2019年4月8日
株式会社日立製作所
ブース外観イメージ
株式会社日立製作所(以下、日立)は、4月12日(金)から4月14日(日)までパシフィコ横浜にて開催される国内最大規模の医用画像機器の展示会「2019国際医用画像総合展(ITEM2019)」に出展します。今回、国内初出展となる超電導MRIシステムの新製品「ECHELON Smart Plus」*1や超音波診断装置、CTシステムなど最新の画像診断機器に加えて、AIコンセプトなどを600m2のブーススペースにて紹介します。
「国際医用画像総合展(ITEM)」は、1988年以来、日本ラジオロジー協会(JRC)のもとで共同開催される日本医学放射線学会総会、日本放射線技術学会総会学術大会、日本医学物理学会学術大会の3学会に併設される日本最大規模の医療用画像診断機器の展示会であり、毎年約150社以上が出展し、最新の画像診断機器や関連ソリューションを一堂に公開しています。
初出展となる超電導MRIシステムの概要は以下のとおりです。
「ECHELON Smart Plus」は日立独自の静音化機能や省エネ機能が特徴の「ECHELON Smart」の機能を強化した新製品です。被検者が検査室へ入室し、検査完了して退出するまでの一連の検査の流れであるワークフローを効率化させるSynergyDrive機能を搭載しています。複数チャンネルの受信コイルによる高速撮像法で得られた画像に対し、繰り返し演算を活用した再構成処理を行うことで、画質を維持したまま撮像時間を短縮します。また撮像の条件設定や撮像位置決め、画像処理、画像表示、画像保存の機能をまとめて登録することで、1Stepによる検査の実施が可能です。
主な展示内容は以下のとおりです。
主な展示品 | 概要 |
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MRIシステム | 1.5テスラ超電導MRIシステムの新製品「ECHELON Smart Plus」や鉄濃度などで変化する組織間の磁化率の差を画像に反映させるQSM(Quantitative Susceptibility Mapping)機能を搭載した3テスラ超電導MRIシステム「TRILLIUM OVAL Cattleya」*2を展示するほか、永久磁石オープンMRIの撮像アプリケーションや臨床画像、そして日立独自の撮像機能を紹介します。 |
超音波診断装置 | ARIETTAシリーズのプレミアム機である「ARIETTA 850」*3および新製品の「ARIETTA 65」、「ARIETTA 50」を展示します。「ARIETTA 65」は上位機種「ARIETTA 850」の画像処理技術やアプリケーションの一部を搭載したことで、普及機種でありながら高画質や多様な検査への対応を実現します。 |
マルチスライスCTシステム | 64列/128スライスCTシステム「SCENARIA View」とマルチスライスCTシステム「Supria」シリーズを展示します。「SCENARIA View」は「被ばく低減」と「高画質化」の両立をめざした次世代の逐次近似処理であるIPVを搭載しており、低線量時でもノイズ低減と視認性の向上を実現しています。 |
このほか、AIコンセプトコーナーではゲームコンテンツを通して画像診断にAIがどのように役立つのか体験することができます。また骨密度測定装置や光トポグラフィ、放射線治療システムに加え、ITを活用したデジタル手術支援ソリューションなどを紹介します。
販売名 | 医療機器認証番号 |
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日立MRイメージング装置 ECHELON Smart | 第229ABBZX00028000号 |
日立MRイメージング装置 TRILLIUM OVAL | 第225ABBZX00066000号 |
超音波診断装置 ALOKA ARIETTA 850 | 第228ABBZX00147000号 |
超音波診断装置 ARIETTA 65 | 第230ABBZX00050000号 |
超音波診断装置 ARIETTA 50 | 第230ABBZX00125000号 |
全身用X線CT診断装置 SCENARIA View | 第230ABBZX00027000号 |
以上
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