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Hitachi

日立アドバンストサーバHA8000シリーズ

概要

HA8000/xJ〜xMモデルに搭載されるディスクアレイコントローラボード(以下RAIDボードと記す)において、品質改善を行ったファームウェアをダウンロードサイトに掲載いたしましたので、以下にご連絡させて頂きます。

品質改善項目

改善項目1

    

VMware vSphere® ESXi 5.0環境にて、まれにRAIDボード上のキャッシュメモリにてマルチビットエラーが発生する場合があることが判明し、ファームウェアにて改善を行いました。

    

改善項目2

まれにRAIDボードの初期化処理に時間がかかりOS起動不可に至る場合があることが判明し、ファームウェアにて改善を行いました。

対象および発生条件

対象システム装置

  • HA8000/RS220-h HM,JM,KMモデル(外付け用のみ対象)
  • HA8000/RS210-h HM,JM,KMモデル(外付け用のみ対象)
  • HA8000/RS440 AK,AK1,CK1,AL,CL,AL1,CL1モデル
  • HA8000/RS220 KJ,LJ,KK,LK,AK1,BK1,HK1,KK1,LK1,NK1,AL,BL,CL,DLモデル
  • HA8000/RS210 KJ,LJ,KK,LK,AK1,BK1,HK1,KK1,LK1,NK1,AL,BL,CLモデル
  • HA8000/RS110 AK1,AL,BL,GL,AL1,BL1,GL1モデル
  • HA8000/TS20 KJ,LJ,KK,LK,AK1,BK1,EK1,KK1,LK1,AL,BLモデル
  • HA8000/TS10 GK,HK,AK1,BK1,GK1,HK1,AL,BL,GL,AL1,BL1,GL1モデル
  • HA8000/SS10 AK,EK,AK1,EK1,AL,AL1モデル
  • HA8000/NS220 AL,BLモデル
  • HA8000/NS110 AL,BL.AL1,BL1モデル
  • HA8000/NS10 AL,BL,AL1,BL1モデル
  • HA8000-es/RS220 MK,NKモデル
  • HA8000-es/RS210 MK,NKモデル

対象OSバージョン

  • 改善項目1:VMware vSphere® ESXi 5.0
  • 改善項目2:条件なし

対象RAIDボードファームウェアバージョン(改善項目1,2ともに)

  • RAIDボード(内蔵用/外付け用):2.110.63-1184以前
  • RAIDボード(内蔵用[キャッシュバックアップ付]):2.120.73-1321以前

[RAIDボードファームウェアバージョン確認方法]
コマンドラインツールもしくはRAID BIOSユーティリティ(MegaRAID Web BIOS)にて確認をお願いします。
各手順の詳細はファームウェアアップデート手順書をご参照願います。

品質改善版ファームウェアバージョン

以下に品質改善版ファームウェアのバージョンを示します。

  • RAIDボード(内蔵用/外付け用):2.120.233-1474
  • RAIDボード(内蔵用[キャッシュバックアップ付]):2.130.313-1585

お願い事項

品質改善版ファームウェアとアップデート手順を下記に掲載しております。ダウンロードし、適用をお願い致します。

LSI社製MegaRAID SAS 2108相当RAIDボード用ファームウェア・Linuxドライバアップデートツール

アップデート適用にあたり、ご留意いただきたい事項は以下のとおりです。

  • * RAIDボードファームウェアアップデートツールはオフラインでのツールです。
    更新作業にあたりシステム装置の再起動が必要となります。
  • * 作業時間は1台あたり約40分です。