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COBOL2002:.NET Framework連携機能

.NET Framework連携機能

Windows版COBOL2002には.NET Framework上で動作するオブジェクトを生成する機能はありません。しかし、C#やVisual Basic等の.NET Framework言語にはWindowsネイティブのDLLを呼び出す機能(P/Invoke機能)が用意されています。この機能を使うことで、.NET Frameworkアプリケーションのビジネスロジック部分をWindows版COBOL2002で開発することができます。代表的な利用形態について説明します。

(1)WebアプリケーションやWebサービスのビジネスロジックとしての利用

この形態ではWebアプリケーションやWebサービス(SOAPサーバ)をC#やVisual Basic等の.NET Framework言語で開発します。そして、WebアプリケーションやWebサービスのビジネスロジック部分をWindows版COBOL2002でDLLとして作成し、WebアプリケーションやWebサービス本体から呼び出します。

WebアプリケーションやWebサービスのビジネスロジックとしての利用

Web画面管理、認証、セッション管理、他のWebサービス呼び出し等のWeb関連の処理は、C#やVisual Basic側で行います。COBOL2002プログラムは-MultiThreadオプションでコンパイルする必要があるので注意してください。

(2)GUIアプリケーションからのCOBOL部品の利用

この形態ではGUIアプリケーション等の.NET FramworkアプリケーションからWindows版COBOL2002で作成したDLLのプログラムを呼び出します。

GUIアプリケーションからのCOBOL部品の利用

COBOL2002プログラムがサブスレッドで呼び出される場合は-MultiThreadオプションでコンパイルする必要があります。
C#やVisual BasicからP/Invokeを使ってWindows版COBOL2002のDLLのプログラムを呼び出す方法については、当社COBOL設計部署にてドキュメントとサンプルを用意しています。
担当営業まで、お問い合わせください。