プロ人財視える化・育成ソリューションは、組織が必要とする人財像の定義や社員のスキルを可視化し、組織の人財の見える化とプロフェッショナル育成を支援するものです。 業績と人財育成を関連づけ、部門単位で求めるプロフェッショナル人財を定義し、現場の課題に即した育成とプロフェッショナル人財認定を実現します。
近年、世の中の潮流として、ESG投資に表れるように環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)への関心が高まっていることに加え、個人の価値観や意識が「ウェルネス」や「社会の貢献による満足感」へ変化しています。
企業・組織の課題として、近年の若年層を中心とした離職率の増加は、採用後、組織の各部門が直面する課題に対応できる「求める人財」と社員の「ありたいキャリアプラン」との間のミスマッチが原因と言われています。
これらに対応するため、プロ人財視える化・育成ソリューションは、現場の営業・エンジニアなどの職種が直面する多様な課題に対し、業績などの数値目標にとどまらず、これまでシステム上で可視化・共有されることのなかった業種を取り巻く環境や自社の経営戦略に即した人財モデルの定義やスキルの洗い出しを行います。
そして、一人一人のプロフェッショナルレベルを可視化することで、社員が自身の到達度合いの確認や、必要な教育プランの把握を可能とするフレーム・仕組みを取り入れ、部門単位が求めるプロフェッショナル人財の育成を実現します。
本ソリューションの専門コンサルタントが、企業の経営戦略を踏まえ部門の事業環境に合わせた、求められるプロフェッショナル人財の特性を整理します。そのうえで、取得すべき資格、成果・業績などの定量指標、ミッション・ビジョン・バリューなど企業が求める定性指標の指数化方法を策定します。これにより、従来属人的であった営業職などにおけるプロフェッショナル人財の育成を支援します。
社員一人ひとり個別に、現在のスキルと求められる人材像とのギャップを可視化します。それをもとに、資格取得、研修受講などの教育プランを総合的にレコメンドし、中長期的なスキルアップをサポートします。これにより多角的な指標で、社員本人とマネージャー双方が、現在のプロフェッショナルレベルを把握できます。
コンサルティングサービスで明らかにした指標に基づき、システムで社員の現在値と目標値を可視化し、プロフェッショナルレベルに達した社員をプロフェッショナル人財として認定します。これにより、社員本人はプロフェッショナル人財認定によって成長を自己認識することができ、マネージャーは社員のプロフェッショナルレベル向上に向けた効果的なコーチングを行うことができます。
プロ人財視える化・育成ソリューションは大きく担当者向け画面と管理者向け画面に大別されます。
担当者向け画面では利用者自身の現在の能力とスキルを可視化し、日々の業務で使用するシステム上で利用可能なことにより、自社/自部門が求める「プロフェッショナル人財」に対し、自身のレベル・立ち位置を視覚的に判断できます。
管理者向け画面では部下の社員の立ち位置が可視化され、「プロフェッショナル人財」に当該社員が近づくための適切なコーチングに活用することができます。