HA8000/xEシリーズ Windows^(R) 2000 をインストールする前に

Windows 2000 について

●以下の機種は、Windows 2000 Server だけに対応している機種です。
Windoows 2000 Advanced Server には対応していませんのでご注意ください。
　

【対象機種】	HA8000/110W		1プロセッサー		110DE/110EE/110FE モデル
	HA8000/30W				30AE/30BE モデル
	HA8000/20W				20AE/20BE/20GE モデル

●HA8000/70W 70TE/70UE (SATA RAID) モデルで物理メモリを 7GB 以上搭載した状態で Windows 2000 Advanced Server をご使用になる場合

70TE/70UE (SATA RAID) モデルで 7GB 以上の物理メモリを搭載し Windows 2000 Advanced Server を使用する場合、PAE を有効にする必要がありますが、PAE を有効にした後、Windows 2000 の起動途中で再起動を繰り返す不具合が報告されています。

この不具合は、「Windows 2000 Service Pack 4 対応の更新プログラム ロールアップ 1 」で修正されています。PAE を有効にする前に必ず適用してください。
「Windows 2000 Service Pack 4 対応の更新プログラム ロールアップ 1 」は、以下のマイクロソフト社のホームページより入手できます。
Windows 2000 Service Pack 4 対応の更新プログラム ロールアップ 1 と既知の問題

「Windows 2000 Service Pack 4 対応の更新プログラム ロールアップ 1 」を適用せずに PAE を有効にしてしまい、Windows 2000 が起動しなくなった場合は、Windows をセーフモードで起動し、PAE を無効にして再起動してください。
　

●HT(Hyper-Threading Technology)について

Windows 2000 は、HTを使用するための論理が最適化されていません。そのため、HTは OFF の設定を推奨いたします。
これについては、以下のマイクロソフト社から公開されているホワイトペーパーを参照してください。
http://download.microsoft.com/download/1/8/b/18bee864-d3f9-4e01-a253-e55142688418/EEScalability.doc
ここに掲載されている文章の抜粋
Windows 2000 Server ファミリはハイパースレッド プロセッサを搭載したシステム上でエラーなく実行されますが、この新しいテクノロジが市販される前にリリースされています。したがって、Windows 2000 Server では各論理プロセッサが独立した物理プロセッサとして扱われ、同じチップ上にある論理プロセッサの組み合わせや同じプロセッサ リソースを共有する必要性があることが無視されます。
　

●制限事項 及び 注意事項

• 内蔵HDDは、物理容量で最大900GBです。900GBを超える内蔵HDDは、未対応ですので、ご注意ください。

  【対象機種】

  HA8000/270

  4プロセッサー

  270AE/270BE モデル

  
  
• OSをインストールするためのCドライブの容量は99998MB（約97GB)までです。これを超える部分については、データ用パーティションとして別途作成してください。
  　
• メモリー容量の最大値は、Windows 2000 Server は 4GB、Windows 2000 Advanced Server は 8GB です。詳細は、 構成ガイド の「7.システム構成上の注意事項」を参照してください。
  　
• HTをご使用の場合、Core数とHardwareThread数の合計が 8 を超えないようにしてください。詳細は、マクロソフト社のサポートオンラインで公開されている以下の技術情報を参照してください。
  Windows 2000 Advanced Server は、 Windows 2000 Advanced Server の 8 以上仮想 CPU でのコンピュータの応答を停止することがあります。

インストールについて

●ダウングレード権を使用してのインストール方法

32ビット版 Microsoft^(R) Windows Server^TM 2003 R2 / 64ビット版 Microsoft^(R) Windows Server^TM 2003 R2 のダウングレード権を使用して Windows^(R) 2000 Server をインストールすることができます。
その際のメディアとプロダクトキーは、お客様でご用意していただく必要があります。 市販パッケージ、Open License、Select、旧機種のHA8000の Windows^(R) 2000 Server プレインストールモデルに添付されているものなど、Windows^(R) 2000 Server がインストールできるメディアなら何でも使用できます。プロダクトキーは、Windows^(R) 2000 Server のメディアに添付されているものをご使用ください。
また、Windows Server^TM 2003, Enterprise Edition のダウングレード権を使用して Windows^(R) 2000 Advanced Server をインストールすることもできます。この場合についても、上記と同様に、お客様にてメディアとそのプロダクトキーをご用意していただく必要があります。

　「ダウングレード権を使用しない場合、Windows(R) 2000 Serverライセンスについてもお客様でご用意していただく必要があります。」
　

●SystemInstaller で Windows 2000 を自動インストールすることはできません。

製品に添付されている手順に従ってインストールしていただくようお願いします。HA8000シリーズ個別でご使用いただきたいドライバは、SystemInstallerに格納してあります。

●HA8000/270 4プロセッサー モデル、HA8000/110W 2プロセッサー(SCSI)モデル、HA8000/70W 2プロセッサー(SATA RAID)モデルにインストールする場合の注意事項

ServicePack 4 適用済の Windows 2000 メディアを使用してインストールしてください。ServicePack 4 適用済版以外の Windows 2000 メディアでは、インストールできません。

SANRISEシリーズ接続に関する注意事項

• Gx-CC7223[2Gbps]

以下のFibreChannelボード は、Windows 2000 に対応していないため、SANRISEシリーズを接続することができません。

• Gx-CC7402[4Gbps,デュアルポート]
• Gx-CC7421[4Gbps,シングルポート]

日立オープンミドルウェア製品 について

日立オープンミドルウェアのMicrosoft(R) Windows(R) 2000 対応状況

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