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Hitachi

2010.08.16 更新

Hitachi Storage Command Suite(以下,HSCSと略す)製品の組み込みデータベースにDoSの脆弱性が存在します。この脆弱性が顕在化すると,HSCS製品が操作不能になるまたは異常終了する場合があります。

脆弱性ID

HS10-024

脆弱性の内容

HSCS製品の組み込みデータベースのプロセスが,脆弱性を顕在化させる特定のデータを受信した場合,組み込みデータベースが異常終了します。この影響で,HSCS製品の画面操作ができなくなる,組み込みデータベースにアクセスするコマンド等が使用できなくなるなどの現象が発生し,HSCS製品が操作不能または 異常終了する場合があります。
組み込みデータベースが異常終了した場合は,HSCS製品のサービスを再起動することで,HSCS製品の使用を再開できます。

影響を受けるバージョンを下記に示しますので,対策版の適用をお願いいたします。

対象製品

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性が含まれる製品名

対象バージョン :

プラットフォーム
脆弱性が含まれるバージョン

対象製品名 : Hitachi Device Manager Software

対象バージョン :

Windows
6.0.0-00 - 6.4.0-01
Solaris(SPARC)
6.0.0-00 - 6.4.0-01
Solaris(x64)
6.0.0-00 - 6.4.0-01
Linux(RHEL)
6.0.0-00 - 6.4.0-01
Linux(SLES)
6.3.0-00 - 6.4.0-01

対象製品名 : Hitachi Provisioning Manager Software(*1)

対象バージョン :

Windows
6.0.0-00 - 6.4.0-01
Solaris(SPARC)
6.0.0-00 - 6.4.0-01
Solaris(x64)
6.0.0-00 - 6.4.0-01
Linux(RHEL)
6.0.0-00 - 6.4.0-01
Linux(SLES)
6.3.0-00 - 6.4.0-01

対象製品名 : Hitachi Tiered Storage Manager Software(*1)

対象バージョン :

Windows
6.0.0-00 - 6.4.0-01
Solaris(SPARC)
6.0.0-00 - 6.4.0-01
Solaris(x64)
6.0.0-00 - 6.4.0-01
Linux(RHEL)
6.0.0-00 - 6.4.0-01
Linux(SLES)
6.3.0-00 - 6.4.0-01

対象製品名 : Hitachi Replication Manager Software(*1)

対象バージョン :

Windows
6.0.0-00 - 6.4.0-00
Solaris(SPARC)
6.0.0-00 - 6.4.0-00
Solaris(x64)
6.0.0-00 - 6.4.0-00

対象製品名 : Hitachi Tuning Manager Software

対象バージョン :

Windows
6.0.0-00 - 6.4.0-00
Solaris(SPARC)
6.0.0-00 - 6.4.0-00

対象製品名 : Hitachi Global Link Manager Software

対象バージョン :

Windows
6.0.0-00 - 6.4.0-00

対象製品名 : JP1/HiCommand Device Manager
対象製品名 : JP1/HiCommand Provisioning Manager

対象バージョン :

Windows
04-00 - 05-90
Solaris(SPARC)
04-00 - 05-90
Solaris(x64)
05-80 - 05-90
Linux(RHEL)
05-10 - 05-90

対象製品名 : JP1/HiCommand Tiered Storage Manager

対象バージョン :

Windows
04-00 - 05-90
Solaris(SPARC)
04-30 - 05-90
Solaris(x64)
05-80 - 05-90

対象製品名 : JP1/HiCommand Replication Monitor

対象バージョン :

Windows
04-00 - 05-90
Solaris(SPARC)
04-00 - 05-90
Solaris(x64)
05-80 - 05-90

対象製品名 : JP1/HiCommand Tuning Manager

対象バージョン :

Windows
04-00 - 05-90
Solaris(SPARC)
04-00 - 05-90

対象製品名 : JP1/HiCommand Global Link Availability Manager

対象バージョン :

Windows
05-00 - 05-70
*1
前提製品であるHitachi Device Manager Softwareの対策版適用で対策されます。

対策版の提供

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性の対策済み製品名

対策バージョン :

プラットフォーム
脆弱性の対策バージョン 対策版提供日

対象製品名 : Hitachi Device Manager Software(*2)(*3)

対策バージョン :

Windows
6.4.0-03 2010.08.16
Solaris(SPARC)
6.4.0-03 2010.08.16
Solaris(x64)
6.4.0-03 2010.08.16
Linux(RHEL)
6.4.0-03 2010.08.16
Linux(SLES)
6.4.0-03 2010.08.16

対象製品名 : Hitachi Tuning Manager Software(*3)

対策バージョン :

Windows
6.4.0-01 2010.08.16
Solaris(SPARC)
6.4.0-01 2010.08.16

対象製品名 : Hitachi Global Link Manager Software(*3)

対策バージョン :

Windows
6.4.0-01 2010.08.16

セキュリティ対策版は改良版にて提供いたします。
「改良版の提供について」のWebページをご参照いただき,手順に従ってご入手ください。
(改良版の入手にはサポートサービスの契約が必要です)

*2
Hitachi Provisioning Manager Software, Hitachi Tiered Storage Manager Software,Hitachi Replication Manager Softwareは,前提製品であるHitachi Device Manager Softwareの対策版を適用することで,各製品の対策が完了します。
*3
JP1/HiCommand各製品(6.0.0より前のバージョン)の対策版は,Hitachi Storage Command Suite各製品6.4.0の上記対策版です。

更新履歴

2010.08.16
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