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Flora オンラインマニュアル


一般的な安全上の注意事項


電源コードの取り扱い
電源コードは必ず付属のものを使用し、次のことに注意して取り扱いください。 取り扱いを誤ると、電源コードの銅線が露出したりショートや一部断線で、過熱して感電や火災の原因になります。
・ ものを載せない
・ 引っ張らない
・ 押しつけない
・ 折り曲げない
・ 加工しない
・ 熱器具のそばで使わない
・ 束ねない
・ 他の機器に使用しない
・ 電源プラグをコンセントに差し込むとき、または抜くときは必ず電源プラグを持って行う
・ 電源プラグをコンセントから抜き差しするときは、乾いた手で行う
・ 電源プラグをすぐに抜けるように、コンセントの周りにはものを置かない

修理・改造・分解
自分で修理や改造・分解をしないでください。火災や感電、やけどの原因になります。

異常な熱さ、煙、異常音、異臭
万一異常が発生した場合は、電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いてください。バッテリーパックも取り外してください。そのまま使用すると、感電、火災の原因になります。

湿気やほこりの多い場所での使用
浴槽、洗面台、台所の流し台、洗濯機など、水を使用する場所の近傍、湿気の多い地下室、水泳プールの近傍やほこりや油煙の多い場所では使用しないでください。電気絶縁の低下によって火災や感電の原因になります。本体内部にほこりが溜まることによって、精密部品の冷却を妨げ、故障ややけどの原因になります。

タコ足配線
同じコンセントに多数の電源プラグを接続するタコ足配線はしないでください。コードやコンセントが過熱し、火災の原因になるとともに、電力使用量オーバーでブレーカーが落ち、ほかの機器にも影響を及ぼします。

電源プラグの接触不良やトラッキング
電源プラグは次のようにしないと、トラッキングの発生や接触不良で過熱し、火災の原因になります。
・ 電源プラグは、根元までしっかり差し込む
・ 電源プラグは、ほこりや水滴が付着していないことを確認し、差し込む。付着している場合は、乾いた布などで拭き取ってから、差し込む
・ グラグラしないコンセントを使用する

AC アダプターの取り扱い
AC アダプターは、次のことに注意して取り扱いください。火災、感電もしくは発熱によるやけどの原因になります。
・ 絶対に分解しない
・ 浴槽、洗面台、台所の流し台、洗濯機など、水を使用する場所の近傍、湿気の多い地下室、水泳プールの近傍やほこりや油煙の多い場所で使用しない
・ 水に濡らしたり、濡れた手で触れない
・ 落下などによる強い衝撃を与えない
・ 熱がこもるような環境で使用したり、放置したりしない
・ 上に物を置かない
・ 必ず付属のコードセット( 電源コード) を使う
・ 本セキュリティPC 以外の機器に使用しない

バッテリーパックの取り扱い
バッテリーパックは次のことに注意して取り扱いください。取り扱いを誤ると、液漏れ、過熱・破裂・発火し、火災やけがの原因になります。
・ 電池の+−端子間をショートさせない
・ 火中に投入したり、60 ℃以上に過熱しない
・ 落下などによる強い衝撃を与えない
・ 外装パックが著しく破損するような衝撃を与えない
・ 濡れた布で金属部分を拭かない
・ 水に濡らしたり、濡れた手で触れない
・ 分解・改造しない
・ 火のそばや、炎天下、暖房器具の近くなどで使用、放置、充電しない
・ 指定外のバッテリーパックを使用しない
・ 液漏れしている場合には、素手で触れない。万一付着した場合は水で洗い流す
・ 持ち運びや保管のときは端子を絶縁する
・ 本セキュリティPC 以外の機器に使用しない

梱包用ポリ袋について
セキュリティPCの梱包用エアーキャップなどのポリ袋は、小さなお子様の手の届くところに置かないでください。かぶったりすると、窒息するおそれがあります。
心臓ペースメーカーを装着時の使用
心臓ペースメーカーなど、医療機器をご使用の環境では、安全のため装着部分から22cm 以上離してご使用ください。電波によりペースメーカーの動作に影響を与えるおそれがあります。
付属品の使用
AC アダプターやバッテリーパックなどは、必ず付属または指定のものをご使用ください。それ以外のものを使用すると、電圧、最大出力電流や+−の極性が異なっていることがあるため、火災の原因になります。

航空機内での使用
航空機内で使用するときは、航空会社の指示に従ってください。航空機の計測器などに悪影響をおよぼすことがあります。
セキュリティPC の電源OFF について
セキュリティPC の電源を切っても、一部の回路には通電されています。休暇や旅行など長期間ご使用にならないときは、必ずAC アダプターの電源プラグをコンセントから抜き、バッテリーパックを取り外してください。万一、部品破損時には発煙、発火の原因になります。


低温やけど
セキュリティPC 使用中は底面が熱くなります。ひざの上などに直接のせて使用しないでください。低温やけどのおそれがあります。また、装置の一部が熱くなる場合がありますが、装置動作に支障をきたすものではありません。

光学式マウスについて
マウスの底面から発せられる光を直接見ると、眼を痛める場合があります。光を直接見ないでください。
バッテリーパックの液漏れ
誤った取り扱いをすると、バッテリーパックから液漏れすることがあります。この液体には絶対に触れないでください。もし液体が手に付いたときは、流水で洗い流してください。万一、口に入ったときは水でゆすぎ、目に入ったときは清水で洗い流してから、医師の診断を受けてください。
磁石の影響について
本セキュリティPC は、下図の丸印の5ヵ所に磁石が取り付けられています。
これらの磁石は装置本体への影響はありませんが、クリップなどの金属片が吸着する場合がありますので、周囲に金属片を置かないようにご注意ください。吸着してそのままにしておくと手などが触れた際にけがをするおそれや、故障の原因になります。また周囲25mm以内に磁気の影響を受けやすい精密機器・電子機器、磁気記録媒体、磁気カード等を近づけないでください。故障したり、データが消失したりする場合があります。
<磁気の影響を受けやすい機器類の例>
時計、腕時計、フロッピーディスク、ビデオテープ、ATMカード、クレジットカード、プリペイドカード等
目的以外の使用
踏み台やブックエンドなど、セキュリティPCとして用途以外に装置を使用しないでください。壊れたり倒れたりし、けがや故障の原因となります。
不安定な場所での使用
傾いたところや狭い場所など不安定な場所には置かないでください。落ちたり倒れたりして、けがをするおそれがあります。

液晶ディスプレイ部の破損
液晶ディスプレイ部はガラスでできています。液晶ディスプレイ部が破損したときは、ガラスの破片には直接触れないでください。けがをするおそれがあります。
信号ケーブルについて
・ ケーブルは足などをひっかけたり、ひっぱったりしないように配線してください。ひっかけたり、ひっぱったりするとけがや接続機器の故障の原因となります。また、データ消失のおそれがあります。
・ ケーブルの上に重量物を載せないでください。また、熱器具のそばに配線しないでください。ケーブル被覆が破れ、接続機器などの故障の原因となります。
眼精疲労について
ディスプレイを見る環境は300 〜 1000ルクスの明るさにしてください。また、ディスプレイを見続ける作業をするときは1時間に10分から15分程度の休息をとってください。長時間ディスプレイを見続けると眼に疲労が蓄積され、視力の低下を招くおそれがあります。
ヘッドホンやイヤホン
ヘッドホンやイヤホン使用時は、適度な音量でご使用ください。音量が大きすぎると難聴になるおそれがあります。

装置の損害を防ぐための注意

通気孔をふさがない
通気孔は内部の温度上昇を防ぐためのものです。次のことに注意して通気孔をふさがないようにしてください。内部の温度が上昇し、発煙や故障の原因になります。
・ ものを通気孔の近くに置いたり立てかけたりしない。
・ 本体底面がふさがれるような布、じゅうたんなどの上には置かない。

使用する電源
使用できる電源は交流100V です。それ以外の電圧では使用しないでください。電圧の大きさに従って内部が破損したり過熱・劣化して故障の原因になります。
落下などによる衝撃
落下させたり、ぶつけたりするなど過大な衝撃を与えないでください。内部に変形や劣化が生じ、そのまま使用すると、故障の原因になります。
接続端子への接触
USB コネクターなどの接続端子に手や金属で触れたり、針金などの異物を挿入したりしないでください。金属片のある場所に置かないでください。発煙したり接触不良などにより故障の原因になります。
LAN コネクターについて
LAN コネクターには、LAN ケーブルを接続してください。LAN ケーブル以外のケーブルを接続しないでください。故障するおそれがあります。
底面の発熱について
パソコンの使用中は底面が熱くなります。設置場所によっては、長時間使用することで机などの塗装が変色する場合があります。

腐食性ガスについて
腐食性ガス( 特に亜硫酸ガス、硫化水素、塩素ガス、アンモニアガスなど) や塩分を多量に含む空気、油煙などが発生する場所に設置しないでください。このような場所では、セキュリティPCおよび周辺機器の表面を化学的に腐食することにより、電子部品の接触抵抗が増加したり、可動部品の構造がもろくなり、セキュリティPCおよび周辺機器の信頼性が著しく低下します。

装置内部への異物の混入
装置内部への異物の混入を防ぐため、次のことに注意してください。異物によるショートや異物のたい積による内部温度上昇が生じ、装置の故障の原因となります。
・ 通気孔などから異物を中に入れない
・ 花ビン、植木鉢などの水の入った容器や虫ピン、クリップなどの小さな金属類を装置の上や周辺に置かない
・ 装置のカバーを外した状態で使用しない
温度差のある場所への移動
移動する場所間で温度差が大きい場合は、表面や内部に結露することがあります。結露した状態で使用すると装置の故障の原因となります。すぐに電源を入れたりせず、使用する場所で20 〜 30 分そのまま放置し、室温と装置内温度がほぼ同じに安定してからご使用ください。
アルミ電解コンデンサーについて
このセキュリティPCに使用されているアルミ電解コンデンサーは有寿命部品です。設計寿命は、1 日に8 時間、1ヶ月で25 日間使用で約5 年です。寿命になると、電解液の漏れや枯渇が生じます。特にAC アダプターでの電解液の漏れは、発煙の原因になることがあります。これらの危険を避けるために、設計寿命を超えて使用する場合は、有寿命部品単位で交換してください。また、業務用など昼夜連続運転相当では5年より寿命は短くなります。

電波障害について
ほかのエレクトロニクス機器に隣接して設置した場合、お互いに悪影響を及ぼすことがあります。特に近くにテレビやラジオなどがある場合、雑音が入ることがあります。その場合は、次のようにしてください。
・ テレビやラジオなどからできるだけ離す
・ テレビやラジオなどのアンテナの向きを変える
・ コンセントを別にする
静電気について
セキュリティPCや内蔵周辺機器は精密機器です。わずかな静電気も故障の原因になります。あらかじめ金属に触れるなどして、体から静電気を逃がしておいてください。

●警告ラベル

■ セキュリティPC
■ ACアダプター
■ バッテリーパック

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