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原田哲夫 | ![]() |
株式会社ワコール 本社事務統括部 |
大河原宏之 | ![]() |
日立製作所 情報・通信グループ 産業システム事業部 産業第三システム部 |
亀井裕明 | ![]() |
日立製作所 情報・通信グループ 流通システム事業部 第五システム部 |
瀧 芙美子 | ![]() |
日立製作所 情報・通信グループ 産業システム事業部 産業第三システム部 |
*1 | ウイングブランド,ワコールブランド,およびダイレクトは,株式会社ワコールの事業部名である。 |
*2 | AP,GL,およびOFAは,Oracle E-Business Suiteの製品であり,Oracleは,米国Oracle Corporationの登録商標である。 |
*3 | FaSet FAは,日本ユニシス株式会社のパッケージソフトウェアである。 |
*4 | Report Viewerは,キヤノン株式会社の帳票ソフトウェアである。 |
新会計システムの導入によって経理業務改革を行い,管理会計の充実と,経営体制のスリム化を目指している。 |
消費財製造業では消費者のニーズが多様になり,少量多品種生産へと変わりつつある。このような背景のもとにさまざまな経営戦略が進められ,経営面においても資金の流れを即座に把握できるシステムが必要とされている。 株式会社ワコールは,30年にわたって使用してきた会計システムを再構築した。新システムを2003年4月から全社で稼動させ,会計業務の向上を実現した。新システムでは,日本オラクル株式会社のERPパッケージである“Oracle E-Business Suite”を中心とし,既存サブシステムを統合して業務システムとのデータ連携も行っている。 日立製作所は,これまで培ってきた基幹業務システムのノウハウを活用し,ワークフロー技術や,最新技術として注目されているXBRL(Extensible Business Reporting Language)技術を取り入れた。2003年4月に新システムが全社で稼動してからは,月次2営業日での決算確定など,会計業務の効率化,迅速化が実現している。今後はこの会計データを活用して,キャッシュフロー経営の強化や管理会計の充実を図っていく。 |