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Hitachi

ソフトウェアミドルウェア

クラウドサービスプラットフォーム Cosminexus:
Hitachi Elastic Application Data Store

近年、ビジネスサイクルの短期化による「システム高速化」の要求、さらに社会インフラの24時間対応による「システム無停止化」の要求が共に高まっています。これらの要求に応える技術として、インメモリデータグリッドが注目されています。

インメモリデータグリッドとは、複数のサーバのメモリにデータを分散管理し、並列に処理する技術です。このインメモリデータグリッドを実現する製品が、Hitachi Elastic Application Data Store*です。

*
04-00以降、uCosminexus Elastic Application Data storeからHitachi Elastic Application Data Storeに製品名を変更しました。04-00は2015年4月にリリースしました。

特徴

高速性を実現

データをメモリに配置することで、ディスクアクセスのオーバーヘッドを排除できるため、高速なデータ処理が可能です。

高可用性を確保

書き込み時にデータの複製を生成して多重化します。障害発生時には複製したデータへのアクセスに切り替え、SPOF*を排除することで、システムの無停止化を支援します。
さらに、分散合意アルゴリズム(Paxos)を採用し、データの一貫性を確保しています。システムの弱点であるデータ不整合のリスクを回避できます。

*
SPOF(Single Point of Failure):停止するとシステム全体が停止してしまう部位。

高拡張性を実現

仮想的なメモリ空間上での透過的なデータアクセスにより、アプリケーションはデータの物理位置を意識せずにデータにアクセス可能です。スケールアウト・スケールインによる構成変更時も、アプリケーションは変更不要です。

アプリケーション開発が容易

KVS*のシンプルなデータ構造により、複雑なDBの設計を軽減できるので、データアクセスを行うアプリケーションが容易に開発できます。

*
KVS(Key-Value Store):「キー」と「値」の組み合わせというシンプルなデータ構造に基づくストア。

データの操作性を向上

関連するデータを特定のサーバ(ノード)に集約して配置するグルーピング機能、グルーピングされたデータに対してユーザが作成した処理を実行できるユーザファンクション機能をサポートしています。格納先のサーバ(ノード)で複数データを一括処理できます。
また、クライアントから複数のキー操作を一括して実行できます。
これらの機能を使用することで、さらに効率良くデータを処理できます。

運用性の向上

オンライン中に縮退したサーバ(ノード)をクラスタへ復旧させることができます。その際、データ整合性を確保した上で復旧させます。
また、オンライン中にスケールアウトができます。システムを停止することなく、サーバ(ノード)の追加およびデータのリバランス(再配置)が可能です。

データの永続化を実現

データはメモリだけでなく、SSD*1やHDD*2にも格納できます。これにより、システムの高速性とデータの永続化の両立を実現できます。 また、05-00以降ではNVMe*3インターフェースを採用した高性能SSD、05-10以降では不揮発性メモリへのデータ格納に対応しました。 それぞれのハードウェアの高い処理能力を最大限引き出すために、その特性を考慮してHitachi Elastic Application Data Store内の処理を最適化しています。

*1
SSD:Solid State Drive
*2
HDD:Hard Disk Drive
*3
NVMe:Non-Volatile Memory Express

Hitachi Elastic Application Data Store 概念図

適用例

Hitachi Elastic Application Data Storeは、システム負荷の平準化によるレスポンスやスループットの向上、システムのSPOFの排除などの利点を活かして、例えば以下のようなさまざまなシステムに適用できます。

  • IoT(スマートメーターや各種センサー)の情報収集
  • インターネットトレードサービス
  • オンラインショッピングシステム
*
IoT:nternet of Things

また、CEP*基盤製品Hitachi Streaming Data Platformと組み合わせるなど、ビッグデータを扱うシステムにも活用できます。

*
CEP:Complex Event Processing

動作環境

※ 対応しているOSの詳細については、弊社営業までお問い合わせください。

Linux/UNIX版

Linux/UNIX版
製品名 Red Hat Enterprise Linux AIX HP-UX (IPF版) Solaris (SPARC版)
x64版 x86版 IPF版
Hitachi Elastic Application Data Store
Hitachi Elastic Application Data Store Client for Java
Hitachi Elastic Application Data Store Client for C

●:対応(対応予定を含む)、−:未対応

価格

※ 記載している価格は、2020年1月現在のものです。

Linux/UNIX版

Linux/UNIX版
製品名 税抜
Hitachi Elastic Application Data Store*1 1,100,000円〜
Hitachi Elastic Application Data Store Client for Java*2 10,000円
Hitachi Elastic Application Data Store Client for C*2 10,000円
*1
プロセッサ数ライセンスです。
*2
インストール数無制限ライセンスです。任意の数の装置、またはパーティションで使用できます。

製品関連資料

マニュアル

マニュアルは、下記「マニュアル」のページからご覧いただけます。

リーフレット

Hitachi Elastic Application Data Storeの特徴、システム構成例、価格、動作環境について紹介したリーフレットです。

関連ソリューション

Hitachi Elastic Application Data Storeの関連ソリューションです。

関連ソリューション
ソリューション 概要
キューにインメモリ型分散KVS技術を採用し、高速メッセージ処理基盤を実現します。
データを高速かつ高い可用性で処理できるインメモリ分散KVSと、複雑な検索や永続化が得意なリレーショナルデータベースを組み合わせて、低コストで無停止の基幹システムを実現します。
ストリームデータ処理、CEP、インメモリデータグリッドなどの技術を導入して、ビッグデータをリアルタイムに分析・活用する、瞬発力が求められるシステムを構築できます。
急拡大するデータ通信のトラフィックを、「計測」「分析」「制御」のサイクルにより最適に管理し、企業活動に生かしていくためのネットワークソリューションです。
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