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Flora オンラインマニュアル


上手にバッテリーを使う

ここでは、上手なバッテリーの使い方を説明します。

バッテリーに適した使用環境

セキュリティPCの使用環境にてお使いください。寒冷地では、立ち上げ直後の残量表示が極端に少なくなったり、充電ができない場合があります。その場合は、常温でしばらく放置したあとに充電してください。

・ 使用環境について→6章の「セキュリティPC仕様一覧」

バッテリー使用前に、必ずバッテリーを充電する

バッテリーでご使用の際は、事前に必ず充電してください。特に、ACアダプターを接続しないで電源を入れる場合、立ち上げに多くの電力を消費しますので、バッテリーの残量が少ない場合では正常に電源が入らない場合があります。

過放電しない

セキュリティPCは電源を入れなくても、ごく少量ですが電力を消費します。そのため、バッテリーパックをセキュリティPCに取り付け、ACアダプターを接続せずに長時間放置すると過放電になります。
また、残量の少ないバッテリーパックをセキュリティPCに取り付けた場合、2〜3日で過放電になります。過放電したバッテリーパックは、充電が始まるまでに数時間かかったり、充電できる容量が少なくなります。また、バッテリーパックが使用できなくなることがあります。セキュリティPCを長時間使用しない場合は、バッテリーパックを取り外してください。

長期間使用しないときでも、1ヶ月に一度は充電する

バッテリーはセキュリティPCを使用しなくても少しずつ消費されています。バッテリーの残量を確認し、15%以下であれば充電してください。また、長期間使用しないときでも、1ヶ月に一度は充電してください。

バッテリーを完全放電する

バッテリーを長期間使用していなかった直後など、バッテリーの残量表示と実際の残量に誤差がでる場合があります。この場合は、以下の手順で一旦バッテリーを完全放電してください。
1 セキュリティPCの電源を入れ、セキュリティPCの立ち上げ中に画面中央に 「HITACHI」と表示されたら、[F2]キーを押す。
BIOSメニューまたは、パスワード入力画面が表示されます。
2 ACアダプターを取り外し、バッテリー駆動にする。
完全放電が完了すると、セキュリティPCの電源が切れます。
3 完全放電後、ACアダプターを接続し充電する。

・ 完全放電したまま放置しないでください。バッテリーが過放電状態になります。

・ 完全放電は、バッテリーが満充電のときから行なう必要はありません。残量が少ないときから行なえば、それだけバッテリーが切れるまでの時間は短くなります。

バッテリーの満充電容量を低くする

「充電容量切替えツール」を使用して、バッテリーパックの満充電容量を低くすることによって、バッテリーパックの寿命を延ばすことができます。設定の方法は「充電容量切替えツールについて」をお読みください。

・ 満充電容量の設定を低くすると、バッテリー駆動時間は短くなります。また、充電完了後も充電容量を保つため数分置きに短時間の再充電を行うことがあります。このときバッテリランプが一時的に点灯します。


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