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特定非営利活動法人 産学連携推進機構
理事長 妹尾 堅一郎 氏

かつて世界をリードした日本のモノづくり産業の苦境が続いている。製品技術や製造技術に優位性があっても、商品形態(アーキテクチャ)や事業形態(ビジネスモデル)の工夫がないと勝ち残れない時代になっている。次世代の産業生態系を見据えつつ、今後の日本企業がとるべき戦略と考え方を語る。

【講演者の紹介】

1953 年東京都生まれ。特定非営利活動法人 産学連携推進機構理事長、CIEC(コンピュータ利用教育学会)会長。慶應義塾大学経済学部卒業後、富士写真フイルム(現富士フイルム)に入社。1990年、英国立ランカスター大学経営大学院システム・情報経営学博士課程満期退学。産能大学助教授、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授、東京大学先端科学技術研究センター特任教授などを経て現職。一橋大学大学院MBA、九州大学、放送大学の客員教授を兼任。内閣知的財産戦略本部専門調査会会長、農林水産省技術会議委員など、多数の政府委員を務める。著書に、『技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか』(ダイヤモンド社)、『アキバをプロデュース』(アスキー新書)など多数。