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Hitachi

日立アドバンストサーバHA8000シリーズ

概要

HA8000/RS220xN,RS210xNモデルにおいて、Red Hat Enterprise Linux 6.5(以下、RHEL6.5)をご使用の場合、システムBIOSの設定変更が必要となります。
以下をご確認いただき、システムBIOSの設定変更をしていただきますよう、お願い申し上げます。

現象

対象製品において、RHEL6.5起動時、まれにCPUエラー、システムハングアップ、USBデバイス認識不可が発生する場合があります。

対象製品

対象製品
モデル 形名
HA8000/RS220xN GU*220AN-*******, GU*220BN-*******
HA8000/RS210xN GU*210AN-*******, GU*210BN-*******

お願い事項

以下の手順に従い、システムBIOSのxHCI設定を無効に変更してください。

  1. システム装置の電源を入れます。
  2. システム装置の起動中、画面左下に「Press ‹F2› SETUP, ‹F4› ROM Utility,‹F12›Network」と表示されたら、[F2]キーを押します。しばらくしてセットアップメニューが起動し、Main(メインメニュー)が表示されます。
  3. [←][→]キーを使用してメニューバーのカーソルを移動し、「Advanced」を選択します。Advanced(拡張メニュー)が表示されます。
  4. [↑][↓]キーを使用して「USB Configuration」にカーソルを移動し、[Enter]キーを押します。USB Configuration(USB 設定サブメニュー)が表示されます。
  5. [↑][↓]キーを使用して「XHCI Mode」にカーソルを移動し、[Enter]キーを押します。
  6. [↑][↓]キーを使用して「Disabled」にカーソルを移動し、[Enter]キーを押します。
  7. [F4]キーを押します。
  8. 「Save Configuration and exit?」と表示されたら、「Yes」を選択し[Enter]キーを押します。設定が保存され、システム装置が再起動します。

以上で設定は完了です。

なお、システムBIOSの設定をデフォルト値に戻した場合、本設定項目が「Enable」に設定されます。この場合、上記手順を参照し、「Disable」に設定してください。
本設定により、システム装置のUSBコネクターの動作スピードは、USB3.0からUSB2.0相当になります。

更新情報

2015年8月21日 この情報ページを掲載しました。

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本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。