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Hitachi

IT運用のお悩み 解決コラム JP1/IT Desktop Management 2により
ビルトイン Administrator を悪用した
サイバー攻撃を未然に防ぎましょう

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昨年からサイバー攻撃を受け、ランサムウェアに感染して、大きな被害が生じるセキュリティ事故が多発しています。
被害を受けた法人の中には事故調査報告書の公表する法人もあり、その報告書にランサムウェアの初期侵入の原因として「Windows端末のビルトイン Administrator が使いまわされていた」と報告するケースがありました。
Windows端末の管理者がビルトイン Administrator を無効化しておくことで、ビルトイン Administrator の使いまわしを未然に防ぐことが可能です。
ここでは、JP1/IT Desktop Management 2*1を利用して、ビルトイン Administrator を無効化する方法をご紹介します。

*1
日立は、ITシステム運用管理SaaSのエンドポイント管理 JP1 Cloud Service/Endpoint Managementを提供しています。
本コラムで紹介しているJP1/IT Desktop Management 2の機能は、JP1 Cloud Service/Endpoint Management にて置き換えが可能です。

ビルトイン Administrator を無効化する3つのステップ

ステップ1

ビルトイン Administrator 設定状態の把握

各端末におけるビルトイン Administrator 設定状態をチェックします。

JP1/IT Desktop Management 2 なら・・・
  • 各端末のビルトイン Administrator 設定状態を自動で収集できます。
    テレワーク環境など、インターネットに持ち出した機器についても収集できます。
  • あらかじめ設定したセキュリティポリシーにしたがい、自動的にビルトイン Administrator 設定状態をチェックし、可視化できます。

ビルトイン Administrator 設定状態の把握

ステップ2

ビルトイン Administrator の無効化

ビルトイン Administrator 設定状態 チェックの結果、設定状態が有効の端末に対し、ビルトイン Administrator の無効化を行います。

JP1/IT Desktop Management 2 なら・・・
  • 各端末のビルトイン Administrator を自動で無効化できます。
    テレワーク環境など、インターネットに持ち出した機器についても無効化できます。
  • ビルトイン Administrator が有効の端末のみをグルーピングして、グルーピングした端末に対し、ビルトイン Administrator を無効化できます。

ビルトイン Administrator の無効化

ステップ3

ビルトイン Administrator 設定変更結果の確認

各端末におけるビルトイン Administrator 設定変更結果を確認します。

JP1/IT Desktop Management 2 なら・・・
  • 各端末のビルトイン Administrator 設定変更の結果を自動で収集できます。
    テレワーク環境など、インターネットに持ち出した機器についても収集できます。
  • あらかじめ設定したセキュリティポリシーにしたがい、自動的にビルトイン Administrator 設定変更の結果をチェックし、可視化できます。

ビルトイン Administrator 設定変更結果の確認

*2
ビルトイン Administrator 設定状態確認・設定変更ツールは、JP1/IT Desktop Management 2の構築、運用に役立つ機能をご提供する無償ツール「JP1/ITDM2お役立ちツール」の一つとして提供しています。
詳細や入手方法は、当社営業またはJP1の販売パートナーへお問い合わせください。

まとめ

JP1/IT Desktop Management 2および、JP1 Cloud Service/Endpoint Managementを利用することで、ビルトイン Administrator の設定状態確認と設定変更を効率よく徹底し、ビルトイン Administrator の使いまわしを未然に防ぐことができます。
JP1/IT Desktop Management 2および、JP1 Cloud Service/Endpoint Managementの詳細については、当社営業またはJP1の販売パートナーへお問い合わせください。

関連リンク

お問い合わせ

JP1/IT Desktop Management 2を利用して、ビルトイン Administrator を悪用したサイバー攻撃を未然に防ぐ方法についてもっと詳しくお知りになりたい方は、ぜひお気軽に、下記お問い合わせフォームにてご相談ください。

お問い合わせフォーム(日立オープンミドルウェアに関するお問い合わせ)

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