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Hitachi

エンタープライズサーバ EP8000シリーズ

マシンコード更新情報

日立EP8000改良版マシンコード使用許諾契約書

ダウンロードの際には、使用許諾契約書をよくご理解いただき、承諾いただける場合のみダウンロードが可能となります。

更新情報一覧
対象 690/670 SCSI Enclosure Services(SES)
(型名:THE-7040-61D)
および630/650 SCSI Enclosure Services(SES)
(型名:THE-7311-D20)
のマイクロコード
Version Version 0018
重要性 注意
影響範囲 保守性向上
重要性および
影響範囲の定義
ダウンロード
  • * マシンコードをダウンロードするには、IDとパスワードが必要となります。
  • * 下記のリンクは新規ウィンドウで開きます。

マシンコード更新手順

マシンコードを更新する手順を以下に示します。
ここでいうマシンコードとは、一般的にファームウェア(Firmware)やマイクロコード(Microcode)と呼ばれているライセンス供与のマシンコードの総称として使用しています。以下手順では、各マシンコード毎にファームウェア(Firmware)やマイクロコード(Microcode)と呼んで説明しています。

1.0 マイクロコード変更来歴

マイクロコード変更来歴一覧
  バージョン0016以降は、「2.0.2 関係する装置」に記載された全ての装置に適用します。
0018 7040-61D: Change for some versions, when DASD can not present to report 0 slots instead of "populated".
7311-D20: Added numerical identifiers for the left (1) vs. right (2) backplane.
0017 Code level 0016 (not previous levels) may cause certain p630 models to report incorrect hdisk slot locations in the SCSI Hot Plug Task.
0016 1) Corrects SCSI_ERR_10 entries logged during diagnostics on the 690/670.
2) Corrects Hot Plug Slot shift problem that occurred when microcode levels 0014 or 0015 were applied 7040-61D.
  バージョン0014と0015は、7040-61Dにはリリースされていません。
0015 Downloading previous levels of microcode to the HSBP2M backplane (one of two types of backplanes existent in the 7038-6M2) causes a SCSI_ERR10 to be logged, a SCSI Bus Reset. Level 0015 prevents this condition.
0014 Fixes two things:
1. VPD checksum error logged by SPCN during boot.
2. Inability to reset fault LED when connected to FC2498.
  下記のバージョンは、7040-61Dだけにリリースされました。
0011 Corrects LED/slot reporting during diagnostic SCSI hot swap task.
0010 Corrects misreporting of "Redundant Power or Cooling Problem" in system error log.
0005 First level released.

2.0.0 概要

******* この注意書き全体を読んで下さい。*******

2.0.1 インストール時間

約30分

2.0.2 関係する装置

690および670のTHE-7040-61D
650 model 6M2および630 model 6C4/6E4のTHE-7311-D20

3.0 現在のマイクロコードの割出し

マイクロコードをインストールする前に、ターゲット・システムにインストールされているバックプレーンのマイクロコード・レベルを割出すことは重要です。
下記の手順を使用して、バックプレーンのVPDに書かれている"ROS level and ID"を読んで下さい。

  1. 人手入力にて、システムにインストールされているバックプレーン・アダプタをリストアップして下さい。

    入力例:

    lsdev -C | grep ses
    • 注:バックプレーンにインストールされている全てのアドレスが表示されます。バックプレーンの名前は、sesXで、Xには0,1他が入ります。
  2. アダプタの現在のマイクロコード・レベルを調べるために、下記のコマンドを入力して下さい。

    入力例:

    lscfg -vl sesX
    Xには前記のコマンドの数字が入ります。コマンドにより、下記のような情報が出力されます。

    出力例:

        DEVICE       LOCATION         DESCRIPTION
        ses          37-08-00-15,0    SCSI Enclosure
        Manufacturer................IBM
        Machine Type and Model......HSBPD6X PU4SCSI
        ROS Level and ID............XXXX
        Device Specify.(Z0).........0D00020232004000
        Device Specify. (Z1)........FN  53P0257
    もし、ROS Level and ID のXXXXが0018より小さい場合は、マイクロコードを更新して下さい。

4.0 WEBからの更新ファームウェアのダウンロードおよび解凍

AIXシステムの”/etc/microcode”ディレクトリに、マイクロコードファイル(A0900724.0018)を格納する手順を以下に示します。

  • * ダウンロードファイルは、RPM形式のファイル(ses.0018.rpm)です。

a) 本ページ上部の”ファイルのダウンロード”から、RPM形式ファイルをダウンロードして下さい。

b) RPM形式ファイルをAIXシステム上の/etc/microcodeディレクトリへ移動して下さい。
下記の手順を実行して、ファイルを解凍します。
下記をコマンド入力して下さい。

入力例:

cd /etc/microcode
rpm -ihv --ignoreos ses.0018.rpm

A0900724.0018がAIXシステム上の/etc/microcodeディレクトリに追加されます。
ファイルサイズとマイクロイメージのチェックサムの検証は5.0節で行います。

  • * "/etc/microcode"は、"/usr/lib/microcode"へのシンボリックリンクです。
  • * 上記に出てくるディレクトリ又はファイルにコピーする権限がない場合、ユーザは新しいロケーションを作らなければならないでしょう。

5.0 SCSI Enclosure Services のマイクロコード ダウンロード手順

  • * マイクロコードのダウンロードはLPAR毎のSESエンクロージャに対して、別々に行う必要があります。
    システムに再び書き戻す必要に備え、マイクロコード更新ファイルの現在および古いバージョンは保管して下さい。

警告:マイクロコードの更新後、システムは電源の再立上げが必要になる場合があります。このケースでは、シャットダウン・コマンドを通してのリブートでは不充分になります。(ステップ12と12bを参照して下さい。) つまり、完全なシステム電源オフを行い、UEPOスイッチでの電源オンをすることが必要です。

警告:バックプレーンを固定的に壊してしまうおそれがあるので、マイクロコードをダウンロード中は、絶対に電源をオフしないで下さい。

  • * マイクロコード・ダウンロード手順は、バックプレーンを破壊するものではありませんが、マイクロコードのインストールの前に関係するシステムのバックアップ作業を行っていることを、予防として確認して下さい。
FAQ:マイクロコードのインストールは、稼動中にできますか。
プロセスの最後に(UEPOスイッチによる)電源のオフ/オンが必要なため、できません。SESへのマイクロコードのダウンロードは、I/O転送には影響を与えませんが、SESは稼働時交換を制御しているので、マイクロコード・ダウンロード手順を行っている時には、稼働時交換を行ってはいけません。
FAQ:マイクロコードを有効化させるために(UEPOスイッチによる)電源のオフ/オンが必要ですか。
多分必要です。

インストール時間:約1時間
手順:

  1. 全てのアプリケーション・プログラムを止めて下さい。
  2. "diag"を入力して下さい。
  3. ダイアグノスティックス・メニューから"Task Selection" を選んで下さい。
  4. "Task Selection"から"Microcode Download"メニュー を選んで下さい。
  5. デバイスリストから更新が必要なSES (バックプレーン)を選んで下さい。
  6. ファイルシステムを選んで下さい。
    注: もし、このレベルのマイクロコードが既にインストールされている場合、それを知らせるメッセージが表示されます。また、もし /etc/microcode ディレクトリに以前のレベルのマイクロコードがない場合も、メッセージが表示されます。これは事実ですが、 ダウンロードを完了することは必要ではありません。継続する場合は、enterキーを叩いて下さい。
  7. ダウンロードが完了すると、下記のメッセージが画面上に表れます。:
    "The microcode download has completed successfully, run diagnostics on the SES device"
    "run diagnostic"というメッセージは無視して、この時点ではSESに対してダイアグノスティックスを実行しないで下さい。
  8. "Task Selection"メニューに戻り、このマイクロコードが必要なSES1つ1つに対して同じ手順を繰り返して下さい。
  9. ダイアグノスティックスから出て下さい。
  10. LPARをインストールしているシステムでは、マイクロコード・ファイルは、コードを更新するためのSESデバイスを持つ全てのパーティションに置く必要があります。それぞれのパーティションで、この手順に従って下さい。
    1. ターゲット・パーティションにログ・インして下さい。
    2. cd /etc/microcode を入力して下さい。
    3. メディア・ベイがアサインされているパーティションへFTPして下さい。
    4. cd /etc/microcode を入力して下さい。
    5. bin を入力して下さい。
    6. get A0900724.0018を入力して下さい。
    7. quit を入力して下さい。
    8. sum A0900724.0018と入力することでチェックサムを確認して下さい。ファイルサイズは12731に、チェックサムは45301になるはずです。
    9. 上記の手順に従って、マイクロコードをパーティション内の全てのSESデバイスへダウンロードして下さい。
  11. 上記のステップを使って自分自身のコードを更新したSESデバイスに対して下記を実施して下さい。
    1. "rmdev -l ses#" を入力して下さい。 <# はsesデバイス番号です。>
    2. "mkdev -l ses#" を入力して下さい。 <# はsesデバイス番号です。>
  12. 全てのSESデバイスがodmに見える場合は、ステップ11の後に、ステップ13を続けて下さい。そうでなければ、ステップ13を続けて下さい。
  13. I/Oドロワが7039ラックに接続された7040-61Dの場合は、HMC GUIからドロワを切離し、その後再度起動して、ステップ15に実施して下さい。
  14. 他の全ての構成については、UEPOスイッチにて装置の電源オフ/オンを行って下さい。装置がブート後 ステップ15に実施して下さい。
  15. 更新したsesそれぞれで、"lscfg -vl ses#"を入力して下さい。コード・レベルが0018であることを確認して下さい。 <# はsesデバイス番号です。>