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Hitachi

日立サーバ & ソリューション

[ファームウェア]

掲載番号:12347838

BS500 Virtageファームウェア

 

このファームウェアについて

本ページで提供するのは以下のファームウェアです。

BladeSymphony サーバ論理分割機構Virtageは、1つのサーバブレード上の物理資源を論理的に分割して複数のサーバ環境を構築し、各々独立した稼働・運用を実現します。

ファイルのダウンロードよりファイルをダウンロードしていただくようお願いします。

ダウンロード後、バージョンアップの実施に際しては、必ず最新版の手順書()で実施してください。

最新版でない手順書で実施した場合、正常にバージョンアップできない場合があります。

: BladeSymphony BS500 マネージメントモジュール セットアップガイド)

 

対象装置

(形名)

BladeSymphony BS500かつ以下サーバブレード形名を搭載していること。

 

GGGB0A1−□□□□□□□

GGGC01−□□□□□□□

GGGC02−□□□□□□□

GGGC0B3−□□□□□□□

GGGC0B4−□□□□□□□

GGGD01−□□□□□□□

GGGE0B1−□□□□□□□

GGGE0B2−□□□□□□□

 

◇には、サポートOS 種別コードが入ります。

□□□□□□□には、装置の構成により異なった形名が入ります。

Version

Version 02-67

重要性*1

ファームウェア来歴を参照

影響範囲*1

ファイル

zip形式 116,920,635 Bytes

*1 重要性および影響範囲の定義

 

ファームウェアの更新手順

本手順は、「このファームウェアについて」の「対象装置(形名)」に対して、ファームウェアの更新を実施する為に提供されています。

ファームウェアを更新する手順を以下に示します。

 

目次

 1.ファームウェアの内容

 2.ファームウェア来歴

 3.ファイルのダウンロード

 4.お問い合わせについて

 

1.ファームウェアの内容

BladeSymphony サーバ論理分割機構Virtageは、1つのサーバブレード上の物理資源を論理的に分割して複数のサーバ環境を構築し、各々独立した稼働・運用を実現します。

 

2.ファームウェア来歴

このファームウェアは、次の機能拡張とバグ修正を含みます。

ファームウェア来歴を修正する場合がありますので、必ず最新バージョンのファームウェアに記載しているファームウェア来歴を確認ください。

バージョン

重要性*1

影響範囲*1

内容

02-67

重要

セキュリティ改良

(1) CPUの以下の脆弱性対策としてMDClear機能をサポートしました。

CVE-2018-12126,CVE-2018-12130

CVE-2018-12127,CVE-2019-11091

 

本機能を使用する場合には、HVM管理コマンド(HvmSh)set LparMDClearまたはset LparCpuFeaturesコマンドを使用して有効化後、HVM構成情報の保存が必要です。 詳細については、「HVM管理コマンド(HvmSh)ユーザーズガイド」(Rev 10.30以降)を参照願います。

 

脆弱性の対策状況につきましては次のURLを参照願います。

https://www.hitachi.co.jp/products/it/server/security/info/vulnerable/intel-sa-00233.html

02-66

重要

機能追加

(1) RHEL6.10(AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

対象機種など、詳細については、「BS500 HVMユーザーズガイド」(34版以降) を参照願います。

 

 

可用性向上

(1) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)を実行すると、移動先HVMファームウェアのバージョンが下記対象Verである場合、移動先LPARでゲストOSがハングアップする場合がある問題を対策しました。

  [対象Ver. 02-6402-65]

 

 

保守性向上

(1) 割込みモードがLegacyモードのときに仮想I/O割込みのトレースをHVMダンプに採取できるようにしました。ゲストOSNICFCアダプタからの割込みが途絶えたときの原因切り分けに役立ちます。

02-65

重要

セキュリティ改良

(1) ハイパースレッド設定が有効なブレードで、CPUの以下の脆弱性対策としてコアスケジューリングをサポートしました。

CVE-2018-3646

 

本機能を使用する場合には、HVM管理コマンド(HvmSh)opr HvmScdOptionsコマンドを使用して有効化後、HVM構成情報の保存が必要です。 詳細については、「HVM管理コマンド(HvmSh)ユーザーズガイド」(Rev 10.20以降)を参照願います。

 

脆弱性の対策状況につきましては次のURLを参照願います。

https://www.hitachi-support.com/alert/us/HWS18-004/index.htm

02-64

重要

機能追加

(1) RHEL7.5(AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

対象機種など、詳細については、「BS500 HVMユーザーズガイド」(32版以降) を参照願います。

 

 

可用性向上

(1) HPETを定義したLPARでゲストOSWindows Server 2012/2012 R2/2016の場合、NTP時刻同期を有効にしていてもWindowsのシステム時刻が稀に710秒の倍数分進む場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 02-5002-63]

 

(2) 日立製 16Gbps または 8Gbps FCアダプタ を割り当てているLPARを対象としたコンカレントメンテナンス リハーサルにおいて、移動先HVMファームウェアのバージョンが下記対象Verである場合、リハーサル成功に替わって誤って下記エラーが表示される不具合を対策しました。

EMG00000007000303:0000000000000000:0000000000000007:(1):MMSThread:Unknown error

日立製 16Gbps FCアダプタ を割り当ての場合

  [対象Ver. 02-5502-63]

日立製 8Gbps FCアダプタ を割り当ての場合

  [対象Ver. 02-5802-63]

 

(3) 障害によりLPARに割り当てられているメモリを隔離した際に、HVMが使用している2Mバイトのメモリ領域を誤ってLPARに割り当ててしまう不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全バージョン]

 

 

セキュリティ改良

(1) CPUの以下の脆弱性を、ハイパースレッド設定が無効のブレード限定で対策しました。

CVE-2018-3646

 

脆弱性の対策状況につきましては次のURLを参照願います。

https://www.hitachi-support.com/alert/us/HWS18-004/index.htm

02-63

重要

機能追加

(1) 次のサーバブレードでSYS2ダンプをサポートしました。

    BS520H B4サーバブレード

 

 

可用性向上

(1) HVMシステム障害時にHVMの再起動に時間がかかる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 02-5502-62]

 

(2) 次の条件全てに合致した際に、LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)を実行すると移動先LPARFC-MCKになりFCアダプタが閉塞する場合がある不具合を対策しました。

 (a) 日立製8Gbps FCアダプタを使用している。

 (b) ゲストOSWindows Server 2008Windows Server 2008 R2、またはRHEL6RHEL7

 (c) 移動元HVMファームウェアバージョンが02-01以前。

 (d) 移動先HVMファームウェアバージョンが02-0202-62

  [対象Ver. 02-0202-62]

 

(3) 共有モードの日立製16Gbps FCアダプタが接続されているFCスイッチのポートのNPIVが無効である場合、ポート状態を「回復不能な障害状態」として誤って認識する不具合を対策しました。

  [対象Ver. 02-1002-62]

 

 

セキュリティ改良

(1) CPUの以下の脆弱性対策としてSSBD機能をサポートしました。

CVE-2018-3639

 

本機能を使用する場合には、HVM管理コマンド(HvmSh)set LparSSBDまたはset LparCpuFeaturesコマンドを使用して有効化後、HVM構成情報の保存が必要です。 詳細については、「HVM管理コマンド(HvmSh)ユーザーズガイド」(Rev 10.00以降)を参照願います。

 

脆弱性の対策状況につきましては次のURLを参照願います。

https://www.hitachi-support.com/alert/us/HWS18-003/index.htm

 

(2) Network Security Service(NSS)の以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2017-7805

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(3) The Network Time Protocol (NTP)の以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2017-6462CVE-2017-6463CVE-2017-6464

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(4) OpenSSHの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2016-6210

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(5) policycoreutilsの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2016-7545

  [対象Ver. :全バージョン]

02-62

重要

機能追加

(1) RHEL7.4(AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

対象機種など、詳細については、「BS500 HVMユーザーズガイド」(30版以降) を参照願います。

 

(2) HVMダンプの上書きを抑止する機能をサポートしました。

本機能をご使用になる場合は、合わせて下記をご利用ください。

HvmSh V9.9以降

 

(3) 高負荷時のシステム安定性向上のため、SYS2が使用するCPUリソースの上限を調整する機能(SYS2 Processors)をサポートしました。特にVF-NICを使用するLPARが存在する場合は、SYS2 Processors3 にしてご使用下さい。

対象機種など、詳細については、「BS500 HVMユーザーズガイド」(30版以降) を参照願います。

 

(4) 次のサーバブレードでPCID機能をサポートしました。

    BS520Aサーバブレード

    BS520H x1/x2サーバブレード

    BS540Aサーバブレード

    BS520X x1サーバブレード

 

本機能を使用する場合には、HVM管理コマンド(HvmSh)set LparPCIDコマンドを使用して有効化後、HVM構成情報の保存が必要です。

 詳細については、「HVM管理コマンド(HvmSh)ユーザーズガイド」(Rev 9.90以降)を参照願います。

 

 

保守性向上

(1) 日立製 16Gbps FCアダプタを共有モードで割り当てているLPARにおいて、

ゲストOSから不正なアドレスのSCSIリクエストが発行された場合に

他のLPARに影響なく、当該LPARのゲストOSダンプが採取できるように改善しました。

 

日立製 16Gbps FCアダプタ ファームウェアを40-05-06以降に更新してご使用ください。

 

 

ユーザインタフェース改善

(1) NTPサーバの時刻が大きく変わった際に出力するHVMシステムログおよびSELのレベルを、改善しました。

SEL辞書をA0202以降に更新してご使用ください。

 

(2) 次のサーバブレードでゲストOSおよびインストーラの起動前に、フロントUSBデバイスの挿抜を実行した場合、タイミングによっては、起動時間が通常より10分程度長くかかるケースを改善しました。

  BS520X x1/x2/x3 サーバブレード

 

 

可用性向上

(1) 次の条件に全て合致した際に、当該FCアダプタにおいて、FC-MCKが発生する場合がある不具合を対策しました。

 

(a) 日立製 8Gbps FCアダプタ、または16Gbps FCアダプタを共有モードで使用

(b) (a)を割り当てている任意のLPARにおいて、当該アダプタのファームウェア アップデートを実施

(c) (a)を割り当てている別のLPARにおいて、(b)の最中にゲストOSの起動・再起動等を実施

(d) (b)LPAR()LPARが、同じ共有FCポートを割り当てている

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(2) LPARの起動中にUSBデバイスの読み込みに失敗すると、LPARがハングアップする不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(3) 次の両方の条件にあてはまるLPARで取得するメモリダンプの採取時間が長くなる不具合を対策しました。

 (a) Linux OSでカーネルパニックまたは、Windows ServerBlue Screenが発生する。

 (b) 日立製 16Gbps FCアダプタを共有モードで使用している。

  [対象Ver. 02-5502-59]

 

 

セキュリティ改良

(1) CPUの以下の脆弱性対策としてIBRS/IBPB機能をサポートしました。

CVE-2017-5715

 

本機能を使用する場合には、HVM管理コマンド(HvmSh)set LparIBRSコマンドを使用して有効化後、HVM構成情報の保存が必要です。

詳細については、「HVM管理コマンド(HvmSh)ユーザーズガイド」(Rev 9.90以降)を参照願います。

 

脆弱性の対策状況につきましては次のURLを参照願います。

https://www.hitachi-support.com/alert/us/HWS18-001/index.htm

 

(2) OpenSSLの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2016-2177CVE-2016-2178CVE-2016-2179CVE-2016-2180CVE-2016-2181CVE-2016-2182CVE-2016-6302CVE-2016-6304CVE-2016-6306CVE-2016-8610CVE-2017-3731

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(3) OpenSSHの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2015-8325

  [対象Ver. 02-0502-59]

 

(4) glibcの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2014-9761CVE-2015-8776CVE-2015-8778CVE-2015-8779

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(5) Network Security Service(NSS) の以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2016-1978CVE-2016-1979CVE-2016-2834CVE-2016-5285CVE-2016-8635CVE-2017-5461CVE-2017-7502

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(6) GnuTLSの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2016-8610CVE-2017-5335CVE-2017-5336CVE-2017-5337

  [対象Ver. 02-4002-59]

 

(7) bashの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2016-0634CVE-2016-7543CVE-2016-9401

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(8) coreutilsの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2017-2616

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(9) expatの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2016-0718

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(10) fileの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2014-3538CVE-2014-3587CVE-2014-3710CVE-2014-8116CVE-2014-8117CVE-2014-9620CVE-2014-9653

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(11) grepの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2012-5667CVE-2015-1345

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(12) jasperの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2014-8137CVE-2014-8138CVE-2014-9029CVE-2014-8157CVE-2014-8158CVE-2015-5203CVE-2015-5221CVE-2016-10248CVE-2016-10249CVE-2016-10251CVE-2016-1577CVE-2016-1867CVE-2016-2089CVE-2016-2116CVE-2016-8654CVE-2016-8690CVE-2016-8691CVE-2016-8692CVE-2016-8693CVE-2016-8883CVE-2016-8884CVE-2016-8885CVE-2016-9262CVE-2016-9387CVE-2016-9388CVE-2016-9389CVE-2016-9390CVE-2016-9391CVE-2016-9392CVE-2016-9393CVE-2016-9394CVE-2016-9560CVE-2016-9583CVE-2016-9591CVE-2016-9600

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(13) krb5の以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2014-5352CVE-2014-5353CVE-2014-5355CVE-2014-9421CVE-2014-9422CVE-2015-8629CVE-2015-8631

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(14) libgcryptの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2016-6313

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(15) libpngの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2015-7981CVE-2015-8126CVE-2015-8472

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(16) libtiffの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2014-8127CVE-2014-8129CVE-2014-8130CVE-2014-9330CVE-2014-9655CVE-2015-1547CVE-2015-7554CVE-2015-8665CVE-2015-8668CVE-2015-8683CVE-2015-8781CVE-2015-8782CVE-2015-8783CVE-2015-8784CVE-2016-3632CVE-2016-3945CVE-2016-3990CVE-2016-3991CVE-2016-5320CVE-2015-8870CVE-2016-5652CVE-2016-9533CVE-2016-9534CVE-2016-9535CVE-2016-9536CVE-2016-9537CVE-2016-9540

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(17) libuserの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2015-3245CVE-2015-3246

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(18) mysqlの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2016-5616CVE-2016-6662CVE-2016-6663

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(19) nsprの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2016-1978CVE-2016-1979

 

(20) ntpの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2015-7979CVE-2016-1547CVE-2016-1548CVE-2016-1550CVE-2016-2518CVE-2015-5194CVE-2015-5195CVE-2015-5219CVE-2015-7691CVE-2015-7692CVE-2015-7701CVE-2015-7702CVE-2015-7703CVE-2015-7852CVE-2015-7977CVE-2015-7978CVE-2016-7426CVE-2016-7429CVE-2016-7433CVE-2016-9310CVE-2016-9311CVE-2014-9297CVE-2014-9298CVE-2014-9750CVE-2014-9751CVE-2015-1798CVE-2015-1799CVE-2015-3405CVE-2015-5300CVE-2015-7704CVE-2015-8138

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(21) pamの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2015-3238

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(22) sqliteの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2015-3416

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(23) unzipの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2014-8139CVE-2014-8140CVE-2014-8141CVE-2014-9636

  [対象Ver. :全バージョン]

 

(24) vimの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2016-1248

  [対象Ver. :全バージョン]

02-59

重要

機能追加

(1) RHEL6.9 (AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

対象機種、ゲストOSに依存するサポート項目など、詳細については、「BS500 HVMユーザーズガイド」(29版以降) を参照願います。

 

 

可用性向上

(1) 次の条件に全て合致した際に、HBAFCスイッチ間のリンクアップが稀にゲストOSから認識できない場合がある不具合を対策しました。

(a)日立製 16Gbps FCアダプタを共有で使用

(b) FCスイッチを再起動

  [対象Ver. 02-5002-58]

 

(2) 日立製 16Gbps FCアダプタを割り当てているLPARにおいて、下記のいずれかの条件を満たした際に、FC-MCKが発生する場合がある不具合を対策しました。

(a) LPARActivateした後、ゲストOSのブート前にFCのリンク状態が変化した場合

(b) LPARActivateした後、EFI Shell上でFCのドライバの設定や再認識を実施した場合

  [対象Ver. 02-2002-58]

 

(3) 次の条件に全て合致した際に、次の(1)(2)の現象が発生する場合がある不具合を対策しました。

 

(a) 日立製 16Gbps FCアダプタを共有で使用

(b) 当該FCアダプタの接続先が日立製ではVSP Gx00シリーズまたはVSP Fx00シリーズのストレージ

(c) リンクダウンしてしまったFCアダプタとストレージ間のリンク状態を回復またはWWNを定義していないストレージのポートを、スイッチのポートゾーニング設定で指定している

 

(1) ゲストOSの障害(BlueScreenやハングアップなど)が発生

(2) HBAの内部障害が発生する(サーバの動作に影響なし)

  [対象Ver. 02-5002-58]

02-58

重要

機能追加

(1) RHEL7.3 (AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。対象機種、ゲストOSに依存するサポート項目など、詳細については、「BS500 HVMユーザーズガイド」(28版以降) を参照願います。

 

 

可用性向上

(1) 下記(a)(b)の両条件を満たす場合、稀に日立製FCアダプタの障害が発生し、共有FCが使用不可となる不具合を対策しました。本対策により、LPARDeactivete/Reactivate時間が長くなります。ご留意ください(約2秒 → 約6秒)。

  (a) 日立製 FCアダプタを使用

  (b) 下記のいずれかの操作を行った場合

    - (a)を共有モードで割り当てているLPARDeactivateまたはReactivateを実施

    - 共有モードの(a)があるシステムで、ForceRecoveryを実施

    - (a)のスケジューリングモード変更を実施    (共有⇒占有)

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) tcpプロトコルを指定したHvmShコマンド(またはVirtage Navigator)を用いて統計情報の取得を行う際、HVMが送信するデータ容量が112KBを超えると、物理NICの統計情報が0になってしまう不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(3) HVMのユーザ認証機能を使用する際に、LDAPサーバに登録されたユーザの識別名(DN)75文字以上の場合、認証エラーとなる不具合を対策しました。(OU等の属性名の長さも含みます)

  [対象Ver. 02-4502-57]

 

(4) 下記(a)(b)の両条件を満たす際、割り込みの抜けが発生し、マシンチェック等の問題が発生する不具合を対策しました。

  (a) 日立製 16Gbps FCアダプタを使用

  (b) ゲストOSで、割り込みモードをデフォルト(MSI-X)からLegacy Modeに設定変更して使用

  [対象Ver. 02-2002-57]

 

(5) HvmShから下記コマンドを実行した際、監査ログが出力されない不具合を対策しました。

  set HvmOptions KeepConfig={Enable | Disable}

  set VnicInterruptModeration

  set LparHpet

  [対象Ver. 02-5602-57]

02-57

重要

可用性向上

(1) 移動元LPARでゲストNUMAを有効にしている場合、LPARマイグレーションが失敗する場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 02-5502-56]

 

(2) 論理CPUの負荷が低い場合に、稀に、割り込みが遅れる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 02-4002-56]

 

(3) Windows OSから、NTPや手動等で、月を跨いでRTC時刻を設定しようとした際、指定した日より約1カ月前の日付に、ゲストOS時刻が設定される不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(4) 下記(a)(c)の全条件に合致した場合、ゲストOSの時刻が、稀に約5秒進む場合がある不具合を対策しました。

  (a) BS520A, BS540A, BS520Hx1, BS520Hx2, BS520Xx1ブレード

  (b) ゲストOS Windows Server 2012 または Windows Server 2012 R2

  (c) 同ブレード内で、他LPARActivate/Reactivate、あるいは他のゲストOSを再起動

  [対象Ver. 01-8002-56]

 

(5) Broadcom 1Gb LANの共有NIC処理部の不当アドレスアクセスで全共有NICが一時的にリンクダウンしてしまう場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

02-56

重要

機能追加

(1) Windows Server 2016 BS520H B3BS520H B4BS520X B2サーバブレードにおいて、サポートしました。

 

(2) HVM起動時にCPU/メモリ/IOデバイスの故障(縮退)が発生した場合でも、障害前のHVM構成情報のバックアップ採取を可能にする 縮退時構成情報保護 (KeepConfig)オプションをサポートしました。

 

(3) RHEL6.8(x86/ AMD64 & Intel EM64T) のサポート範囲を拡張しました。

BS520H B2サーバブレード対応

対象機種、対象カードなどの詳細については、「BS500 HVMユーザーズガイド」(27版以降) を参照願います。

 

(4) HvmShコマンドを用いて、仮想NIC/共有NICの割り込み加減の制御方式を指定できる機能をサポートしました。

 

(5) HvmShコマンドを用いて、LPARへのタイマ(論理HPET)割り当てを変更する機能をサポートしました。

 

 

セキュリティ改良

(1) CPUの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2015-5307CVE-2015-8104

 

 

性能改良

(1) 4ブレードSMP構成、または強制マルチキュースケジューリングの設定を有効化している構成において、システムのプロセッサ使用率が100%に近い際の、

LPARのサービス率および割り込み伝達遅延を改善しました。

 

 

可用性向上

(1) Emulex コンバージドネットワーク拡張カードを共有モードかつSR-IOV有効にしている場合、System Serviceの再起動を伴う操作(下記(a)(f))を行うと、誤検知により、次のイベントログが出力される場合がある不具合を対策しました。

 HVM detected Initialization error for Shared NIC at expansion card.

   (a) Force Recovery 操作。

   (b) PCI デバイスのスケジューリングモードの変更。

   (c) VNIC System No の変更。

   (d) HVM ID の変更。

   (e) 仮想COM コンソールのポート番号の変更。

   (f) HvmSh によるFC ドライバのオプション情報の設定。

  [対象Ver. 02-55]

 

(2) 下記(a)(b)の両条件を満たす構成において、共有CPULPAR(c)の操作が行われた場合、稀にシステムダウンする不具合を対策しました。

   (a) 4ブレードSMP構成または強制マルチキュースケジューリングの設定を有効化しているHVM

   (b) ACTしている全LPARの論理プロセッサ数合計 > 物理プロセッサ数。

   (c) LPARDeactivate又はReacitvateLPAR上で動作するOSの再起動、LPARのプロセッサグループ変更。

  [対象Ver. 01-9002-55]

 

(3) 下記(a)(c)の全条件を満たす場合日立製 16Gbps FCアダプタにおいてFC-MCKが発生する場合がある不具合を対策しました。

   (a) 占有CPU1個割り当て。

   (b) 日立製 16Gbps FCアダプタを共有モードで使用。

   (c) 上記を割り当てたLPAR1LPARのみActivate

  [対象Ver. 02-2002-55]

 

(4) 障害状態 (閉塞状態、SFP障害)の日立製 16Gbps FCアダプタを共有モードで割り当てているLPARLPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)を行うと、移動先のFCアダプタが障害状態にない場合にも、正常状態にならない不具合を対策しました。

  [対象Ver. 02-55]

 

(5) 日立製 16Gb FCアダプタを割り当てているLPARにおいて、下記(a)(b)のいずれかの場合に、

Shared FC Assignment ScreenPort Statusが異常状態として表示されない場合がある不具合を対策しました。

   (a) 当該FCアダプタまたは接続先のストレージの設定に間違いがある。

   (b) 当該FCアダプタが異常状態にある。

  [対象Ver. 02-2002-55]

(6) System Serviceの再起動を伴う操作を実施した際に、稀に共有NICの監視制御が働かなくなる場合がある不具合を対策しました。この場合、次のシステムログが出力されます。

 HVM Assist damage occurred. / TimeOut: Wait for Signal from NICMON

  [対象Ver. :全Version]

 

(7) 下記(a)(d)の全条件を満たす場合、HVMが起動しない問題が発生する不具合を対策しました。

    (a) BS520XサーバブレードのSMP構成である。

    (b) 共有NICの割り当て可能数(8コントローラまたは16ポート)を超えるNICを搭載している。

    (c) (b)の上限数の共有NICが、既に設定されている(出荷初期状態を含む)

    (d) 上記(c)の状態で管理パスのNICを別のNICに変更する操作を行う。

  [対象Ver. 02-2002-55]

 

(8) HVM稼働中に、HVMとマネジメントモジュール間の通信が出来ない状態で、System Serviceの再起動を伴う操作を実施すると、次のHVM Assist障害のイベントログが採取され、ネットワーク通信や構成情報保存・ダンプ採取などのシステム機能が使用できなくなる不具合を対策しました。

 HVM Assist damage occurred. / HVM Assist recovery-reboot fail

 HVM Assist damage occurred. / Timeout:Wait for HVM Assist Ready

  [対象Ver. :全Version]

 

(9) 下記(a)(b)の両条件を満たす場合、HVMの起動がせず、リブートを繰り返す不具合を対策しました。

    (a) BS520H B4サーバブレードの搭載CPU数が1個(1ソケット)

    (b) サーバブレードファームウェアのバージョンが 10-07以前

  [対象Ver. 02-5002-55]

 

(10) HVMがセーフモード(LPARマイグレーション抑止状態)にもかかわらず、LPARマイグレーションが抑止されないことがある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 02-2002-55]

 

(11) システムに搭載されているI/Oデバイス構成・共有設定したデバイスの組み合わせによっては、 (a)または(b)の操作時に、共有NIC・共有FCの初期化に失敗し、当該デバイスが共有モードで使用できない不具合を修正しました。

    (a) HVMブート

    (b) デバイスの占有/共有切り替え実施

  [対象Ver. 02-4002-55]

 

(12) 日立製16Gbps FCアダプタを割り当てているLPARLPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)を実施すると、HVM Assist 障害が発生する場合がある不具合を対策しました。

[対象Ver. 02-5002-55]

02-55

重要

機能追加

(1) Emulex Blade Engine 3上のWindowsSR-IOV機能が利用可能になりました。対象機種、対象カード、対象OSなどの詳細については、「BS500 HVMユーザーズガイド」(26版以降)を参照願います。

 

(2) 監査ログの採取対象を拡充しました。詳細については、「BS500 HVMユーザーズガイド」(26版以降)を参照願います。

 

(3) RHEL6.8(x86/AMD64 & Intel EM64T)を新たにサポートしました。対象機種など、詳細については、「BS500 HVMユーザーズガイド」(26版以降)を参照願います。

 

(4) BS520X x1/x2サーバブレード のUSBポートから、USB3.0を使用したOSインストールが可能になりました。

 

(5) BS520H x1/BS520A/BS540A サーバブレードでEmulex Blade Engine 3ファームウェア (RT10.6)が利用可能になりました。対象OSなど、詳細については、「BladeSymphony Emulex製アダプタ ユーザーズガイド ドライバ編」(23版以降)を参照願います。

 

 

ユーザインタフェース改善

(1) 次の全条件に合致した場合の管理パス切り替え時間を短縮しました。

   (a) 管理パスが冗長化構成である。

   (b) Active状態の管理パスが閉塞、またはLinkdownする。

  [対象Ver. 01-0102-50]

 

(2) 次の条件に合致してLPARマイグレーションが失敗した場合に、移動元と移動先がどちらも02-55以降であればリカバリ操作が不要になりました。

   (a) 移動対象のLPARを、移動先の構成情報の問題(設定誤り、CPUまたはメモリのリソース不足等)でActivateできない。

  [対象Ver. 02-0102-50]

 

 

可用性向上

(1) コンカレントメンテナンスモードのLPARマイグレーション実施時に、稀に移動元の共有NICのネットワークセグメントが閉塞する不具合を対策しました。

  [対象Ver. 01-3002-50]

 

(2) 移動対象LPARが次の条件に合致する場合、コンカレントメンテナンスモードのLPARマイグレーション実施中または完了後に、当該LPARにおいて、FC-MCKが発生したり、OSハングアップ等のシステム障害が発生したりする不具合を対策しました。

   (a) 日立製 16Gbps FCアダプタを1ポート以上割り当てている。

   (b) 当該 日立製FCアダプタの負荷が推奨を超えて高い。

  [対象Ver. 02-50]

 

(3) 次の全条件に合致した場合、以下のSELを余分に採取することがある不具合を対策しました。

   P01/B01 FAIL    0200000001000000 EB00 02 0100 04 F4E0 07A38000 0000553380 S/W障害を起因としたHVM障害(システム障害)

   (a) 日立製 4Gbps FCアダプタ、または日立製 8Gbps FCアダプタがLPARに共有割り当てしている。

   (b) メモリが故障し、メモリ縮退が発生する。

  [対象Ver. 01-3002-50]

 

(4) 次の全条件に合致した場合、ファームウェアアップデートが失敗する不具合を対策しました。

   (a) アップデート対象が日立製 FCアダプタ 8Gbps (4port)かつ共有設定である。

   (b) アップデートを実施する際、奇数のポート番号が割り当たっている論理デバイス(hfclddX)を指定する。

  [対象Ver. 02-2902-50]

 

(5) 次の条件に合致した場合、Hvmsh"opr TimerCounterBase"コマンドが成功しているにもかかわらず、エラーを応答する不具合を対策しました。

   (a) BS520Hx1BS520Hx2BS520A、またはBS540Aサーバブレードである。

  [対象Ver. 02-2002-50]

 

(6) 次の条件全てに合致した構成において、コンカレントメンテナンスモードのLPARマイグレーションを実施した場合、マイグレーション成功後に、次の現象が発生する不具合を対策しました。

   (a) 条件

      (i) 日立製 16Gbps FCアダプタのFCポートをLPARに割り当て使用している。

      (ii) 移動先のFCポートが異常状態である、または移動先のFCポートが正常でLinkUp状態であるのに対して、移動元がLinkDown状態または異常状態である。

   (b) 現象

      (i) FC-MCKが発生し、以下のような状態になる場合がある。

        ・ ゲストOSがシステムダウンする。

        Kernel PanicBlueScreenが発生する。

        ・ 冗長化している場合は、片方のパスが使用できない状態となる。

      (ii) 次回以降のLPARマイグレーションが常に失敗する。

  [対象Ver. 02-50]

02-50

重要

セキュリティ改良

(1) OpenSSLの以下の脆弱性を対策しました。

  CVE-2016-0800CVE-2016-0705CVE-2016-0797CVE-2016-0702CVE-2015-3197CVE-2016-0799CVE-2016-2105CVE-2016-2106CVE-2016-2107CVE-2016-2108CVE-2016-2109CVE-2016-2842

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) OpenSSHの以下の脆弱性を対策しました。

  CVE-2015-5600CVE-2016-3115CVE-2015-5352CVE-2015-6563CVE-2015-6564CVE-2016-1908

  [対象Ver. 02-0502-45]

 

(3) glibcの以下の脆弱性を対策しました。

  CVE-2015-5229CVE-2015-7547

  [対象Ver. :全Version]

 

(4) Network Security Service(NSS) の以下の脆弱性を対策しました。

  CVE-2014-3566CVE-2014-1569CVE-2015-2721CVE-2015-4000CVE-2015-7181CVE-2015-7182CVE-2015-7183CVE-2015-7575

  [対象Ver. :全Version]

 

 

機能追加

(1) BS520H B4 サーバブレードをサポートしました。

 

(2) 日立製16Gbps FCアダプタがコンカレントメンテナンスモードのLPARマイグレーションに対応しました。

  使用の際は、 必ず「Virtage Navigator ユーザーズガイド LPAR マイグレーション編」 (Revision 3.74以降)の『コンカレントメンテナンスモードの実施フロー』で確認しご使用ください。

  また、FCアダプタは下記以降をご使用ください。

  ファームウェア: 40-05-00

  Windowsドライバ:x.x.8.2160

  RHEL6ドライバ: x.6.18.2858

  RHE7Lドライバ: 4.7.18.3234

 

(3) SHA-2移行に備え、HVM Webシステムのサーバ証明書を変更可能にしました。

 

(4) Emulex NICRHEL7.2をサポートしました。

  対象機種など、詳細については、「BladeSymphony Emulex製アダプタ ユーザーズガイド ハードウェア編」(21版以降) を参照願います。

 

(5) 画面モード 640x480 24bit色 モードに対応しました。

  本改善に伴い、RHEL 7系のOSインストール時の画面の乱れが解消されます。

  一方、02-50から02-4X以前のHVMに対して、コンカレントメンテナンスモードのLPARマイグレーションが実施できなくなりますので、ご注意願います。該当の場合は、移動先のHVMのバージョンを02-50以降にアップデートするか、シャットダウン方式によるLPARマイグレーションをご利用ください。

 

 

可用性向上

(1) 次の(a)(b)の両条件に合致するLPARにおいて、共有FCMCK障害が発生する可能性がある不具合を修正しました。

  (a) BS520Hx3ブレード かつLPAR#14 かつ250GB以上のメモリ割当てまたはBS520Xx1/x2ブレードかつ(LPAR#1またはLPAR#3)かつ2300GB以上のメモリ割当て。

  (b) 日立製FCアダプタを共有設定。

  [対象Ver. 02-01]

 

(2) timeout時間に達していないにもかかわらず、タイムアウトを誤検出し、以下のerror messageを出力して、LPARマイグレーションが失敗する場合がある不具合を対策しました。

EMG0000000003004006:0000000000000006:0000000000000030:(0):HVM(SRC):Internal error

  [対象Ver. 01-3002-45]

 

(3) Linux OS から、NTPや手動等で、月を跨いでRTC時刻を設定しようとした際、指定した月より1カ月先の日付にRTCが設定される不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(4) 次の全条件に合致した場合、Physical Processor Configurationスクリーンで、カーソルを左右に移動させた際に、HVMがシステムダウンする場合がある不具合を対策しました。

  (a) CPUグループの定義において、グループ番号07の次に、グループ番号16以上を定義。

  (b) Processor Group Configuration表示において、CPUグループ番号16以上の表示に切り替える。

  (c) カーソルがProcessor Group ConfigurationGroupNameに当たっている。

  [対象Ver. :全Version]

 

(5) 移動対象LPARLPARマイグレーション(シャットダウン方式およびコンカレントメンテナンス方式)の移動条件を満たしているにもかかわらず、不当にLPARマイグレーションが失敗し、その後HVMを再起動するまで何度リトライを試みても失敗し続ける場合がある問題を対策しました。

  問題発生時には、以下が出力されます。

EMG000000000c003004:0000000000000000:0000000000000001:(0):LPARMover(SRC):Internal error occurred in initializing the LPAR Mover thread.

  [対象Ver. 01-3002-45]

 

(6) HVM CLI IPアドレスに登録されていない管理サーバから、HvmShコマンドを連続で実行された場合、LPARマイグレーションが失敗する場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(7) 以下の手順で操作を行うと、LPARマイグレーションが失敗する場合がある不具合を対策しました。

  1. 日立製FCアダプタを複数搭載し、全て共有FCに設定。

  2. LPARに共有FCを割り当ててから構成情報を保存。

  3. 2.LPARに割当てた共有FCを占有FCに変更。

  4. 3LPARとは別のLPARに、共有FCのみを割り当てる。

  5. 4.LPARのマイグレーションを実行。

  [対象Ver. 01-3002-45]

 

(8) LPAR上でWindows Server 2012以降のWindows OSを稼働させる際、そのWindows OSも含めてシステムが高負荷状態であると、当該Windows OSに、1日で数十秒の時刻ずれが発生する場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 02-0202-45]

 

(9) Linux OS上の仮想COMコンソールで、キーを押し続けた場合、仮想COMコンソールがハングすることがある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(10) 共有FCアダプタで1ビット訂正が発生しているような状況で、ゲストサーバのシャットダウンを行うとHVMがシステム障害となる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 01-3002-45]

02-45

重要

セキュリティ改良

(1) OpenSSLの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2015-3194CVE-2015-3195CVE-2015-3196CVE-2015-7575

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) GnuTLSの脆弱性(CVE-2015-7575)を対策しました。

  [対象Ver. 02-40]

 

 

機能追加

(1) ロールベースのアクセス制御をサポートしました。

 

(2) HvmSh、仮想COMコンソール、HVM WebシステムでRADIUSサーバを用いたユーザ認証をサポートしました。

 

(3) EmulexBE3 ファームウェア (RT10.6.144.2702) に対応しました。

  Emulex 10Gb NICで ファームウェア 10.6.144.2702 以降を使用される場合は、HVMファームウェアを本バージョン 02-45以降に更新願います。

 

(4) RHEL7.2(AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

  対象機種など、詳細については、「BS500 HVMユーザーズガイド」(24版以降) を参照願います。

 

 

可用性向上

(1) 次の条件に合致した場合、HVMが起動せずにリブートを繰り返す不具合を対策しました。

  (a) BS520Xサーバブレード B1

  (b) 1Blade構成もしくは2BladeSMP構成。

  (c) メモリを1TB以上搭載。

  [対象Ver. 02-2902-40]

 

(2) HVM稼働中に、マネジメントモジュールが管理パスのリンクダウン検出・回復を行った際、稀に次の現象が起きる不具合を対策しました。

  (a) WEBコンソールのLPARタブの応答が遅くなる。

  (b) HAモニタ機能が正常に動作しない。

  [対象Ver. 01-8102-40]

02-40

重要

機能追加

(1) 任意のLPARに割り当て可能な論理CPU数を72から240に拡張しました。

 

(2) HvmSh、仮想COMコンソール、HVM WebシステムでLDAPサーバを用いたユーザ認証をサポートしました。

 

(3) HVMへのログイン/ログアウト記録を監査ログとしてsyslogサーバに転送する機能をサポートしました。

 

(4) DNSクライアント機能をサポートしました。

 

(5) Windows Server 2008 R2BS520H B3ブレードにおいて、サポートしました。

(6) RHEL7.1(x86/ AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。対象機種など、詳細については、「BS500 HVMユーザーズガイド」(23版以降) を参照願います。

 

 

ユーザインタフェース改善

(1) ゲストNUMAにおいて、ノードごとの論理CPU数を設定できる機能を新規に追加しました。

 

 

可用性向上

(1) SR-IOVの設定が異なるブレード間でコンカレントメンテナンスを実施した場合、次の現象となる不具合を修正しました。

  (a) 次のエラーコードを出してコンカレントメンテナンスが失敗する。

  “EMG0000000001014007:0000000000000008:0000000000000030:(1):HVM(DST):Internal error.”

  (b) 移動したゲストOSが移動先でハングアップし、コンソールの操作不能となる。

  [対象Ver. 01-9002-29]

 

(2) 次の全条件に合致した際、(c)とは異なる日立製FCアダプタが閉塞する不具合を修正しました。

  (a) BS520X B2サーバブレードの4ブレードSMP構成。

  (b) 搭載されている日立製FCアダプタの物理ポート数の合計が5ポート以上。

  (c) (b)のいずれかのFCアダプタが閉塞。

  [対象Ver. 02-2502-29]

 

(3) 次の全条件に合致した際、まれにHVMがリブートする場合がある不具合を修正しました。

  (a) 4ブレードSMP構成。

  (b) ActivateされたLPARの合計論理CPU数が合計物理CPU数を超える。

  (c) LPARあたりの論理CPU数が16を超える。

  (d) あるLPAR上でワークロードを実行中に、他のLPARでゲストOSshutdownreboot等によるLPARの状態遷移が発生。

  [対象Ver. 01-9002-29]

 

(4) 共有モードの日立製 FCアダプタのポート設定(Connection TypeMultiple Port IDData Rate)を次の管理コンソールから変更した時、内部障害が発生し、強制リブートが発生する場合がある不具合を対策しました。

  ・ マネジメントモジュールのWebコンソール

  ・ Virtage Navigator

  ・ HvmSh

  [対象Ver. 02-2002-29]

 

(5) 次の全条件に合致する構成のLPARActivateするとHVMがリブートする不具合を修正しました。

  (a) BS520X B2サーバブレードの4ブレードSMP構成。

  (b) ゲストNUMAが有効。

  (c) 論理CPUを、4つ以上のNODEに割り当て。

  (d) メモリのみを割り当てているNODEが存在し、そのNODE#が 論理CPUを割り当てているNODEの最若番よりも若番。

  [対象Ver. 02-2502-29]

 

(6) RHEL 6.6 上に仮想NIC/共有NICでネットワークブリッジを構成した場合、VLANタグを含んだイーサネットフレームがネットワークブリッジを通過できない問題を修正しました。

  [対象Ver. 02-29]

 

(7) 次のサーバブレード上で稼働するHVMにおいて、CPUソケット数が変わる構成変更が行われた場合、PXEブートを実行しなくなる不具合を対策しました。

  対象:BS520H B3, BS520X(B1/B2) サーバブレード

  [対象Ver. 01-8002-29]

 

(8) HVM起動時にHCSMへ起動完了アラートの送信が行われない不具合を対策致しました。

  [対象Ver. 01-8102-29]

 

(9) 次の条件に合致した場合、その後、移動元での動作は正常継続できるが、コンカレントメンテナンスができなくなってしまう不具合を対策しました。

  (a) 論理CPU数を65個以上割り当てているLPAR

  (b) コンカレントメンテナンスを実施。

  (c) 移動の処理が、強制中断やタイムアウトなどにより、正常に完了しなかった場合。

  [対象Ver. 02-29]

 

(10) 次の条件に合致した場合、当該LPARマイグレーションが失敗する不具合を対策しました。

  (a) 日立製16GbpsFCアダプタを1ポート以上割り当てているLPARのマイグレーションを実施。

  (b) 移動元 HVMファームウェアバージョンが02-2502-29

  (c) 移動先 HVMファームウェアバージョンが02-25未満。

  [対象Ver. 02-2502-29]

 

(11) 日立製FCアダプタを共有モードで割り当てているLPARにおいて、同FCドライバとユーティリティツールhfcmgrのアクセスが重なった場合、まれに日立製FCアダプタにMCKが発生し、ディスクアクセスができなくなり、Kernel PanicBSoDが発生する場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(12) 次の両条件に合致した場合、システムダウン時の障害情報採取に失敗する場合がある不具合を対策しました。

  (a) BS520H B3サーバブレード。

  (b) Broadcom NICCTL1 Port0,1以外を管理NICに指定。

  [対象Ver. 02-2502-29]

 

(13) Linux OS起動時に、稀にVLAN設定をした共有NIC/仮想NICが正常に初期化されず、通信できない状態となる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

02-29

重要

機能追加

(1) LPARに割り当てられる論理CPU数を64から72に拡張しました。

 

 

可用性向上

(1) BS520X サーバブレードにおいて、HVMの起動時間を短縮しました。メモリ搭載量が多いときほど、改善効果が大きくなります。

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) 下記のいずれかのツール/ユーティリティを起動中に、日立製16Gbps Fibre Channelアダプタのファームウェアの更新を実施すると、ファームウェアの更新に失敗し、日立製16Gbps Fibre Channelアダプタが使用不能になる場合がある不具合を修正しました。

  ・マネージメントモジュールWebコンソール

  ・HCSM

  ・Virtage Navigator

  ・HvmSh

  [対象Ver. 02-0502-25]

 

(3) ごく稀に共有NIC/仮想NICのパケット送受信ができなくなる 不具合を修正しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(4) 管理パスに設定したIPアドレスのサブネットマスクとHVM IPアドレスのアドレスクラスが不一致の状態で、管理パスに通信障害が発生した場合、パスの切り替え処理において、HVM IPアドレスのサブネットマスクを誤設定し、管理パスが通信不可となる 不具合を修正しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(5) 日立製8Gbps/16Gbps Fibre Channelアダプタのファームウェアを更新中に、更新に使用しているポートと異なるポートで、下記いずれかのイベントが発生した場合、ファームウェアの更新に失敗する 不具合を修正しました。

  ・マシンチェックの発生

  ・他LPARからのファームウェア更新

  [対象Ver. :全Version]

 

(6) 日立製16Gbps Fibre Channelアダプタ搭載時、日立製16Gbps Fibre Channelアダプタの統計情報項目"I-HBA"に割り込み数が正しく記録されない 不具合を修正しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(7) BS520Xx1BS520Xx2、またはBS520Hx3サーバブレードにおいて、一度も起動したことのないゲストOSが存在する場合、ごく稀に次のいずれかの状態になる 不具合を修正しました。

  (a) HCSMでのLPARに対する操作が失敗する。

  (b) HCSMの画面にHVM構成情報が表示されない。

  [対象Ver. 02-0102-25]

02-25

重要

機能追加

(1) BS520X B2サーバブレードで、4ブレードSMPをサポートしました。

  同時に、物理プロセッサ数256以上を対応可能とする x2APIC (Interrupt Remapping を含む)をサポートしました。

  本構成をご使用になる場合は、下記をご利用ください。

  HvmShをご利用の場合、V8.6以降

  HCSMをご利用の場合、8.2.0以降

 

(2) HBAコア占有モードをサポートしました。

  HBAコア占有モードのご使用に際しては、前提条件等、「BladeSymphony BS500 HVMユーザーズガイド」(21版以降)でご確認願います。

 

(3) HVM管理 LANインターフェースで下記をサポートしました。

  - IPv6

  - HVM-マネジメントモジュール間の通信に使用するポート番号の変更

  ご利用には、マネジメントモジュール A0260以降を合わせてご使用ください。

  使用可能な機能等の詳細については、「BladeSymphony BS500 HVMユーザーズガイド」(21版以降) を参照願います。

 

(4) Windows OSの機能であるPartition Reference Time Enlightenment機能を以下のゲストOSでサポートしました。

  ・Windows Server 2012

  ・Windows Server 2012 R2

  特定の時間計測関数を使用するアプリケーションの性能が向上します。

 

 

可用性向上

(1) HVMに関するHCSMアラートのメール通報で、アラート情報の文字化けが発生する場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) 日立製16Gbps Fibre Channelアダプタで複数コアを持つポートにおいて、単一コア障害にも関わらず、ポート閉塞になる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 02-20]

 

(3) 日立製16Gbps Fibre Channelアダプタがリカバリ可能なポート障害でポート閉塞になってしまう場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 02-20]

 

(4) 外部ネットワークスイッチのInternet Group Management Protocol (IGMP)の設定によっては、共有NICにおいてマルチキャスト通信ができない場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(5) 次の条件に合致した際、管理パスをPort0へ切替える処理を不当に行ってしまい、本来採取されないSYSLOGが採取される場合がある不具合を対策しました。

  (a)Activeな管理パスがPort1側である。(*1)

  (b)不正なFTPサーバ指定でゲストメモリダンプを起動。

  (User ID、パスワード、ディレクトリパスのいずれかに不正)

(*1)System Service StateスクリーンのSVP Network Path Stateに表示

  [対象Ver. :全Version]

 

(6) ユーザ認証を有効にして仮想COMコンソール接続を行った際に、稀に接続できなくなり、"Force Recovery"を実行しないと回復しなくなる不具合を対策しました。

  [対象Ver. 02-0502-20]

 

(7) BS520X B2 サーバブレード かつ、EFI MM Config Base 設定を2Gに設定している場合、HVMが立ち上がらず、リブートを繰り返す場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 02-20]

02-20

重要

セキュリティ改良

(1) OpenSSLの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2014-3567CVE-2015-0204CVE-2015-0205CVE-2014-8275CVE-2014-3570

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) SSL v3.0プロトコルの脆弱性(CVE-2014-3566、通称POODLE)を受け、SSL v3.0のサポートを停止しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

 

機能追加

(1) BS520X B2サーバブレード、およびその2ブレードSMPをサポートしました。

 

(2) 日立製16Gbps Fibre Channelアダプタをサポートしました。但し、コンカレントメンテナンスモードのLPARマイグレーションは未対応です。

 

(3) HVM管理パス用にNICポートを指定できる機能により、HVM管理パスの冗長化をサポートしました。

 

 

可用性向上

(1) BS520X B1サーバブレードの4ブレードSMP構成において、次の(a)(b)いずれかの操作を行った場合、HBA EFI ドライバ設定が初期化され、HVMの2回以上の起動で、ゲストOSの起動ができなくなる場合がある不具合を対策しました。

  (a) Webコンソール画面で、HVMの電源OFF中に、[Resouces]内のHVMタブで、[システム設定]の変更または確認を行った場合。

  (b) HCSMで、[リソース]内の[HVM設定編集]を行った場合。

  [対象Ver. 02-0102-06]

 

(2) 次の両条件に合致した場合、共有FCにおいて、割り込み抜けにより、ディスクアクセスが不能になる、あるいはSCSIタイムアウトやFC-MCKが発生する不具合を対策しました。

  (a) 日立製 8Gbps FCアダプタを共有設定。

  (b) ドライバが割込みモードMSI-Xを使用するWindowsまたはLinux

  [対象Ver. :全Version]

02-06

重要

機能追加

(1) RHEL 6.6 (x86/ AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

 

(2) BS520H B3サーバブレードにおいて、E5-2637 v3プロセッサを追加サポートしました。

 

 

可用性向上

(1) 次の全条件に合致する際、通常のIO動作中に、HBA MCK または SCSIタイムアウトでFCパス切替えが発生する場合がある不具合を対策しました。

  (a) ゲストOSRed Hat Enterprise Linux 6

  (b) HBAドライバの割り込みタイプが Legacy Mode(デフォルト)設定。

  (c) ゲストOSが、ディスクアクセスをシリアライズする場合 (syncコマンドなど)

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) LPARの削除またはLPARマイグレーションによる移動を実施した場合、存在しなくなったLPARよりLPAR番号が1大きいLPARで共有NICと共有FCのデータが採取できなくなる不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(3) LPAR Usage スクリーンにおいて、Grpフィールドでプロセッサグループ番号を指定した場合、Procフィールドのうち、S(共有モードに割り当てられた物理プロセッサ数の表示)が不当な表示となる不具合を対策しました。

  [対象Ver. 02-05]

 

(4) (a)(b)両条件に合致するLPARにおいて、次のエラーが発生する場合がある不具合を対策しました。

  ・ゲストOS Linuxの場合、エラーメッセージ "Clocksource tsc unstable"が出力される。

  ・ゲストOSWindowsの場合、BlueScreenが発生しOSがリブートする。

 

  (a) 搭載物理メモリが3TBを超える構成。(SMP構成時は全ブレードの合計)

  (b) 以下のいずれかのオペレーションを実施した場合。

  - HVMスクリーン"Logical Partition Configuration" "Memory Allocation Display"(F2:MemAllocDsp)表示

  - マネージメントモジュールWebコンソールで、LPAR情報の表示や操作を実行

  - HCSMHVMを管理している

  - HvmShを使用して"get ConfigAll"コマンドを実行

  - Virtage NavigatorからHVMUpdate操作を実施

  [対象Ver. 01-9002-05]

 

(5) JP1/SC/BSMHvmShあるいはVirtage Navigator V3.0/D以降を併用すると、HVMアラートがJP1/SC/BSMに通知されなくなる不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

02-05

重要

機能追加

(1) BS520H B3 サーバブレードをサポートしました。

 

(2) HvmSh、仮想COMコンソール、HVM Webシステムでユーザ認証をサポートしました。

 

(3) SAP HANA®使用時に、以下の改善を行いました。

  -システム高負荷時の処理改善

 

 

可用性向上

(1) 次の条件に合致した際、システムダウンせずに起動抑止するよう対策しました。

  (a) BS520XサーバブレードのオンボードLAN(10Gbps4ポート)を使用。

  (b) 上記NICに、HVM未サポートのMultiChannel Support <Enabled>設定して、HVMを起動。

  [対象Ver. 02-0102-02]

 

(2) 次の条件に合致する際に、LPARマイグレーションを実施すると、マイグレーションできない不具合を対策しました。

  (a) 論理プロセッサのアイドル検出が無効に設定されている。

  (b) 移動元または移動先のバージョンが対象Ver.である。

  [対象Ver. 02-02]

 

(3) 下記(a)(c)の全条件に合致するLPARにおいて、次のエラーが発生する場合がある不具合を対策しました。

・ゲストOS Linuxの場合、エラーメッセージ "Clocksource tsc unstable"が出力される。

・ゲストOS Windowsの場合、BlueScreenが発生しOSがリブートする。

  (a) BS520Xブレードで4ブレードSMP構成。

  (b) システム全体のビジー率が継続的に95100%となる。 (特に各LPARのアイドル検出機能が無効設定の場合)

  (c) 物理プロセッサ#0を使用するLPAR

  [対象Ver. 02-0102-02]

 

(4) 下記(a)(c)の全条件に合致する場合、システム障害となりサーバブレードがリブートする不具合を対策しました。

  (a) BS520Xブレードで、オンボードLAN(10Gbps 4ポート)を占有モードに設定し、占有割り当てしているLPAR

  (b) ゲストOSWindowsである。

  (c) Windowsのデバイスマネージャから、LOMのポートに対して、デバイスの無効化やドライバの削除等の当該ポートを停止させる操作を行う。

  [対象Ver. 02-0102-02]

02-02

重要

機能追加

(1) BS520Xブレードにおいても、Virtage NavigatorやマネージメントモジュールWebコンソールから、ブートオーダに関する設定・操作が可能になりました。

 

(2) SAP HANA®をサポートしました。ご使用には、SAP HANA®の機能ライセンスが必要です。

 

 

セキュリティ改良

(1) 次の脆弱性を対策しました。

Bash脆弱性: CVE-2014-6271, CVE-2014-7169, CVE-2014-7186, CVE-2014-7187, CVE-2014-6277, CVE-2014-6278

OpenSSL脆弱性: CVE-2014-3508, CVE-2014-5139, CVE-2014-3509, CVE-2014-3505, CVE-2014-3506, CVE-2014-3507, CVE-2014-3510,  CVE-2014-3511, CVE-2014-3512

  [対象Ver. :全Version]

 

 

可用性向上

(1) ブレード間SMP構成でノンプライマリブレードにHitachiファイバチャネル拡張カードを搭載している場合に、ゲストOSがブートしない場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

02-01

重要

機能追加

(1) BS500 BS520Xサーバブレードをサポートしました。

 

(2) Guest NUMA をサポートしました。NUMA対応のOSやアプリケーションをご利用の場合、性能効果が期待できます。

 

(3) HVM Enterprise ライセンス(新規) に対応しました。同ライセンスでは、60 LPAR ACTが可能です。サポート対象のブレード種等の詳細については、「BladeSymphony BS500 HVMユーザーズガイド」(16版以降)を参照願います。

 

 

可用性向上

(1) コンカレントメンテナンスモードでLPARマイグレーションを実施した場合カーネルパニックになる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 01-8101-90]

 

(2) VF NICを使用しているLPARActivateした状態で、JP1/ServerConductor/Blade Server Managerのスケジュール電源制御による電源OFFを実施した場合に次のイベントがマネージメントモジュール(SVP)のシステムイベントログに記録される場合がある不具合を対策しました。

  「S/W障害を起因としたHVM障害(HVM Assist障害)

  [対象Ver. 01-90]

01-90

重要

機能追加

(1) 物理NIC のハードウェア機能であるSR-IOV機能をサポートしました。サポート対象のカード種、ブレード種、ゲストOS等の詳細については、「BladeSymphony BS500 HVMユーザーズガイド」(15版以降)を参照願います。

 

(2) RHEL 6.5 (x86/ AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

 

(3) BS520H 1ブレードにおいても、Windows Server 2012 R2をサポートしました。

 

 

セキュリティ改良

(1) OpenSSLの脆弱性(CVE-2014-0224)を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

 

可用性向上

(1) 共有NICまたは仮想NICを設定したLPARActivate (但し HVM起動後 2回目以降)した際にごく稀に、以下のいずれかの現象を伴い、当該NICが使用不能となる不具合を対策しました。

  ・ネットワークセグメントで障害が発生

  ・リンクダウン/リンクアップを繰り返す

  [対象Ver. 01-4001-81]

 

(2) 管理パス#0が通信不能で 管理パス#1で通信している場合にもかかわらず、マネジメントモジュールのファームウェアアップデートまたはマネジメントモジュールの系交代が実施されると、下記を"0"と誤表示する不具合を対策しました。

  (a) System Service Stateスクリーンにおいて、SVP Network Path State Port#

  (b) HvmSh"get hvmstatus"コマンドにおいて、InternalPathPort (この時、InternalPathConnect=Success)

  [対象Ver. :全Version]

 

(3) 次の条件でVirtageを起動した場合に、HVM System Logsに次の不当なHVMシステムログが出力されてしまう不具合を対策しました。

  (a) N+M構成を解除した待機系のブレード。

  (b) Web コンソール上でHVM設定を行っていない。

 

不当なHVMシステムログ

HVM Loader detected format error in the initial parameter.”

  [対象Ver. 01-81]

01-81

重要

機能追加

(1) HVMの操作や監視のネットワークセキュリティ向上のために、HCSM、マネジメントモジュールおよびHvmShとの通信にTLSをサポートしました。OpenSSL heartbeat 拡張の脆弱性(CVE-2014-0160)による影響はありません。マネジメントモジュールとの通信でTLSを使用するには、マネジメントモジュール A0206以降をご使用ください。なおTLSサポートに伴い、専用のポートを新規に追加しました。HVMが使用するポートについては、「BladeSymphony BS500 HVM ユーザーズガイド」を参照願います。

 

 

可用性向上

(1) 仮想NICが高負荷の時に、占有CPUを使用しているLPARのディスパッチが遅延する可能性がある不具合を修正しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) HVMとマネジメントモジュール間の通信経路が回復しても、HVM構成情報保存ができない場合がある不具合を修正しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(3) 次の(a)(c)すべての条件に当てはまる場合、ゲストOSの時刻が1日あたり最大で20秒進む可能性がある不具合を修正しました。

  (a) ゲストOSRHEL5(5.6以降)32ビット版を使用。

  (b) カーネルパラメータにavoid_smiを記載。

  (c) NTPで時刻同期をしていない。

  [対象Ver. 01-2001-70]

 

(4) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)実施の際、マイグレーションパスが次の(a)(b)両条件に合致する時、ゲストOS のメモリ転送開始後、次のメッセージから先に進まなくなる不具合を修正しました。

"Stage=0x4050: (SRC) Transferring Memory Data"(Virtage Navigator利用の場合)

  (a) 1Gb LAN拡張カードのネットワークセグメントを指定。

  (b) VLAN IDを設定。

  [対象Ver. 01-70]

01-70

重要

機能追加

(1) Red Hat Enterprise Linux 5.9 (x86/ AMD64 & Intel EM64T)をサポートしました。

対象ブレードについては、BladeSymphony BS500 HVM ユーザーズガイド」(13版以降)を参照願います。

 

(2) Windows Server 2012 R2をサポートしました。 

対象ブレードについては、BladeSymphony BS500 HVM ユーザーズガイド」(13版以降)を参照願います。

 

(3) BS540Aブレードにおいて、1024GBを超えるメモリのLPARへの割り当てをサポートしました。

 

(4) Emulex 10Gb NICファームウェア 4.6.348.0 に対応しました。

次のデバイスで ファームウェア 4.6.348.0以降を使用される場合は、HVMファームウェアを本バージョン 01-70以降に更新願います。

  ・ オンボードLAN

  ・ Emulex 10Gb 4ポート LAN拡張カード

  ・ Emulex 10Gb 4ポート コンバージドネットワーク拡張カード

 

(5) 論理プロセッサ間の割込み(IPI) 処理性能を 改善しました。

 

(6) Windows APIQueryPerformanceCounterの実行性能を向上しました。

 

 

可用性向上

(1) 6.5ヶ月以上連続稼働しているHVM上で、LPAR上の全ての仮想NICが同時にリンクダウンする可能性がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) Virtage Navigator V03-02以降 または tcpプロトコルを指定したHvmShコマンドで ブートオーダ設定操作を行った場合に、ブートオーダ登録デバイス数 と システムのネットワーク環境によって、コード 0X00090106 のエラーになる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(3) VNIC System No129以上の値を設定しているHVM上のLPARに対して、BSMより共有NICおよび仮想NICの割り当て操作を行った場合、デフォルトMACアドレスとして誤った値を割り振ってしまう不具合を対策しました。

  [対象Ver. 01-4001-60]

 

(4) バージョン01-60と 他のバージョンとの間で LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)ができない不具合がありましたが、バージョン01-60から本バージョンへ移動できるよう対策しました。

  [対象Ver. 01-60]

 

(5) HVMからHCSMへのアラート送信時に、通信障害があると、HVMシステムログが不正に採取される場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 01-5101-60]

 

(6) 物理サーバの稼働時間が208.5日以上経過後に RHEL6(x86)またはRHEL6(x64)を起動すると、起動途中でOSのハングアップが発生するRHEL6の問題を、LPAR上で発生させないよう対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(7) 仮想NICまたは共有NICが高負荷の時に、占有CPU割り当てのWindows OSSOD0x101が発生する可能性がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(8) ネットワーク等のI/O処理が高負荷の場合、性能統計情報の出力において、LPARのアイドル時間が 実際より1割程度 低く報告される場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(9) LPAR上でのゲストOSブート時に、当該LPARの操作(プロセッサのスケジューリングモードの動的切り替え等)を行うと、まれにLPAR操作がタイムアウトして、そのLPARが閉塞されることがある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(10) 以下の条件を満たす時、ごく稀にハードウェア障害のSELが採取されブレードがリブートする不具合を修正しました。

  (a) Emulex 10Gb LAN拡張カード(2ポート/4ポート) を占有モードで使用。

  (b) 割り当てているLPARDeactivateする。

  [対象Ver. :全Version]

 

(11) ゲストOSShutdown中にUSBAttachした時、まれにHVM System Logs に以下のログを出力する不具合を修正しました。

[ERROR] HVM damage occurred.(due to H/W error) / Too many unknown PCI-INTX interrupts were detected(vector=XX, gsi=XX).

  [対象Ver. :全Version]

01-60

重要

機能追加

(1) BS520H A2/B2 サーバブレードをサポートしました。

 

(2) LPARをリモートコンソールに接続したときの、Video描画性能を向上しました。

 

(3) 時刻制御に関して、次の (a) (b) のサポートを行いました。

(a) 時刻差分情報の自動保存機能サポート

     本機能を使用することで、サーバブレードの再起動を行った際に発生する時刻のずれを軽減する事ができます。

      本機能をご利用になる場合は、「BladeSymphony BS500 HVM ユーザーズガイド」(10版以降) の手順、注意事項を必ずご確認ください。

(b) LPARRTC時刻を合わせる新しい方法として、以下を追加サポート。

      UTC時刻に合わせる

      ・ タイムゾーンを指定して合わせる

 

(4) USB DVD-ROMドライブ及びリモートCD/DVDの読み込み処理改善により、OSインストール時間が改善されました。

 

 

可用性向上

(1) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)実施時に、FCスイッチでWWN重複の警告が検出される場合がある不具合を修正しました。

  [対象Ver. 01-3001-51]

 

(2) マネジメントモジュールのファームウェアアップデートを実施すると、まれにHVM Assist障害が発生し、管理サーバへのアラート通知に失敗することがある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(3) HVM管理パスにデフォルトゲートウェイ設定を必要とするネットワーク構成のとき、HVMの起動に失敗またはHVM起動完了後に通信障害が発生することがある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(4) HVMの省電力設定(PhyCPU C-State (>= C3))Enableに設定されていて、LPARに共有モードで割り当てているCPUの負荷が低いときに、当該LPARにおいて、OSブートやI/O処理の応答が遅くなる場合がある問題を対策しました。

  [対象Ver. 01-5001-51]

01-51

重要

機能追加

(1) HCSM (Hitachi Compute Systems Manager) サポート

HVMHCSM (v7.5.1以降)からも、ご利用いただけるようになりました。詳細は、「Hitachi Command Suite Compute Systems Manager Software ユーザーズガイド 」(3020-3-V91 20版 以降) を参照下さい。

 

 

可用性向上

(1) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)実施時に、移動先ブレードのLPARマイグレーション開始・完了を通知するJP1/SC/BSMのアラートメッセージで、移動元と移動先のIPアドレスを逆に表示している不具合を修正しました。

  [対象Ver. 01-3001-50]

 

(2) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)が、ゲストの高負荷でタイムアウトした際、稀にゲストOSがシステムダウンに至る場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 01-3001-50]

 

(3) CPUを占有モードに設定しているLPARにおいて、OSブートが遅くなる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 01-50]

 

(4) 次の条件(a)(b)共に合致するLPARにおいて、I/O性能が低下する場合がある不具合を対策しました。

  (a) 論理CPU17個以上割り当て。

  (b) 次のPCIデバイスを占有モードで使用。

Emulex 10Gb オンボードLAN

Emulex 10Gb LAN拡張カード

Emulex 10Gb コンバージドネットワーク拡張カード

  [対象Ver. 01-50]

01-50

重要

機能追加

(1) Red Hat Enterprise Linux (以下RHEL) 6.4 サポート

RHEL 6.4 (x86/ AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

 

(2) BootOrderの先頭が OSがインストールされていないLUでも、次のBootOrderがインストールCDである場合には、インストールCDを起動するように改善しました。

 

(3) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)実行中のCPU負荷を低減しました。

 

 

可用性向上

(1) 32GB DIMMを搭載し、任意の LPAR 32GB以上割り当てた場合、当該LPARのメモリ容量が32GB毎に 1MB多く見える不具合を対策しました。

  [対象Ver. 01-3001-40]

 

(2) FC-HBAのスケジューリングモード(FC占有モード/ FC共有モード)の切り替えが繰り返された場合、システムがハングアップする可能性がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 01-2001-40]

01-40

必須

 

可用性向上

(1) 次のメモリ容量を割り当てたLPARActivateするとHVMがシステムダウンする場合がある不具合を対策しました。

   58,112MB以上(*1)

  [対象Ver. 01-2001-30]

*1:詳細な内容は弊社営業までお問い合わせください。

重要

 

機能追加

(1) 設定可能なVNIC System No の範囲を11024に拡張しました(従来は 1128)。これによりVirtageが同一ネットワークに接続できるサーバブレードの数が 1024まで可能となります。

 

(2) HVM Webシステムで、Internet Explorer 9 をサポートしました。

 

(3) Windows Server 2012上での LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード) をサポートしました。

可用性向上

(1) Virtage Navigator、マネジメントモジュールWebコンソール、またはHvmShコマンドを用いてBootOrderを登録する際に、13個以上登録すると、LPARハングアップが起きる可能性がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード) 実行中に、当該LPAR上のゲストOSのシャットダウンまたはリブートを実行した場合、システム停止に至る可能性がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 01-30]

 

(3) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード) のキャンセルや中断イベントが発生した際に、同処理が終了するまでに20分以上を要してしまう不具合を修正しました。

  [対象Ver. 01-30]

 

(4) 次の条件(a)(b)のいずれかを実施した場合、HVMの起動処理が正常に完了せず、ブレードのリブートが発生することがある問題を対策しました。

  (a) BS540Aサーバブレードで、次の(i)(ii)の双方を満たすハードウェア構成でHVMを起動する。

    (i)  2.0GHz CPU4ソケット搭載

     (ii) Broadcom 1G 8portLAN拡張カードを2枚搭載

  (b) 電力キャッピングを有効に設定した状態でHVMを起動する。

  [対象Ver. 01-30]

 

(5) Virtual NIC AssignmentスクリーンのVLAN ID 割り当て/プロミスキャスモード設定一覧の表示で、存在しない VNIC# 16が表示される不具合を修正しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(6) ゲストOSRed Hat Enterprise Linux 6を使用しているLPARに対し、LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)を実行した場合、当該ゲストOS上で動作中のアプリケーションの処理が約10秒停止したり、"Clocksource tsc unstable"というエラーメッセージが出力される場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 01-30]

01-30

重要

 

機能追加

(1) Windows Server 2012をサポートしました。

 

(2) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)サポート

   LPARマイグレーション機能に、コンカレントメンテナンスモードを追加しました。

   コンカレントメンテナンスでは、ゲストOSのシャットダウンおよびリブートが不要になります。

  * Virtage Navigator V03-00/E以降をご使用ください。

 

(3) HVMが使用するタイマカウンタを、CPU周波数をベースに設定可能なオプションを追加しました。

 

(4) BS540Aサーバブレードでも、Red Hat Enterprise Linux 5.7 (x86/ AMD64 & Intel EM64T) をサポートしました。

可用性向上

(1) Red Hat Enterprise Linux 6でのOSダンプ(*1)採取時間がBASIC環境と比較して3倍程度に延びる(*2)場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(*1) Linuxの以下の機能によるダンプ採取

   - OS標準のカーネルダンプ (kdump)

   - 日立高信頼メモリダンプツールLinux Tough dump(LTD)

(*2) 実際のダンプ所要時間は、ハードウエアやLPARの環境により変わります。

 

(2) Virtage Navigator、マネジメントモジュールWebコンソール、およびHvmShコマンドによるオンボードNICのスロット番号表示が、サーバブレードの搭載位置に関係なく、”G0”となる不具合を修正しました。

  [対象Ver. 01-20]

 

(3) LPAR80GB以上のメモリを割り当てている場合、そのLPARをアクティベートすると稀にシステムダウンとなる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. 01-20]

01-20

重要

機能追加

(1) BS540Aサーバブレードをサポートしました。

 

(2) NUMA機能をサポートしました。

 

(3) Red Hat Enterprise Linux 5.7 (x86/ AMD64 & Intel EM64T) をサポートしました。(BS540Aサーバブレードは非対応)

 

(4) メモリフラグメントの制限事項を解消しました。

可用性向上

(1) 特定命令による性能低下対策

  [対象Ver. :全Version]

  OSのスピンロック競合処理で発行される特定命令が、複数プロセッサを割り当てた共有LPAR上で多発した場合に、性能低下を起こす場合がある問題を対策しました。

 

(2) 無効キー入力によるシステムダウン対策

  [対象Ver. :全Version]

  次のスクリーン上で、無効にあつかわれるべき "d"または"D"キーの入力により、システムダウンする場合がある不具合を対策しました。

   Logical Processor Configurationスクリーン

   (b) Physical Processor Configurationスクリーン

   Allocated FC Informationスクリーン

 

(3) LTD (Linux Tough Dump) 実行中に、まれに強制リブートが発生する不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(4) 共有NIC初期化失敗対策

  [対象Ver. :全Version]

  下記を搭載してHVMを起動すると、まれに共有NICの初期化に失敗し、SharedNicInitializationErrorのイベントログが取られる不具合を対策しました。

     (a) Emulex 10Gb 4ポートLAN拡張カード。

     (b) Emulex 10Gb 4ポートコンバージドネットワーク拡張カード。

     (c) BS520HブレードでオンボートLAN有り。

 

(5) HVM複数同時起動によるハングアップ対策

  [対象Ver. :全Version]

  HVMを初めて起動するブレードを、複数同時に立ち上げると、Initializing HVM の画面でまれにハングアップする場合がある不具合を対策しました。

 

(6) Virtage Navigator等のブートデバイス表示不正対策

  [対象Ver. :全Version]

  Virtage Navigator(HVMスクリーン以外)を用いた ブート設定 において、CD/DVD-Front と表示されるべきブートデバイスが、CD/DVD-KVMと表示される不具合を対策しました。

 

(7) ネットワークセグメント識別子の追加設定 不具合対策

  [対象Ver. :全Version]

  Virtage NavigatorまたはマネジメントモジュールWebコンソールの該当バージョン(1)を用いてネットワークセグメント識別子を追加設定した場合、対象LPARに設定済のネットワークセグメント識別子に付随するVLAN IDTagVLAN、プロミスキャスモードの各情報がデフォルト設定値に戻ってしまう不具合を対策しました。

(1) <Virtage Navigator> V02-04V03-00/B

     <マネジメントモジュールWebコンソール> マネジメントモジュールファームウェア :A0125 未満

 

(8) 仮想NICドライバの非推奨設定時の不具合対策

  [対象Ver. :全Version]

  仮想NICのドライバのオフロード設定が非推奨設定時に、IPv6パケットの通信を実施されると、同一仮想ネットワークセグメントの仮想NICがリンクダウンし、以降 使用不能になる不具合を対策しました。

 

(9) HBAポート閉塞時のSCSIコマンドリセット不具合対策

  [対象Ver. :全Version]

  ファイバチャネル拡張カードのHBAポート閉塞時、ディスク装置に発行したSCSIコマンドがリセットされない不具合について対策しました。

 

(10) スケジューリングモードの「共有」設定更新時の不具合対策

  [対象Ver. :全Version]

  スケジューリングモードが「共有モード」のLPARに対して、「共有モード」で設定更新を行った際に、HVMがそのLPARで障害が起きたと誤判定し、当該LPARは使用不能になり、回復にはHVMの再起動が必要になる不具合を対策しました。

 

(11) CPU使用率の算出において、論理プロセッサの切り替え処理時間の一部が、HVMのシステム処理時間に加算していない不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

01-10

重要

機能追加

BS520Aサーバブレードをサポートしました。

可用性向上

NIC2 (Intel 82576) リンクダウン時のOSによる障害検知おくれ対策

  [対象Ver. :全Version]

  次の条件に合致した際に、OSによる障害検知が数秒〜十数分遅れる場合がある不具合を対策しました。

    (a) 共有NIC として、NIC2(Intel 82576)を割り当てているLPAR

    (b) ゲストOSWindows2008/2008R2

    (c) 当該共有NICでリンクダウン発生。

01-01

重要

機能追加

BS500 Virtageを新たにサポートしました。

*1 重要性および影響範囲の定義

 

3. ファイルのダウンロード

 

下記の「輸出管理に関するお願い」および「ご使用条件」を必ずお読みいただき、同意いただける場合は、「同意する」ボタンをクリックしダウンロードして下さい。同意いただけない場合は、「同意しない」ボタンをクリックし、ページを閉じて下さい。

 

輸出管理に関するお願い

 

本サイトにて公開する情報および提供するプログラム等を輸出される場合には、外国為替および外国貿易法の規制ならびに米国輸出管理規則などの外国の輸出関連法規をご確認の上、必要な手続きをお取り下さい。

 

ご使用条件

 

   ご使用条件は、こちら

 

<ファームウェア>

[ 同意する ]                [ 同意しない ]

  (ダウンロードファイル名を『HVM02-67.zip』としてください。)

 

4.お問い合わせについて

本品に関する問い合わせ先は、ダウンロードしたファイルに含むREADME.TXTに記載しています。

アップデートプログラムご利用上のお願い

本サイトには、ドライバ・ファームウェア・ユーティリティ・BIOSのアップデートプログラムを掲載しております。
アップデート作業はお客様自身で行っていただきます。
全てのお客様環境での動作を保証するものではありませんので、運用にあたっては充分な検証の上ご適用をお願いします。
また、万一に備え、データバックアップを行うことをご推奨致します。
本アップデートプログラムのご利用により不具合・データ損失等が生じた場合におきましても弊社は一切責任を負い兼ねますことをご承知おきください。