[内容]
Swen と呼ばれるコンピュータウイルスが発見されました。(別名に WORM_SWEN.A、W32.Swen.A@mm、W32/Swen@MM)。現在のところ、以下の方法で感染を広げていくことが判明しています。
- E-Mail による感染、拡大
- IRC チャネルに接続し、ユーザが参加しているチャネルに参加している他のユーザにワームを送信
- P2P ファイル共有システムである「KaZaA」を利用してウイルスを頒布
- 共有ドライブにウイルス自身をコピー
- News Group に投稿
Swen ウイルスは、マイクロソフト セキュリティ情報
MS01-020 に記載されている脆弱性を悪用して、Outlook や Outlook Express
のプレビューウィンドウにメッセージを表示させるだけで自動的に感染します。
[影響を受ける可能性のあるソフトウェア]
- Microsoft Outlook
- Microsoft Outlook Express
[対策]
本ウイルス (ワーム) は Internet Explorer
の脆弱性を悪用して感染活動を行います。そのため、この脆弱性を修正するための対策が必要になります。
また、Outlook 電子メール セキュリティ アップデート または Outlook Express
の設定変更により本ウイルスの感染を防止することも可能です。
詳しくは、下記のマイクロソフト社のページを参照してください。
Microsoft TechNet [Swen に関する情報」
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/virus/swen.asp

このマイクロソフト社のページでは、修正プログラムのダウンロードも可能になっています。
お客様のコンピュータに修正プログラムを適用される場合は、事前に十分な動作確認を実施した後に業務運用環境へ適用されることを強く推奨いたします。
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