Hitachi

概要

HA8000/RS440xN1モデルにおいて、ごくまれに、WebコンソールなどによるBMCへの接続ができなくなる事象が発生することが判明しました。
以下の内容をご確認の上、該当する場合には、対策版の適用をご検討いただきますようお願いいたします。

重要性

注意

現象および影響範囲

HAモニタオプション(GQS-VSS7BH40[EX])を使用しているなどIPMI over LANによるコマンドの送受信(セッションの確立/解放)が頻繁に発生する環境において、BMCへの接続ができず、以下の事象が発生する。

  1. Webコンソールへの接続ができない。
  2. HAモニタ環境においてリセットパス切断障害が発生する。

<参考>
リセットパス切断障害の発生時には、次のメッセージがOSログ(Linuxのmessages)に残ります。

KAMN624-E ホスト:OWN HOST(またはHOST名)のリセットパスが異常です。
      詳細コード:REQ-TIMEOUT
      障害リセットパス:Primary
KAMN399-E リセットパスに異常が発生しました。
      相手ホスト名称:HOST名

対象製品

対象機種名 形名
RS440xN1 GU*441*N-*******

<発生条件>
BMC FW 03.02以前をご使用の場合に発生することがあります。
また、HAモニタオプションを使用しているなど、IPMI over LANによるコマンドの送受信(セッションの確立/解放)が頻繁に発生する環境で発生事例があります。

※BMCファームウェアのバージョンは、次の方法で確認できます。

 [BIOSセットアップメニューからの確認方法]
 セットアップメニューを起動後、[Server]メニューの[System Management]−[BMC Firmware Revision]欄で確認できます。

 [Webコンソールからの確認方法]
 Webコンソールにログイン後、「システム」タブの[概要]−[サーバ情報]−[BMCファームウェアリビジョン]欄で確認できます。

回避策および復旧方法

  1. 回避策 :回避策はございません。
  2. 復旧方法:装置前面のBMCリセットボタンを押下することで回復します。

対策方法

BMCファームウェアを下表に示すバージョンにアップデートしてください。

対象機種 BMCファームウェア
RS440xN1 Ver. 03.04以降

※最新のHAモニタオプションは、以下のURLよりダウンロードしてご利用ください。

更新情報

2018年01月18日 この情報ページを掲載しました。

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