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Hitachi

2009.03.31 更新

JP1/VERITAS NetBackupのCommunications Setupに特権昇格の脆弱性が存在します(SYM09-002)。

脆弱性ID

HS09-006

脆弱性の内容

JP1/VERITAS NetBackupのCommunications Setupに特権昇格の脆弱性が存在します。本脆弱性を悪用することで,非特権の正当なシステムユーザがVeritas Network Daemonを使用することにより,そのシステム上で特権の昇格が行えます。

影響を受けるバージョンを下記に示しますので,対策の実施または,下記[暫定回避策]による回避をお願いいたします。

対象製品

(凡例)
対象製品名 : 脆弱性が含まれる製品名

対象バージョン :

プラットフォーム
脆弱性が含まれるバージョン

対象製品名 : JP1/VERITAS NetBackup 6.5
Symantec社製品名 : Symantec Veritas NetBackup 6.5

対象バージョン :

Windows, UNIX, Linux
08-10 - 08-15

対象製品名 : JP1/VERITAS NetBackup 6.0
Symantec社製品名 : Symantec Veritas NetBackup 6.0

対象バージョン :

Windows, UNIX, Linux
07-60 - 07-67

対象製品名 : JP1/VERITAS NetBackup 5.1
Symantec社製品名 : Symantec Veritas NetBackup 5.1

対象バージョン :

Windows, UNIX, Linux
07-10 - 07-15

対象製品名 : JP1/VERITAS NetBackup 5
Symantec社製品名 : Symantec Veritas NetBackup 5.0

対象バージョン :

Windows, UNIX, Linux
07-00 - 07-02
*
上記以前のバージョンはサポートされません。上記以前のバージョンをご使用のお客様は,サポート対象のバージョンにアップグレードの上,必要なパッチを入手してください。

対策

サポートサービスをご契約されているお客様
JP1/VERITASサポートサービスのホームページで対応方針を示しますので,参照し対策をお願いします。
サポートサービスをご契約されていないお客様
Symantec社の以下のホームページを参照し,対策をお願いします。
http://www.symantec.com/region/jp/avcenter/security/content/2009.02.17.html

暫定回避策

リモートアクセスを信頼できるシステムや認証されたシステムのみに制限します。

更新履歴

2009.03.31
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