システム運用の自動化から空調設備の最適制御まで。
お客さまの運用レベルで省電力化を推進します。
サーバシャーシの電力供給/消費状態をWebコンソールにビジュアルに表示できます。各サーバブレードの現在の消費電力、吸気温度、および過去24時間分の履歴表示が可能で、電力消費量の分析が容易に行えます。
統合システム運用管理「JP1」の運用シナリオにより、システム構成変更を自動化。業務量の少ない夜間にシステムを集約してサーバー台数を削減することで、システムの処理能力を維持したまま電力消費量を削減できます。
サーバ論理分割機構「Virtage」なら、物理サーバー/仮想サーバー間での処理プロセスの移動が可能。負荷状況を監視して、低負荷時に処理プロセスを片寄せし、余剰サーバーの電源を切断することで、最大40%*の省電力化を実現できます。将来的には、「JP1」の運用シナリオに基づいた自動化にも対応します。
「JP1」のジョブ管理機能を活用し、業務の開始/終了にあわせた電源オン/オフの自動制御を実現。ジョブと連動した高度な電源制御により無駄な電力消費を抑制します。
無線温度センサ「AirSense™」を利用し、データセンター/マシン室の熱異常や予兆を検知。その状況を管理者にリモート通知し、予め設定された縮退運転などの省電力モードに切り替えることで、速やかな対策を実施できます。
統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」とデータセンタ用空調機「FMACS」の稼働監視および機器制御を「JP1」で実現します。これにより、ITシステムの稼働状況に連動した空調制御や、空調機の運転に対応したシステム電力制御などにより、データセンター全体の消費電力の最適化をめざします。