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事例紹介

Casestudy
 


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関西電力株式会社
 
サーバ約1000台,クライアント約2万5千台。
世界最大規模のネットワークをTCOを抑えて効率よく集中管理。
 

2000年の完成を目指して,関西電力は,世界最大級規模の社内ネットワークインフラを構築している。運用管理を,日立のシステム運用管理JP1,ネットワーク管理NETM*Cm2,ソフトウェア配布NETM/DMを組み合わせて効率化。「確実な集中管理」をベースとした業務改革の成果は1997年度「通産大臣賞」と「OA総合賞」を同時受賞という高い評価を得ている。

 

大規模ネットワークをTCOを抑えながら集中管理

 
サーバ約1,000台,クライアント約2万5千台。関西電力は,世界最大級規模の社内ネットワークインフラを構築した。

世界最大級規模のネットワークには,最大規模の運用管理の手間とコストがかかるところだが,関西電力 副支配人 情報企画部長 北本浩之氏が,「少なくともネットワーク監視要員は,メインフレーム時代からまったく増やしていません」と言うとおり,極めて少ない投資/労力で,大規模ネットワークの確実な運用管理に成功している。

大規模ネットワークをどのように管理すれば,これほどまでにTCO(Total Cost of Ownership)削減に成果をあげられるのか。関西電力の答えは,市販ツールを複数組み合わせた確実な集中管理にあった。
北本 浩之 氏の写真
 
副支配人
情報企画部長
北本 浩之 氏
 

自由競争に打ち勝つために ネットワークインフラを構築

 

契約口数約1,200万口。近畿地方を中心に岐阜,福井の一部まで電力を供給する関西電力。同社が構築した社内ネットワークは,KINDネットと総称される。1996年,関西電力は21世紀までに達成すべき企業目標を定め,「新中期経営計画」として実現に取り組んでいる。KINDネットは,この新中期経営計画を実行するために,なくてはならないネットワーク基盤である。

競争原理の中で勝ち抜いていくためには,コスト削減とサービスの品質向上が必須だ。そこで,お客さま,グループ企業,そして社内のそれぞれに対して,サービス向上やコスト削減につながる新しい経営戦略を実行することになった。

「お客さまに対しては,問い合わせ電話などをたらい回しにしないワンストップサービスを実現します。取引関係やグループ内企業に対しては,EDIやCALSを導入して,情報の流れのスピードアップを図ります。そして社内においては,徹底したリエンジニアリングを推し進め,オフィスの生産性を向上させます。こうした経営戦略のどれもが,新しいネットワークインフラを必要としていました」(北本氏)。

300カ所の事業所をネットワークで結び,2万5千台にのぼるクライアントPCが効率よく利用できてこそ,ワンストップサービスもCALSも,リエンジニアリングも実行できる。そこで,世界最大級規模のネットワーク構築への挑戦が始まったのである。

 
KINDネットのシステム構成の図
 
KINDネットのシステム構成
 

信頼性と効率性を高度に実現する運用管理

 
KINDネットの構築は,1996年から開始。管内への通信回線の敷設工事,パソコン導入,既存システムのダウンサイジングなどが,急ピッチで進んでいった。ネットワーク構築と並行して,運用管理をどうするかの検討に入った。最大のニーズは信頼性だった。

「電力会社は,お客さまあってのサービス業です。お客さまに関わる業務はすべて基幹システムであり,ミッションクリティカルなシステムだと考えています。そのため信頼性とレスポンスが高度に要求されます。したがって,運用管理についても,現時点で最高レベルの信頼性を実現したいと考えました」と北本氏は強調する。

運用管理にもうひとつ強く求められたのは,効率性である。サーバ1,000台,クライアント2万5千台のネットワークとなると,プログラムを1本配布するだけでも大変な労力がかかる。事業所が300カ所に散在していることを考えると,いちいち出向いて作業することは避けなければならない。TCOを低減しながら,高度な信頼性を維持できる運用管理システムはないか。関西電力では,極めて慎重に各社の提案を比較検討した。白羽の矢が立ったのは,日立のオープンミドルウエアを使ったソリューションだった。

「必要な機能が備わっていることはもちろんですが,第1に評価したのは,実績です」と情報通信室 情報企画グループ 課長 吉川忠明氏は言う。ただし,これだけ大規模なネットワークを24時間監視し,ソフトウェアのリモート配信まで行った事例は世界でも珍しい。「KINDネットは,既存のメインフレーム系ネットワークと新しいクライアント/サーバ・システムとの融合を目指していますので,メインフレームとオープンシステムの両方について高度な技術力を持っている会社が安心できると考えました」(吉川氏)。

もうひとつの選定ポイントは,監視,ソフトウェア配布,バッチ運用のすべてについて,今すぐ実際に利用できる製品がそろっていたことだ。

「近いうちにその機能が出ますという対応では,非常に急ピッチで一人1台を進めている当社のペースに追いつきません。その点,日立では必要なツールと機能がそろっていました。また,運用管理ソフトについては,マルチベンダー環境にするのは非常にむずかしいと考えていましたから,1社ですべての機能をカバーできることが重要だったのです」(吉川氏)。

実質10ヵ月の開発期間を経て,1997年6月に運用管理システムは稼働を開始した。関西電力が,顧客に対する「ワンストップサービス」,すなわち最も大切な基幹業務をスタートさせたのと,歩調を合わせることができたのである。
吉川 忠明 氏の写真
 
情報通信室
情報企画グループ
課長
吉川 忠明 氏
 

作業マスキングで効率的な集中監視を実現

 

KINDネットの運用管理システムを構築するにあたって,重要なポイントが3点あった。第1は,既存の監視システムとの連携である。

関西電力では,ネットワークセンターとコンピュータセンターの2ヶ所で通信と情報処理の状況を24時間365日,集中監視してきた。新しく導入するKINDネットの運用管理システムも,既存の監視システムと連携させたい。そうすれば,新たに監視のための人員を増やしたり,体制を変えることなく,KINDネットの24時間監視が可能になる。既存の監視システムとの連携をとることは,なかなか困難であったが,日立は,2系統の監視システムとのインタフェース用ソフトを開発,関西電力の期待にみごとに応えることができた。

「メインフレーム時代は,6,500台の端末を監視していました。現在は,これに1万8千台のクライアントと1,000台のサーバが加わり,4倍の規模になっているのに,監視人員はまったく増やしていません」と吉川氏は語る。

第2のポイントは,作業マスキングを実現したことだ。

「たとえば,プリンタの電源を切ったりしたときにいちいちアラーム表示されたら,ネットワーク全体はいつも警告だらけになってしまい本当の監視ができません。大規模なネットワークを集中監視するときには,末端まで見えるのはかえって困るのです」(情報通信室 情報企画グループ 副長 三辻一浩氏)。

対策は2つあった。まず,各端末の属性をIPアドレスで管理し,「このIPアドレスはプリンタだから監視情報を表示しない」といった端末ごとのマスキングを行う。また,計画工事や人事異動時の机の配置替えの場合は,作業エリアを定義して,一時的に指定したエリア内の監視情報を表示しないという作業マスキングも併用した。

「先日も,ネットワークセンターで検知した障害情報の分析により,PCサーバのBIOSの取り替えが必要だということを検知して,すぐに手を打てました。末端情報のマスキングがなければ,こうした重要な障害を早期発見することはできなかったでしょう」と三辻氏は強調する。

そして第3のポイントが,階層管理だ。ネットワークセンターおよびコンピュータセンターを頂点として,本・支店,営業所/発電所/電力所,さらには個別の事業所に至る下部レイヤを階層管理する。

「大規模ネットワークの監視には,階層管理が不可欠です。他の監視ソフトにはない機能ですが,日立は短期間でよく作り込んでくれました」(吉川氏)。

三辻 一浩 氏の写真
 
情報通信室
情報企画グループ
副長
三辻 一浩 氏
 

ひと晩6,200ジョブのバッチ処理も1人で管理

 

24時間365日の集中監視を行うネットワークセンターおよびコンピュータセンターには,大型ディスプレイがずらりと並んでいる。24時間のネットワーク監視は,NETM*Cm2とJP1がベースだ。NETM*Cm2とJP1の最大の特長は,誰でもひと目で状況を把握できるGUIベースであることだ。

「なにしろ,LAN/WANを含めてひと晩に6,200ものジョブが流れているのですから,キャラクターベースの監視ソフトだと,何かの文字が画面上をサッと流れていくだけで,マクロな監視はとてもできません。その点,NETM*Cm2とJP1では,どこに問題があるかがネットワーク図の中にカラー表示される。ひと目で問題点を理解でき,すばやく手を打つことができます」と三辻氏は言う。

サーバ間のデータ転送など,主に夜間に行われるバッチ処理をコンピュータセンターでリモートコントロールするためには,運用管理ツールJP1を使う。

「各サーバで処理したデータを統括サーバに送ったり,統括サーバで処理したテーブルを各サーバに送るなど,クライアント/サーバ・システムといえどもバッチ処理は数多くあります」(吉川氏)。現状ではひと晩のうちに6,200ジョブ,1998年度には1万5,000ジョブをこなすことになる見込みだ。しかし,JP1で自動化し,スケジュール運用しているため,1998年度になっても,たった1人のオペレータでバッチ処理の管理ができるという。

NETM*Cm2のネットワーク監視画面
 
NETM*Cm2のネットワーク監視画面の図
 
拡大図
 
JP1のジョブ監視画面
 
JP1のジョブ監視画面の図
 
拡大図
 

ダウンサイジングに不可欠なソフトウェア配布ツールNETM/DM

 

今後の運用管理において,最も効果が期待されているのが,ソフトウェア配布ツールNETM/DMだ。自動配布が完全にできれば,情報通信室のサポートに関する負担は大きく軽減される。

「全社レベルのソフトウェア配布はまだテスト段階です。自動配布率は9割というところですね」と三辻氏。残りの1割は,ユーザー側へのルールの徹底により,実現できる見込みだ。

KINDネットは1997年から1998年にかけてグループウェアの配備を完了し,次の段階として,業務アプリケーションが大量にダウンサイジングされる予定だ。ソフトウェア配布ツールの出番はますます増えることが予想される。

 

「通産大臣賞」と「OA総合賞」を同時受賞

 

1997年秋,関西電力は平成9年度情報化促進貢献企業等として「通産大臣賞」を,日本オフィスオートメーション協会から「OA総合賞」を同時に受賞した。KINDネットにより,コスト削減と顧客サービス向上に大きな成果をあげたことが評価されたのだ。

「これからダウンサイジングが進展すると共に,KINDネットには一瞬でも止まることが許されないような基幹システムが次々に載ります。運用管理システムへの要求も,どんどん高度になっていくでしょうね」と吉川氏は言う。

コンピュータセンターですべてがコントロールできる。日立のオープンミドルウエアによって実現した集中監視体制は,関西電力の経営課題の達成を着実に支援し続けていく。

 

JP1,NETM*Cm2,NETM/DMの詳細については,ホームページをご覧ください。
 
* 会社名,製品名は,各社の商標もしくは登録商標です。
 
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