寄与します。



nexacro beyondソリューションとは、ワンソースで複数環境向けのアプリケーション構築を実現するソリューションです。

![[nexacro beyondソリューションを利用したアプリケーション構築のイメージ]nexacro beyondソリューションを利用したアプリケーション構築では、アプリケーションサーバとクライアント端末の疎結合によって構築を行います。アプリケーションサーバでは、新規/既存のJavaアプリケーション(Java、REST(※1:画像の下に脚注あり、以下同様)のAPI)が利用でき、データ変換、業務処理、DBアクセスを行います。クライアント端末では、HTML5とJS(※3)を用い、画面作成、画面遷移、画面表示を行います。アプリケーションサーバとクライアント端末の間のデータのやり取りはXMLとJSON(※2)が利用できます。構築されたアプリケーションは、複数のOS(Windows、iOS、Android…)、Webブラウザ(Internet Explorer、FireFox、Google Chrome…)、デバイス(PC、タブレット端末、スマートフォン…)に対応するマルチデバイス対応で、デバイスごとに最適化された複数レイアウトをワンソースで管理できます(Multi Layout Manager STEP(画面分割))。また、スクリーンサイズ自動対応機能(Position(リサイズ))により、新機種の発売などによる画面サイズの変更、追加を自動で補正します。さらに、クライアントサイドMVC(※4)により、変更に強いアーキテクチャを実現し、デザインとロジックを分離させた疎結合アーキテクチャとデータ連携をサポートします。](/products/it/finance/solutions/platform/development/images/nexacro/nexacro_img02.png)