ページの本文へ

Hitachi

日立アドバンストサーバHA8000シリーズ

現象

Windows Server 2012/Windows Server 2012 R2 プレインストールモデルにおいて、回復パーティションがFAT32形式になっている。

確認された事象

Windows Server 2012 R2プレインストールモデルにおいて、Windows Server バックアップの [バックアップの構成の選択] ページで [サーバー全体 (推奨)] を選択し、[次へ] をクリックすると、次のようなダイアログが表示されます。

ダイアログ画面

対象装置

対象装置
装置 装置形名(xは任意の英数字) 備考
RS440xM GxB440xM-xxxxxx* *は4,P
RS220xN GxB220xN-xxxxxx* *は2,4,M,P
RS210xN GxB210xN-xxxxxx* *は2,4,M,P

発生条件

上記対象製品のうち、2015年1月中旬以前に出荷した製品において、回復パーティションはFAT32となっております。回復パーティションがFAT32形式の場合、Windows ServerバックアップやWindows回復環境(Windows RE)が正しく機能しません。

なお、2015年1月下旬以降に出荷した製品については、回復パーティションはNTFS形式に設定されているため、対処は不要です。

確認方法

  1. 管理者ユーザで コマンドプロンプトを開きます。
  2. 次のように入力します。
    diskpart
  3. DISKPART プロンプトで、次のように入力します。
    select disk system
    システムディスクを選択します。
  4. DISKPART プロンプトで、次のように入力します。
    select partition 1
    回復パーティションを選択します。
  5. DISKPART プロンプトで、次のように入力します。
    detail partition
    パーティションの詳細を表示します。
    ファイルシステム(上記コマンド出力の Fs 行の表示)がFAT32形式である場合、該当します。
  6. DISKPART プロンプトで、次のように入力します。
    exit
    DISKPARTが終了します。

回避方法

以下の手順で、回復パーティションを再構成します。

手順1:回復パーティションを特定し、ドライブ文字を割り当てる

  1. 管理者ユーザで コマンド プロンプトを開きます。
  2. 次のように入力します。
    diskpart
  3. DISKPART プロンプトで、次のように入力します。
    select disk system
    システムディスクを選択します。
  4. DISKPART プロンプトで、次のように入力します。
    select partition 1
    回復パーティションを選択します。
    プレインストールの状態で回復パーティションの番号は、1 になります。
  5. DISKPART プロンプトで、次のように入力します。
    assign letter=L
    ここで、L は割り当てを行うドライブ文字です。
    ドライブ文字として L を既に使用している場合は、他の未使用のドライブ文字を指定してください。
  6. DISKPART プロンプトで、次のように入力します。
    exit
    DISKPARTが終了します。

手順2:回復パーティションをNTFS形式に変換する

  1. コマンドプロンプトで次のように入力します。
    convert L: /fs:ntfs
    ここで、L は回復パーティションに割り当てたドライブ文字です。
    ボリューム ラベルが設定されている場合、「ドライブ L: の現在のボリューム ラベルを入力してください」と表示されます。現在のボリューム ラベルを入力してください。

手順3:回復パーティションのドライブ文字を削除する

  1. コマンドプロンプトで次のように入力します。
    diskpart
  2. DISKPART プロンプトで、次のように入力します。
    select disk system
    システムディスクを選択します。
  3. DISKPART プロンプトで、次のように入力します。
    select partition 1
    回復パーティションを選択します。
    プレインストールの状態で回復パーティションの番号は、1 になります。
  4. DISKPART プロンプトで、次のように入力します。
    remove letter=L
    ドライブ文字の削除を行います。
    ここで、L は回復パーティションに割り当てたドライブ文字です。
  5. DISKPART プロンプトで、次のように入力します。
    list volume
    回復パーティションのドライブ文字が削除されていることを確認します。
  6. DISKPART プロンプトで、次のように入力します。
    exit
    DISKPARTが終了します。

手順4:回復パーティションを再構成する (Windows RE を無効で運用される場合、本手順は不要です)

  1. コマンドプロンプトで次のように入力します。
    reagentc /disable
    現在実行中のシステムにマップされているアクティブな Windows RE をすべて無効にします。
  2. コマンドプロンプトで次のように入力します。
    reagentc /info
    Windows RE の状態 が Disabled になっていることを確認します。
  3. コマンドプロンプトで次のように入力します。
    reagentc /enable
    Windows RE を有効にします。
  4. コマンドプロンプトで次のように入力します。
    reagentc /info
    Windows RE の状態 が Enabled になっていることを確認します。