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特別企画 映像「世界を輝かせる人 - 異国間送電編」制作舞台裏

日立が掲げる「Hitachi Social Innovation is POWERING GOOD 世界を輝かせよう。」を体現している社員、および社会に提供する価値を紹介する「世界を輝かせる人」映像シリーズ*1。2021年11月20日、新たにエネルギー部門の社員をフィーチャーした映像「世界を輝かせる人 - 異国間送電編」を公開しました。同部門のコミュケーションチームの念願であっただけに、映像制作にあたってはこれまでになく意気込んだものの、コロナ禍での作業は想像以上に困難をきわめました。そこで今回、特別企画として、この映像が完成するまでの舞台裏に迫ってみました。

エネルギー事業の新たな体制をPRしたい

エネルギーセクターのコミュニケーションチームとしては、「世界を輝かせる人」映像シリーズに自らの取り組みをテーマにした映像を公開することは、かねてからの願いでした。「エネルギーをテーマにした映像は年間4〜5本制作していますが、『世界を輝かせる人』に取り上げられた際の反響は大きく違います。また、ちょうどABBからパワーグリッド部門の皆さんを迎え、新たな体制となった日立のエネルギー事業をPRする意味でも大きなチャンスだと考えました。」(エネルギーセクターコミュニケーション・渉外部員 談)加えて、この映像シリーズは、TBS系列で毎週土曜日の夜に放送されている「日立 世界ふしぎ発見!」のCM枠でも流されるため、子どもから大人まで、お客さま、学生、社員とその家族をはじめ、さまざまなステークホルダーの方が視聴されることから、その影響力は絶大です。

「2021年度初めの全社のコミュニケーション担当者が集まる会議において、エネルギーをテーマにした映像の制作が決定しましたが、その時点ではエネルギーセクターの事業ではない案件が候補となっていました。そこで、われわれの注力事業の一つであり、脱炭素社会実現に貢献する高圧直流送電(HVDC)をテーマにしていただけないか、本社の皆さんにそのメリットを訴えました。今回テーマに選んだノルウェー・ドイツ初の国際連系線プロジェクト*2の通電開始が2020年12月で、このプロジェクトが太陽光や水力といった再生可能エネルギーによる電力を国や地域を超えて融通可能にすることから、社内外で注目を集めていたタイミングだったことも幸いしました。すでにプロジェクトを紹介するWebページなども制作しており、同意を得るまでにそう時間はかかりませんでした。」(同部員 談)こうした努力が実り、念願叶ってエネルギーセクターの事業をテーマにした映像制作が動き出しました。

ノルウェー・ドイツ間の再生エネ融通をイラストで表現(映像抜粋)

制作過程で立ちはだかったコロナ禍の影響

テーマは希望したHVDCに決まったとはいえ、実際の映像制作では、想定外の出来事が立ちはだかったと言います。「欧州にいる日立エナジーのプロジェクト責任者と打ち合わせを行い、日本の広告会社やドイツの制作会社とともに、映像のストーリーや構成を検討するのは通常通りのやり方でした。ただ、当時は出社や出張が厳しく制限されていたため、企画の提案から撮影、映像編集に至るまで、もっぱらオンライン会議を活用しての作業となったのです。」(本社 制作担当部門 談)ここまでは想定内として、当日の撮影では相当苦労したそうです。

「今回、お客さまであるドイツの電力会社テネット(TenneT)のご協力によって、ドイツのヴィルスター変換所での現地撮影の許可をいただいたまでは何とかスムーズに進行しました。しかしながら、コロナ禍のため、事前のロケーション・ハンティング(撮影場所探し)の許可が下りず、ぶっつけ本番というかたちで施設内での撮影を行うことになったのです。そのため、日本側と現地側をオンラインでつないでリアルタイムで撮影状況を確認するという体制で臨みました。ところが、変換所内はネットワーク環境が不安定で、電波や音声トラブルが多発。音声や映像が切断され、リアルタイムで撮影状況が確認できず、やむなくチャット機能を使って関係者にインタビューをせざるを得ない状況に陥るなど、現場は大混乱のありさま。ですから、思い描いていたような撮影が無事にできていたのか、仮編集した映像を見るまで本当に不安でした。」(本社 制作担当部門 談)

撮影が行われたドイツのヴィルスター変換所全景

現地でインタビューに答えた日立エナジーのトーステン・ニーディグ氏(映像抜粋)

さまざまな苦労もありましたが、現地側・日本側チーム一丸となって困難な状況であっても最善の策を尽くした結果、最終的には満足のいく映像を完成させることができ、CM制作を通して日立製作所と日立エナジーの絆も深まりました。

脱炭素社会を支える日立のHVDCを知ってほしい

今後、脱炭素社会実現に向けて再生可能エネルギーの主力電源化への取り組みが進む中、その発電量の不安定さゆえに需要と供給のバランスを保つという課題に直面しています。その課題解決につながるソリューションの一つがHVDCです。「今回の映像は、600km超に及ぶ、海を越えた異国間の長距離において大容量の電力を融通し、エネルギーの需要と供給の地域的偏りを解消することを目ざしたプロジェクトを紹介するもの。国を超えて再エネを分かち合うことで、電力を無駄なく効率よく供給する世界を実現したいというわれわれ日立グループのメッセージを込めました。さらに、送電ロスを少なくする日立の技術によって、より遠くまで電気を送ることができると強調したのは、『縁の下の力持ち』とも言えるHVDCの重要性について皆さんに知っていただきたいからなのです。」(エネルギーセクターコミュニケーション部員 談)

このプロジェクトへの思いを込めたキーメッセージ(映像抜粋)

イギリス・グラスゴーで開催されていたCOP26の開催直後の公開であったこともこの映像の追い風ともなり、Hitachi Brand Channel(YouTube)での視聴者数も上々の滑り出しとなりました。コロナ禍という厳しい状況下で制作した映像「世界を輝かせる人 - 異国間送電編」、ぜひご覧ください。

*1 「世界を輝かせる人」映像シリーズ
2019年度より開始した「Hitachi Social Innovation is Powering Good 世界を輝かせよう。」は、人々のQoL(Quality of Life)の向上や持続可能な社会の貢献に向けて、世界中の人々が望む良いこと=「Good」に、お客さまとともに全力を注ぐ日立の企業姿勢を表現したものです。このコミュニケーション施策の一環で「世界を輝かせる人」という映像シリーズを展開しており、世界各地でさまざまな社会課題の解決に取り組む日立グループ社員をインタビュー形式で紹介しています。

*2 日立製作所ニュースリリース(2020年12月10日発表)
「独・ノルウェー初の国際連系線プロジェクトにおいて世界最大規模の自励式HVDCシステムの通電試験を開始」

関連リンク

  • 日立エナジーTOP
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  • 日立エナジー HVDC
    (英語ページ)

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