Hitachi

概要

HA8000/RS220xN2モデルにおいて、BIOS Setup 画面の「PCI2C Slot Option ROM」設定、および「PCI2C Slot Link Speed Limit」設定がグレーアウト表示され、設定変更を行うことができない事象が発生することが判明しました。
内容をご確認の上、発生条件に該当する場合は、対策版の適用をご検討いただきますようお願いいたします。

重要性

注意

現象

以下「対象機器構成」欄に記載の構成を満たすRS220xN2モデルにおいて、BIOS Setup 画面の「PCI2C Slot Option ROM」設定、および「PCI2C Slot Link Speed Limit」設定がグレーアウト表示され、設定変更を行うことができない。

対象機器構成

以下の全てを満たす機器構成の場合

  1. オプションPCIライザ(GQ-ES7562[EX])を搭載
  2. CPUx1個の構成
  3. PCI 2C Slotに PCIボードを搭載 (*1)

*1 オプションROM設定が必要となることがあるPCIボードは、以下のみであり、実影響があるのはこれらを搭載した構成のみです。

  • SASボード: GQ-CE7213[EX], GQ-CE7311[EX], GQ-CE7207[EX], GQ-CE7301[EX]
  • 日立FCボード: GQ-CC7F11[EX], GQ-CC7F21[EX], GQ-CC7831[EX], GQ-CC7841[EX]

現象発生時のBIOS Setup−「PCI2C Slot Option ROM」画面表示例
現象発生時のBIOS Setup−「PCI2C Slot Option ROM」画面表示例

現象発生時のBIOS Setup−「PCI2C Slot Link Speed Limit」画面表示例
現象発生時のBIOS Setup−「PCI2C Slot Link Speed Limit」画面表示例

対象製品

 
対象機種 形名
RS220xN2 GU*222AN-*******, GU*222BN-*******

発生条件

システム装置BIOS Ver. 5.0.6016 以前を使用している場合に発生します。

◇BIOSのバージョンは、次の方法で確認できます。

 【BIOSセットアップメニューからの確認方法】
  セットアップメニューを起動後、[Main]タグの[BIOS Version]欄で確認できます。

 【Webコンソールからの確認方法】
  Webコンソールにログイン後、「システム」タグの[概要]-[System BIOS バージョン]欄で確認できます。

回避策

ありません。

対処方法

システム装置のBIOSを下表に示すバージョンにアップデートしてください。
また、BMCファームウェアも合わせて最新版にアップデートしてください。

 
対象機種 BIOS BMCファームウェア
RS220xN2 5.0.6018以降 Ver. 02.27以降

◇最新のBIOS、BMCファームウェアは、以下よりダウンロードしてご利用ください。

更新情報

2017年10月20日 この情報ページを掲載しました。

  • 本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。