毎月やってくる数万枚の紙帳票・・・
手書き・非定型帳票・特定時期の業務集中
そのOCR、業務効率化できていますか?
高精度・柔軟なクラウド型AI-OCRで
従来型OCRの課題を解決!
少子高齢化に伴う労働人口の減少に加えて新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大、世界的な政治情勢など、予測不能なビジネス環境の変化が企業に大きな影響を及ぼす中、DX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性がより一層高まっています。
その一方、日本の行政機関や民間企業など事務処理を行う現場では情報の記録・伝達に紙の帳票を用い、そのシステム入力・確認に多くの労力を費やしてきました。この大量の紙の資産情報のデータ化と、帳票業務の効率化、自動化がDX推進の大きなカギとなります。
その領域において効力を発揮するテクノロジーとして注目されているのが「AI-OCR*」です。
課題1
文字認識率が低く、手書き帳票業務には利用できない
課題2
帳票に合わせたOCRエンジンの選択や、非定型帳票読み取りの位置指定など事前の調整が面倒
課題3
認識結果確認を人が行わねばならず、業務負荷が削減できない
課題4
帳票ごとに専用の読取デバイスが必要、少量多様式な帳票業務に適用できない
解決1
AI深層学習と高度言語処理で高精度・低エラーな手書き文字認識を実現します!
解決2
「定型」「非定型」帳票に最適な複数のAI-OCRエンジンを搭載。
帳票業務の効率を向上します!
解決3
認識結果を日立独自のアルゴリズムにより「確信度」スコアで判定。
確認作業を限定でき、業務の自動化率を高めます!
解決4
スマートフォンを含め多様な読取デバイスに対応、拡張性の高いクラウドサービスで提供。
少量多種や特定期間に集中する業務にも活用可能です!
AIを用い高精度な文字認識を行うAI-OCRとして「定型帳票認識エンジン」と「非定型帳票認識エンジン」を複数搭載するサービスプラットフォームにより構成されます。
クラウドサービスとして提供するため柔軟に拡張可能。取り扱う帳票の数量が少量かつ複数の帳票様式を扱う業務や、特定期間に事務処理が集中する業務などの個別ニーズへ適応できます。
継続的な認識精度の向上と学習運用を実現し、従来のSI型より低コストで導入・運用することをめざしています。
業務ごとに異なる帳票種とデバイスを意識せず、多様なビジネスにフィッティングします。
高精度・柔軟なクラウド型AI-OCRで従来型OCRの課題を解決!
(YouTube動画:2分45秒)
特長
日立「帳票認識サービス」のAI-OCRは、個人の手書き文字のクセに影響されない高い認識精度を可能とするために、深層学習と高度言語処理を活用しています。深層学習を用いて手書き文字の形状や文字間隔などのバリエーションを学習させることで、高精度な手書き文字認識AIを実現しました。
高度言語処理により単語レベルで文字の出現確率を推定。文字認識AIの認識結果を評価することで、エラーの少ない認識の実現と、「確信度」の算出を可能としました。
日立「帳票認識サービス」は日立の技術に加えて他社の認識技術も併用。「定型」「非定型」帳票に最適なAI-OCRエンジンを選択することで、文字認識精度を向上させています。また、認識モデルをアップデート可能な学習機構を有しており、継続的な認識率向上の実現も可能です。
非定型帳票についても、業務において認識対象としたい項目を指定するだけで、事前の位置指定なしに帳票から目的とする認識項目を特定。帳票のフォーマットを問わず、多様な帳票の読み取りに適用可能です。
特長
日立「帳票認識サービス」は、AI-OCRの認識結果の確からしさを日立独自のアルゴリズムによる「確信度」スコアを提供します。
さらにAI-OCR認識結果と確信度に対し、適用業務におけるチェックルールを適用し補正することで、AI-OCRの不読・誤読による誤ったデータ登録リスクを低減。これにより、AI-OCRの誤認識が発生したときに業務側で正確な対応が可能になります。
例えば、確信度「中」と「低」のものは人によるチェックを行い、確信度が「高」のものは人によるチェックを行わずに自動登録するなど、誤登録リスクを回避しながら、帳票業務の自動化率を向上します。
オプションで、認識結果と別系列の業務データとの突合チェックも行います。突合チェック結果も確信度の補正に活用することで、誤ったデータエントリーのビジネスリスクを低減することができます。
特長
日立「帳票認識サービス」は、サービスプラットフォームをクラウド上に構成。また、専用の機器を必要としないため、特定の期間に集中する業務や少量多種な帳票業務などに対しても、導入コストを抑えてスケーラブルなサービス利用が可能となります。
ミッションクリティカルなシステムを多く手がけてきた日立のノウハウをクラウドサービスにも適用。お客さまのニーズに合わせ、可用性・セキュリティの対応を個別にサービスに組み込むことも可能です。
まずは自社の業務環境を客観的に捉えるところから!
自社のデジタル化推進度がセルフチェックですぐわかる!
DXでめざすべき方向性や取り組む課題の優先順位は?
「めざす成果」に軸足を置いた「守りのDX」の重要性を解説!
従来のOCRと何が違う?どんな業務に適用できる?
AI-OCR業務効率化のすべてがわかる!
サービス 区分 |
サービス商品名 | 課金単位 | サービス内容 | ||
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1 | 一時金 | 標 準 |
帳票認識サービス 導入支援サービス |
個別見積 | 帳票認識サービス導入に関わる作業を実施
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2 | 月額費用 | 帳票認識サービス (クラウド提供) |
月額固定/個別見積 (帳票枚数・読取項目数・帳票種別により異なります) |
クラウド環境上に構築された帳票認識サービス基盤を提供 本サービスに関わる問い合わせサポートを提供
* 障害とは、業務が停止している状態と定義 |
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3 | 帳票認識サービス (PoC環境提供) |
月額固定/個別見積 | 利用目的をPoCに限定し、帳票認識サービス基盤を提供。 本サービスで提供する帳票認識基盤は、検証目的のミニマムなサービス構成のため大量処理によるスループット保証はできません。 |
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4 | 一時金 | オ プ シ ョ ン |
帳票認識サービス 業務効率向上支援サービス |
個別見積 | 帳票認識サービス基盤の稼働ログを分析し、認識率・誤読率の改善策を提案。 (学習・辞書拡充・画像処理パラメータ変更・テンプレート修正・チェックルール改定など) * 変更作業は別途見積 |
5 | 帳票認識サービス 個別カスタマイズサービス |
個別見積 | お客さまの個別要件に従い、帳票認識サービスの機能をカスタマイズします。
* カスタマイズの範囲は個別相談 |
* サービスの改良により予告なく記載されている内容が変更になることがあります。
複合機提供ベンダーやRPA提供ベンダーなどは、自社商材と本サービスを連携したソリューションを提供
BPO事業者は、紙帳票を扱うBPOサービスの効率化のために本サービスを活用
さまざまな分野での活用で注目されるAI(人工知能)。いま、多くの企業ではAIとOCRの技術を融合させたAI-OCRの導入によって、これまで人の手作業で行っていた手書き帳票のデータ入力作業を効率化し、業務生産性を高める動きが加速しています。
本稿では、AI -OCRとは?OCRと何が違い、どんなメリットがある?という基礎知識から、AI-OCRの選定・導入時に注意すべき3つのポイントとその解決策、さらに具体的な活用事例について解説します。
DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進の一端としてRPAによる業務処理の自動化が普及するにつれて、OCRの必要性も高まっています。まだ紙の帳票が多く存在する業務現場では、RPAの入り口としてOCRによる紙情報のデータ化が欠かせず、RPAによる業務自動化には、OCRとの連携が重要なポイントとなります。
本稿ではRPAとは?どのような効果がある?といった基礎知識から、OCRとの役割の違い、OCRとRPAを連携させるメリット、そしてOCRの進化系であるAI-OCRとRPAの連携による活用事例と得られる効果を、詳しく解説します。
近年、AI-OCRを活用した業務効率化への動きが高まっています。
しかし、実際に導入した企業からは、
「期待どおりの効果が得られていない」という声も聞かれます。
そこで日立では、利用状況と原因を探るべくAI-OCR を導入した企業(売上高100億円以上)に
アンケート調査を実施しました。
また、アンケート結果をもとにホワイトペーパーを作成しましたので、
製品選びにお役立てください。