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Hitachi

AIを活用した生産計画立案システムを開発
需要に即応した商品の安定供給と業務効率改善に貢献

サントリー食品インターナショナル株式会社

業種
製造
業種領域
生産

課題背景

  • 飲料メーカーでは、消費者ニーズの多様化や天候に起因する需要変動に対し、迅速かつ柔軟に対応して商品を供給することが求められる
  • 需要対応に加え、納期や生産能力、生産・輸送コストなど複雑な制約条件を考慮した生産計画が必要
  • 計画担当者が経験に基づき生産計画を立案していたが、高度な能力と膨大な時間が必要なうえ、エリア単位での計画立案によるエリア毎の個別最適になっており、生産リソース全体を有効活用した最適案の立案には至っていなかった

成果

  • 生産・輸送コストなど複雑な制約条件を考慮した全体最適な生産計画をAIで自動立案
  • 複数の熟練者が平均毎週約40時間かけていた生産計画の立案作業時間を約1時間に短縮

ソリューション導入のポイント

納期や生産能力、生産・輸送コストなど複雑な制約条件を考慮

飲料メーカーは、消費者ニーズの多様化や天候に起因する需要変動に対し、迅速かつ柔軟に対応して商品を供給することが求められています。こうした需要への対応に加え、納期や生産能力、生産・輸送コストなど複雑な制約条件を考慮した、最適な生産計画を立案する必要があります。

サントリー食品インターナショナル株式会社(以下、サントリー)では、これまで担当者の経験に基づいて生産計画を立案してきましたが、複雑な制約条件を考慮して計画を立案するためには高度な能力と膨大な時間を要しているほか、エリア単位で生産計画を立案していることから、エリアごとの個別最適となっていました。 サントリーと日立は、協創を通じて、AIを活用し最適な生産計画を自動立案するシステムを開発し、2019年1月から実運用を開始。複数の熟練者がさまざまな要件を考慮し、平均毎週約40時間かけて立案していた生産計画を、約1時間で自動立案することを可能にしました。

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