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Hitachi

2019.12.20 更新

Hitachi Command Suite製品, Hitachi Automation Director, Hitachi Configuration Manager,および,Hitachi Infrastructure Analytics Advisorに複数の脆弱性が存在します。

セキュリティ情報ID

hitachi-sec-2019-117

脆弱性の内容

Hitachi Command Suite製品, Hitachi Automation Director, Hitachi Configuration Manager,および,Hitachi Infrastructure Analytics Advisorに下記の脆弱性が存在します。

CVE-2019-2745, CVE-2019-2762, CVE-2019-2766, CVE-2019-2769, CVE-2019-2786, CVE-2019-2816, CVE-2019-2842, CVE-2019-7317

影響を受けるバージョンを下記に示しますので,対策版の適用または,下記[暫定回避策]による回避をお願いいたします。
Hitachi Command Suiteシリーズの一部の製品名は,Hitachi Ops Centerシリーズの中で変更されています。影響を受ける製品に対する対策版については,[対応製品]と[対策版の提供]の製品名の末尾の番号を照合してください。

対象製品

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性が含まれる製品名

対象バージョン :

プラットフォーム
脆弱性が含まれるバージョン

■Hitachi Command Suite

対象製品名 : Hitachi Device Manager ---(1)

対象バージョン :

8.7.0-00未満

対象製品名 : Hitachi Tiered Storage Manager ---(2)

対象バージョン :

8.7.0-00未満

対象製品名 : Hitachi Replication Manager ---(3)

対象バージョン :

8.7.0-00未満

対象製品名 : Hitachi Tuning Manager ---(4)
対象コンポーネント名 : Hitachi Tuning Manager server

対象バージョン :

8.7.0-00未満

対象製品名 : Hitachi Tuning Manager
対象コンポーネント名 : Hitachi Tuning Manager - Agent for RAID

対象バージョン :

8.0.0-00以降, 8.7.0-00未満

対象製品名 : Hitachi Tuning Manager
対象コンポーネント名 : Hitachi Tuning Manager - Agent for NAS

対象バージョン :

8.0.0-00以降, 8.7.0-00未満

対象製品名 : Hitachi Tuning Manager
対象コンポーネント名 : Hitachi Tuning Manager - Agent for SAN Switch

対象バージョン :

8.7.0-00未満

対象製品名 : Hitachi Dynamic Link Manager ---(5)

対象バージョン :

8.7.0-00未満

対象製品名 : Hitachi Global Link Manager ---(6)

対象バージョン :

8.7.0-00未満

対象製品名 : Hitachi Compute Systems Manager ---(7)

対象バージョン :

integrated installation media: 8.7.0-00未満

standalone installation media: 8.7.0-01未満

対象製品名 : Hitachi Automation Director ---(8)

対象バージョン :

10.0.0-00未満

対象製品名 : Hitachi Configuration Manager ---(9)

対象バージョン :

10.0.0-00未満

対象製品名 : Hitachi Infrastructure Analytics Advisor (海外販売のみ) ---(10)
対象コンポーネント名 : Hitachi Infrastructure Analytics Advisor

対象バージョン :

10.0.0-01未満

対象製品名 : Hitachi Infrastructure Analytics Advisor (海外販売のみ)
対象コンポーネント名 : Analytics probe server

対象バージョン :

10.0.0-01未満

対策版の提供

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性の対策済み製品名

対策バージョン :

プラットフォーム
脆弱性の対策バージョン 対策版提供日

■Hitachi Command Suite

対象製品名 : Hitachi Device Manager(*1)(*2) ---(1)

対策バージョン :

Windows, Linux(*3)
8.7.0-00 2019.10.10

対象製品名 : Hitachi Tiered Storage Manager ---(2)

対策バージョン :

Windows, Linux(*3)
8.7.0-00 2019.10.10

対象製品名 : Hitachi Replication Manager ---(3)

対策バージョン :

Windows, Linux(*3)
8.7.0-00 2019.10.10

対象製品名 : Hitachi Tuning Manager(*4) ---(4)

対策バージョン :

Windows, Linux(*3)
8.7.0-00 2019.10.10

対象製品名 : Hitachi Dynamic Link Manager(*5) ---(5)

対策バージョン :

Windows, Linux, VMware
8.7.0-00 2019.10.10

対象製品名 : Hitachi Global Link Manager ---(6)

対策バージョン :

Windows
8.7.0-00 2019.10.10

対象製品名 : Hitachi Compute Systems Manager ---(7)

対策バージョン :

integrated installation media

Windows, Linux
8.7.0-00 2019.10.10

standalone installation media

Windows, Linux
8.7.0-01 2019.11.01

対象製品名 : Hitachi Automation Director (国内販売のみ) ---(8)

対策バージョン :

Windows, Linux
10.0.0-00 2019.12.20

対象製品名 : Hitachi Configuration Manager (国内販売のみ) ---(9)

対策バージョン :

Windows, Linux
10.0.0-00 2019.10.10

■Hitachi Ops Center

対象製品名 : Hitachi Ops Center Automator (海外販売のみ) ---(8)

対策バージョン :

Windows
10.0.0-01 2019.11.01
Linux
10.0.0-00 2019.10.10

対象製品名 : Hitachi Ops Center API Configuration Manager (海外販売のみ) ---(9)

対策バージョン :

Windows, Linux
10.0.0-00 2019.10.10

対象製品名 : Hitachi Ops Center Analyzer(*6) (海外販売のみ) ---(10)

対策バージョン :

Windows, Linux
10.0.0-01 2019.11.01
*1
下記のOS上で動作しているDevice Managerエージェントは引き続き上記脆弱性の影響を受けます。Device Managerエージェントで使用するJDKを,Oracle JDK(8u221以降の最新版)へ切り替えてください。
  • Red Hat Enterprise Linux 5.x
  • Red Hat Enterprise Linux 6.x
  • SUSE Linux Enterprise Server 11
  • Oracle Unbreakable Enterprise Kernel 6.x
*2
Host Data CollectorをHitachi Device Managerとは別のサーバにインストールしている場合,当該Host Data Collectorについてもバージョンアップが必要です。
*3
Solaris版はサポートを終了しました。Windows版またはLinux版の対策バージョンのご利用を検討ください。
*4
Hitachi Tuning Manager - Agent for RAID,Hitachi Tuning Manager - Agent for NASおよびHitachi Tuning Manager - Agent for SAN Switchのバージョンアップも必要です。
*5
下記のOS上で動作しているHitachi Dynamic Link Managerは引き続き上記脆弱性の影響を受けます。Hitachi Command Suite 共通エージェントコンポーネントで使用するJava(TM)を,Oracle JDKまたはJRE(8u221以降の最新版)へ切り替えてください。
  • Red Hat Enterprise Linux 5.x
  • Red Hat Enterprise Linux 6.x
  • SUSE Linux Enterprise Server 11
  • Oracle Linux 5.x
  • Oracle Linux 6.x
  • Oracle Unbreakable Enterprise Kernel 5.x
  • Oracle Unbreakable Enterprise Kernel 6.x
*6
Analyzer probe serverおよびAPI Configuration Managerのバージョンアップも必要です。

セキュリティ対策版は改良版にて提供いたします。
「改良版の提供について」のWebページをご参照いただき,手順に従ってご入手ください。
(改良版の入手にはサポートサービスの契約が必要です)

暫定回避策

ありません。
ただし,お客様にてOracle Java有償契約を締結している場合は,以下の一時的回避策を実施してください。
同脆弱性が対策されているOracle JDK(8u221以降)へ変更してください。
変更手順の詳細や前提条件については,各製品のマニュアルを参照ください(*7)。

*7
Hitachi Ops Center Analyzerについては,個別にサポート窓口にお問い合わせください。

更新履歴

2019.12.20
[対象製品]および[対策版の提供]を更新しました。
2019.11.01
タイトル, 脆弱性の概要, [脆弱性の内容], [対象製品], [対策版の提供]および[暫定回避策]を更新しました。
2019.07.26
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