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ジョブ分析 JP1 Cloud Service/Job Analysis
ジョブ運用データの分析・可視化で柔軟で安定したジョブ運用を実現

- 以下の製品またはサービスをご利用の方向け -
JP1/Automatic Job Management System 3
ジョブ管理 JP1 Cloud Service/Job Management

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柔軟で安定したジョブ運用に求められること

システムで自動化した業務(ジョブ)の実行に問題が発生したり滞ったりすることのないよう、日々安定した運用を継続できるようにすることがジョブ運用にとって最も重要です。一方で、臨時の業務実行や、業務時間の変更などに対応するため、ジョブ実行のスケジュールを迅速かつ柔軟に計画変更することも求められます。
安定したジョブ実行の継続と業務要件に応じた柔軟なジョブ実行を両立させるためには、ジョブ実行の障害予兆(リスク)を早期に発見できること、既存のジョブ実行に影響を与えることなく、ジョブ実行の追加や変更に迅速・柔軟に対応できること、これらを実現するために、ジョブ運用の健全性や保守性を高めておくことが必要です。

  • 障害予兆の
    早期発見
  • 障害予兆の早期発見
  • ジョブ実行の
    追加や変更への
    迅速・柔軟な対応
  • ジョブ実行の追加や変更への迅速・柔軟な対応
  • ジョブ運用の健全性
    や保守性の維持
  • ジョブ運用の健全性や保守性の維持

ジョブ分析 JP1 Cloud Service/Job Analysis(SaaS)を活用して
柔軟で安定したジョブ運用を実現しましょう

ジョブ分析 JP1 Cloud Service/Job Analysisは、ジョブの運用データを自動収集・蓄積して分析・評価し、
ジョブ運用の健全性や保守性を可視化します。
ここでは、柔軟で安定したジョブ運用に必要な3つのポイントをご紹介します。

Point 1

業務遅延の可能性を事前に把握

ジョブ分析 JP1 Cloud Service/Job Analysisは、ジョブの運用データを自動収集・蓄積して運用状況を分析・評価し、日々の運用結果を可視化します。運用結果はさまざまな観点で数値化され、ダッシュボードで確認できるため、ジョブ運用に問題がないかを一目で把握できるようになります。
例えば、実行時間の増加傾向を見ることで、通常より実行時間が極端に長くなっているジョブの有無がわかります。このようなジョブは業務遅延の要因となる可能性があるため、早期に対策することによって障害を未然に防止できます。

業務遅延の可能性を事前に把握

レコメンド情報で対処方法を確認

問題が見つかった場合、対処方法が提案(レコメンド)されます。
知識やノウハウがないと効率良く対応することが困難な問題でも、レコメンド情報を確認することで運用しているシステムに与えるリスク、推定される原因と対応策がわかるため、運用管理者は、時間をかけずに効率良く状況を把握して対策の検討を進めることができます。

レコメンド情報で対処方法を確認

Point 2

ジョブの集中時間・空き時間を一目で把握

ジョブ分析 JP1 Cloud Service/Job Analysisは、実行ホスト(エージェント)ごとに、実行されているすべてのジョブの実行時間や実行回数を分析し、ジョブ実行の集中時間と空き時間を可視化します。運用管理者は、ジョブの追加や一時的に臨時のジョブを実行したい場合などに、既存のジョブ実行スケジュールへの影響を考慮しながら、追加ジョブや臨時ジョブを実行するスケジュールの検討を容易に行うことができます。また、ジョブ実行の集中による遅延リスクが懸念される場合には、ジョブの実行が集中している時間帯に実行されているジョブの内訳を確認して、実行時間を変更しても問題のないジョブを空いている時間帯での実行に計画変更するなど、ジョブスケジューリングの見直しも効率的に行えます。
このように、ジョブ実行の集中時間・空き時間を時系列で可視化できるため、ジョブの実行スケジュールの状況把握・スケジュール変更などが容易に実現できるようになります。

ジョブの集中時間・空き時間を一目で把握

Point 3

ジョブ運用の健全性や保守性を簡単に分析・評価

ジョブ分析 JP1 Cloud Service/Job Analysisは、ジョブ運用に精通したエンジニアのナレッジを取り込んだ分析・評価レポートを自動的に作成します。さまざまな観点のレポートを活用することで、ジョブ運用の健全性や保守性を把握できます。

ジョブ実行の障害予兆を早期に発見ジョブ実行レポート

ジョブの実行状況を正確に把握して問題があればすぐに対策することが、安定したジョブ運用には欠かせません。
ジョブ実行レポートは、ジョブの実行回数やエラー回数、実行時間などの運用結果を、蓄積した運用データを活用して分析・評価し、状況を可視化します。分析・評価結果を確認するだけで、ジョブ運用に問題がないかや、将来的に障害になりそうな予兆がないかを簡単に把握できます。
ジョブ運用の問題や要因、対策方法を迅速に把握することで、効率良く安定したジョブ運用を実現できます。

ジョブ実行の障害予兆を早期に発見

ジョブスケジュールの現状把握ジョブスケジュール
モニタリングレポート

ジョブ実行の混み具合や空き時間の有無など、ジョブ実行スケジュール全体の状況を把握したり、スケジューリングに問題がないかを摘出したりするのは至難の業です。
ジョブスケジュールモニタリングレポートは、ジョブの実行データを分析・評価し、ジョブスケジュールの状況をビジュアライズします。ジョブ実行が過密状態にある時間帯や空いている時間帯を容易に把握でき、過密状態を解消するためのスケジュール検討や、追加、臨時ジョブ実行のスケジュール検討を容易に行うことができます。また、過去からの実行時間の推移を時系列で確認できるため、実行時間が延びているあるいは実行開始時間が遅れているなどの変化を簡単に把握して対策を検討できます。

ジョブスケジュールの現状把握

ジョブ定義の保守性を評価ジョブ定義診断レポート

ジョブ定義の保守性の低下は、ジョブ定義を変更する際の工数増加、影響範囲の抽出漏れやジョブ定義の変更漏れによる障害の発生、障害発生時の調査時間の増加など、さまざまな問題の潜在的な要因となります。
ジョブ定義診断レポートは、不必要な定義(ジョブ定義の不要関連線)や不適切な定義(命名規則違反など)を自動的にチェックすることで、ジョブ定義の保守性を評価します。どのジョブ定義のどの箇所がどの観点でガイドラインに則っていないかといった詳細を容易に確認することができ、運用コストの増加に影響する定義不備を効率的に把握できます。
定期的にジョブ定義を評価することで、不適切な定義の作り込みを把握して速やかに是正できるため、保守性の高い状態の維持が容易になります。

ジョブ定義の保守性を評価

まとめ

安定したジョブ実行の継続と業務要件に応じた柔軟なジョブ実行を両立させるためには、ジョブ実行の障害予兆(リスク)を早期に発見できること、既存のジョブ実行に影響を与えることなく、ジョブ実行の追加や変更に迅速・柔軟に対応できること、そのために、ジョブ運用の健全性や保守性を高めておくことが不可欠です。
ジョブ分析 JP1 Cloud Service/Job Analysisは、ジョブの運用データを自動収集・蓄積して分析・評価し、ジョブ運用の健全性や保守性を可視化します。
運用管理者は、発生している問題と対策方法の迅速な把握、ジョブ実行スケジュールの追加や見直しが容易にできるため、安定したジョブ運用を継続しながら、ジョブ実行の計画変更にも迅速に対応できるようになり、柔軟で安定したジョブ運用を実現できます。

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