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2014.03.07 更新

JP1/File Transmission Server/FTPにおいて,FTPクライアントが,FTPサーバ内の任意のディレクトリにアクセスできる脆弱性が存在します。

脆弱性ID

HS14-007

脆弱性の内容

ディレクトリ制限機能を使用している場合,FTPサーバ内のディレクトリに対して,アクセスできる範囲に制限のあるFTPクライアントが,その制限範囲を超えてアクセスできる脆弱性が存在します。

この脆弱性を利用したFTPサーバへのログイン権限を持つ悪意のあるユーザにより,システム内のデータが破壊される,重要ファイルを流出させられる等の可能性があります。

影響を受けるバージョンを下記に示しますので,対策版の適用をお願いいたします。

対象製品

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性が含まれる製品名

対象バージョン :

プラットフォーム
脆弱性が含まれるバージョン

対象製品名 : JP1/File Transmission Server/FTP

対象バージョン :

HP-UX(IPF)
10-00 - 10-00-05, 10-10 - 10-10-01
AIX
10-00 - 10-00-05, 10-10 - 10-10-02
Solaris
10-00 - 10-00-05, 10-10 - 10-10-01
Linux
10-00 - 10-00-05, 10-10 - 10-10-02
HP-UX(IPF)(複数言語版)
10-00-02 - 10-00-05, 10-10-01
AIX(複数言語版)
10-00-02 - 10-00-05, 10-10-02
Solaris(複数言語版)
10-00-02 - 10-00-05, 10-10-01
Linux(複数言語版)
10-10-02

対策版の提供

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性の対策済み製品名

対策バージョン :

プラットフォーム
脆弱性の対策バージョン 対策版提供日

対象製品名 : JP1/File Transmission Server/FTP

対策バージョン(*1) :

HP-UX(IPF)
10-10-03 2014.03.03
AIX
10-10-03 2014.03.03
Solaris
10-10-03 2014.03.03
Linux
10-10-03 2014.03.03

対策版準備中 :

HP-UX(IPF)(複数言語版)
10-10-03
AIX(複数言語版)
10-10-03
Solaris(複数言語版)
10-10-03
Linux(複数言語版)
10-10-03

セキュリティ対策版は改良版にて提供いたします。
「改良版の提供について」のWebページをご参照いただき,手順に従ってご入手ください。
(改良版の入手にはサポートサービスの契約が必要です)

*1
対策版を適用する場合には,バージョンアップが必要になる場合があります。

更新履歴

2014.03.07
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