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企業情報ニュースリリース

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2020年4月16日
日立オートモティブシステムズ株式会社

ドイツの自動車部品向けソフトウェア開発会社seneos GmbHを買収

  日立オートモティブシステムズ株式会社(プレジデント&CEO:ブリス・コッホ/以下、日立オートモティブシステムズ)は、4月15日付で、ドイツを中心に自動車部品向けソフトウェア開発事業を展開するseneos GmbH (以下、ゼネオス社)の全株式を取得し、完全子会社化したことをお知らせします。

  日立オートモティブシステムズは、電動化など成長分野における製品やシステムを供給する中で、欧州における顧客基盤を拡大し、実績を積み重ねてきました。ゼネオス社は、主に自動車部品のソフトウェア開発に注力するシステムエンジニアリング会社であり、主要な欧州自動車メーカー向けのソフトウェア開発において多くの実績があります。今後は、ゼネオス社が培ってきた欧州におけるソフトウェア開発力を生かし、製品やシステムの競争力強化や、販売拡大を図ります。
  さらに、ゼネオス社のソフトウェアをグローバルに展開する製品やシステムに活用することで、世界中の自動車メーカーのニーズに迅速に対応し、統合制御システムによる先進的なビークル・ソリューションの開発を加速させます。

  電動化、自動運転、コネクテッドといった自動車の高機能化に伴い、車両1台あたりに搭載されるソフトウェアのプログラム規模が飛行機の約10倍以上*となるなど、自動車におけるアプリケーションなどのソフトウェア搭載量が拡大しています。こうした中、日立オートモティブシステムズは、ゼネオス社の買収を通じて、自動車部品に搭載するソフトウェア開発を的確に行うフロントエンジニアリングを強化するとともに、国・地域ごとの商習慣や、最新の共通標準ソフトウェアアーキテクチャーやソフトウェア開発プロセスのフレームワークなどに則り、緻密かつ効率的なソフトウェア開発を行います。

*
出典:NXP Semiconductors

  これからも日立オートモティブシステムズは、パワートレイン、先進シャシー、自動運転・先進運転支援の事業分野において、グループシナジーによる技術革新により、社会課題を解決するソリューションを提供し、持続可能かつ、人々が健康、安全で快適な生活を送れる社会の実現に貢献していきます。

ゼネオス社の概要

名称seneos GmbH
所在地Cologne, Germany
代表者CFO Heiko Berger(ハイコ・バーガー), COO Klaus Fassbender(クラウス・ファスベンダー), CSO Guido Renneberg(グイド・レネバーグ)
事業内容自動車部品などの電気・電子機器の設計、プロセス管理やコンサルティングや、組み込みシステムのソフトウェア開発などシステム・エンジニアリング・サービス
設立年月日2007年11月
従業員数64名(2020年4月15日時点)

日立オートモティブシステムズの概要

名称日立オートモティブシステムズ株式会社
所在地東京都千代田区大手町二丁目2番1号
代表者プレジデント&CEO:ブリス・コッホ
事業内容自動車部品および輸送用並びに産業用機械器具・システムの開発、製造、販売およびサービス
設立年月日2009年7月1日
資本金15,000百万円
株主株式会社日立製作所(100%)
売上収益
(2019年3月期、連結ベース)
9,710億円
従業員数
(2019年3月末時点、連結ベース)
30,100人

以上

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