Hitachi

株式会社日立情報システムズ
アウトソーシングセンタ事業部 運用技術開発本部
本部長 和田 善也 氏

株式会社日立製作所 ソフトウェア事業部
主管技師長 吉野 松樹

株式会社日立製作所 ソフトウェア事業部
第2基盤ソフト設計部
担当部長 五百木 伸洋

昨今のビジネススピードに追従するため、膨大なデータをリアルタイムにすばやく解析・判断することが求められています。特にクラウドコンピューティングやSaaSのサービス提供側においては、運用の高度化と効率化が、喫緊の課題となっています。

本セッションでは、大量データをリアルタイムに分析するストリームデータ処理を、データセンターのシステム稼働状況分析に適用し、異常や障害の「予兆」として検知する先進事例をご紹介します。さらに、今後のシステム監視の課題や、ストリームデータ処理の適用の可能性、将来展望について対談いたします。

【講演者の紹介】

和田 善也 氏
1980年日立情報システムズ入社。企業ネットワーク設計、ネットワーク管理システムの開発を経て、2004年から運用管理システムの開発を担当。現在、運用関連の新サービス開発、データセンター向けインフラおよび運用基盤開発に従事。

吉野 松樹
1982年日立製作所入社。コンパイラ、開発支援ツール、Cosminexusの開発等を経て2003年〜2006年経済産業省ビジネスグリッドプロジェクトに参画。2007年10月より現職。ソフトウェア関連の国際標準化活動まとめ、技術戦略検討に従事。

五百木 伸洋
1987年日立製作所入社。ソフトウェア事業部にて、スーパーコンピュータ向けFORTRAN、C、C++コンパイラの開発を経て、2005年よりCOBOLコンパイラの開発に従事。2008年より、時々刻々と大量に発生するデータに対する高速分析を実現するストリームデータ処理基盤の開発を担当。