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企業情報ニュースリリース

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2020年10月8日
日立ABBパワーグリッド社

日立ABBパワーグリッド・インド社が、
インドの製油企業から変電設備を約14億円で受注

高度な変電設備の提供により製油所と石油化学プロジェクトを支援し、
地域の経済発展に貢献

  日立ABBパワーグリッド・インド社(ABB Power Products and Systems India Limited)は、インド国営石油・ガス会社のHindustan Petroleum Corporation Limited(ヒンドゥスタン・ペトロリアム・コーポレーション社)とインド西部ラージャスターン州政府による合弁企業である、HPCL Rajasthan Refinery Limited (エイチピーシーエル・ラージャスターン・リファイナリィ社、以下HRRL)から、同州に建設中のバルメール製油所向けの変電設備を、約10億インドルピー(約14億円)*1で受注しました。
  当社は今回、同州の電力網からバルメール製油所に円滑かつ効率的に電力を供給するために、220/66kV変電所設備として、省スペースかつメンテナンス頻度の少ないガス絶縁開閉器(GIS)、電力設備の安全性と効率性を高める業界最高水準の変圧器、高度な変電所自動化システムなどを提供し、バルメール製油所と石油化学プロジェクトを支援します。

  日立ABBパワーグリッド・インド社の代表で、日立ABBパワーグリッド社の南アジア担当役員であるVenu Nuguri(ベヌ・ヌグリ)は、「インドは世界第3位の石油消費国であり、石油の安定供給が求められる製油業者にとって、信頼性の高い電力は不可欠です。今回、当社がHRRL社のパートナーに選ばれ、インドでのインフラ開発、経済復興、雇用創出に貢献するこのプロジェクトを支援できることを大変嬉しく思います。当社は今後も先進的なソリューションにより、将来のエネルギー需要の拡大に対応していきます。」と述べています。

  バルメール製油所は、繊維・包装・石油産業向けのクリーンな燃料や原料を生産する製油所で、総処理能力は年間900万トンに達する見込みです。完成時には約1,000人の直接雇用、建設期間中には最大4万人の間接雇用を創出し、ラージャスターン州の経済発展に貢献することが期待されています。

  日立ABBパワーグリッド社は、幅広い戦略に基づき、グリッド接続と電力品質における当社の長年のリーダーシップを生かして、産業分野においても事業の拡大をめざしていきます。

*1
1インドルピー=1.44円にて計算

関連情報

日立ABBパワーグリッド社について

  日立ABBパワーグリッド社は、日立とABB社で合わせて約250年の歴史を持つグローバルテクノロジーリーダーであり、90カ国で約36,000人の従業員を擁しています。スイス・チューリッヒに本社を置き、エネルギー、インダストリー、インフラ産業のバリューチェーンに加えて、モビリティ、スマートシティ、蓄電やデータセンターなどの新分野にも事業を展開しています。日立ABBパワーグリッド社は、グローバルトップの導入実績やフットプリントを生かし、お客さまの社会的価値、環境価値、経済価値のバランスを向上させます。また、より強じん、よりスマート、よりクリーンなグリッドを実現するためのパートナーとして、革新的なデジタル技術により"Powering Good for Sustainable Energy"を実現していきます。

  日立ABBパワーグリッド・インド社は、ABB Power Products and Systems India Limitedという法人名で運営されており、インド証券取引所(National Stock Exchange of India Limited、NSE)およびBSE Limited(BSE)に「POWERINDIA」(Scrip code 543187)として上場しています。

以上

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